コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−73、ショッピングセンターの篆刻石屋。

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−73、ショッピングセンターの篆刻石屋。

ショッピングセンターの篆刻石屋。

杭州美術学院の寮生活の生活圏、徒歩30分以内のところにほぼ何でもある。
飯を食いたければ、いろんなレストラン、食堂、屋台、なんでもある。
日用品は、近くに大きな市場がある。カルフールもある。コンビニもある。
何でも買える。
食料が買える。ビールも買える。衣料品なども買える。何でも買える。
学校やから文房具が必要だ。特に、水墨画となると、墨やら筆やら、紙やらと
特殊な道具が必要になる。
さすが、美術学校のお膝元、こういう店も沢山ある。文房具屋さんばっかり集まった
ビルさえあるのだ。
街の中にこういう店が普通にあるのは、さすが書画の文化の歴史が長い中国ならでは
やなあと感心する。日本ではこう言う店は、昔は沢山あったらしいけど、今では
特別な専門店以外は無くなってしまった。
それはそれとして、とても不思議な店を見つけた。
篆刻石の店だ。日本で篆刻石の店を専門店を見つけるなんてことはまずあり得ない。
書画道具の専門店の一角で石が売られてるくらいだ。
こういう店が何軒もある。
しかも、店中が石だらけの専門店だ。ということは、それだけ需要があるって事だ。
こんな石は、篆刻をやる人しか買うはずがない。ということは、それだけ篆刻をやる
人が多いってことだ。
篆刻って、どっちかって言うと書道の一分野のような気がするけど、かなりマイナーな
世界って思ってた。それが、いくら、美術学校のある都市とはいえ、これだけの需要が
あるってすごいことやと思う。
いろいろ言うてもやっぱり、4000年、5000年の歴史が物語る書画文化発祥の地だ。
こういうところは素直に尊敬する。
層の厚さ、幅の広さがちがうなあ。
てなことを思いながら学校の篆刻の先生に教えてもらったという、リーズナブルな
石屋さんに行っている。
これが、すごく妖しい場所にある。
南宋時代の歴史地区である、河坊街、簡単に言えば、ハリボテ土産物屋街に近いような
観光街があるけど、そのすぐそばにある、呉山花鳥城という超妖しい建物があって、
その中にある。
とても古ぼけた、今にも壊れそうなビルである。

しかも「呉山花鳥城」なんて、実に妖しい名前ではないか。

そのビルの1階は、何やら花屋さん街になってる。ようわからんけど、仏さん用の
花屋さんではなかろうか? わからんけど、
2階は乾物屋さん街。ありとあらゆる乾物がいろんな店舗で売られている。

そして3階にその石屋さんがある。

他にもあるけど、先生ご推薦は1軒だけだ。
この階は仏具屋さんとか、骨董屋さんが集まってるよう。
全体にこんな感じ。何の思想も、コンセプトもない。まあ、このへんの雑居ビルって
そんなとこが多いんで驚きはないけど、見た目がとにかく妖しい。
でもお店は全く妖しくない。

学生の練習用の石なんかをとてもリーズナブルな値段で売っている。とても買いやすい。
石だけでなく、篆刻刀や印泥なんかも置いている。
何より、石の種類が豊富だ。高価で高級なやつもあるし、わしら向けに段ボールの箱に
ゴロゴロと山積みしたやつもある。沢山買ったら笑顔のサービスもある。
因みに、とても気に入ったんで、帰国後も、旅行で杭州を通る時にはかならず機会を
見つけてここに行くことにしてる。
やっぱりこういうところが中国の魅力の一つではないか。

呉山花鳥城

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ありがとうございました。