酒酔い貝、黄泥螺

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先日、上海に仕事で行った時、夜の食事は「小南国」という
ちょっと高級な上海料理の店でした。
「何か、食べたいものがありますか?」と言われ、
「あの、たにし見たいな、でも殻の柔らかい貝を酒に漬けたのがあるでしょう。
あれが食べたい」
と言うと、「黄泥螺(ファンニールォ)でしょう。良く知ってますね」、
「上海人はあれが好きですよ。スーパーに言ったら瓶詰めを売ってますよ」、
「えー、それなら買って帰りたいなあ」というようなやり取りがありました。
非常に柔らかい貝で、箸で持って口で吸うと、殻が潰れて中が吸い取れます。
その時に、紹興酒に漬けてあるので、その甘さと、塩辛さなど複雑な味が
口の中に広がって、怪しい味になります。
貝を生で食べている事になるので、出来るだけ最後のワタのところは食べない
方がいいのですが、勢いでつい食べてしまう事があります。
実はそれも又、旨いのです。
酒のアテにとても合います。

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スーパーで瓶詰めで売っているという事なので、次に時間があれば、是非
買って帰りたいと思っています。
でも、中国で貝を食べて、お腹を壊したとか、肝炎になったという話は
よく聞きますので、注意しましょう。
加熱した料理であっても、貝だと貝殻が厚くて奥まで熱が届かず、一番
奥のワタを食べてあたったらしいという話でした。
でも、魔性の味というんでしょうか。
美味しいんですよね。

こういう剥き蝦も酒のアテにいいですよね。水晶蝦?
広東系で殻付きで蒸したのはもっと美味しいけど。

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毎週水曜は食に関する話です。