熊野古道の旅ー07.瀧の見える部屋に泊まる

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距離は少ないが上下に結構歩いたので大分疲れた。こういう事なら明日はもっと疲れるだろう。
宿に帰って休んでおこう。山の夜は速い、宿まで歩く間にかなり暗くなった。
瀧の見える部屋が待っている。今晩の客は3組だけだそうだ。今回の震災でキャンセルが続いた
のだそうだ。それで3組とも瀧の見える部屋に泊まれることになった。

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酒を飲みながらご飯を食べて、風呂に入って、又、酒を飲みながら、瀧を眺めて寝てしまうのも
いいものだ。と飲みながら思っていたら、暗い夜には見えないのだ。
ぐっすり寝た。朝起きると又瀧が見えた。あたりまえだ。それで気持ちよくトイレに行った。
「ちょっと角度がきついな」と思いつつも用をたすためにしゃがんだら、
いきなり「ギクッ」っと来た。「しまった、やってもた」ギックリ腰だ。
完全にいってしまったのではなくて、なりかけ、ぎりぎり状態だ。
やや前かがみでかたまったままそろりそろりと部屋に帰る。
「やばい」じわじわそろりと腰痛ストレッチを何度かやってみる。すこしだけましになった。
「これで大雲取越のきつい山越えかいな。どないなんのやろ」心配はつのる。
部屋は2階だから朝飯は一階だ。手すりをもちながら体を固めてカクカクと降りる。
朝飯も沢山食べた。腰は痛くても飯はうまい。弁当ももらった。行くしかない。
部屋に戻って、もう一度ストレッチをやって、心と腰を引き締めて出発だ。
「その眼の前の階段をまっすぐ登ると青岸渡寺へ近道ですよ」と宿の人が教えてくれる。
いきなり一気の登りだ。

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「横揺れしないように」気をつけて、ゆっくりゆっくり登る。
山道を登る時は眼の前は坂ばかりだが、時々振り返ると見通しがよくて言い景色が見られるものだ。
しかし、そんな時も、体をねじらずに、1、2、3と動作を区切って後ろを向くのだ。
それでも時間がたてば上に着く。
青岸渡寺でもう一度手を合わせて、煙を頂いて、右手に廻り込んで裏の方に行く。
昨日見ておいた、熊野古道入り口の石がある。
一回振り返って、那智山を見てから、
「さあ、いよいよ熊野古道、大雲取越の出発だ」
「頑張って行こう」
まだ誰も人の気配がない。
石畳を一歩一歩登って行こう。腰に気をつけて。

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