最近読んだ本、「パリの酒 モンマルトル」、「キッチン放浪記」

  • 2020.08.04
最近読んだ本、「パリの酒 モンマルトル」、「キッチン放浪記」

オキ・シロー、「パリの酒 モンマルトル」

今までのわしやったらこういう系の本にはあんまり興味を惹かれない。酒といえば
どっちかと言えば生の味を狙いたい。
日本酒でも焼酎でもウィスキーでもブランディーでもええ酒が手に入ったら水や
氷をつかうよりは常温でそのまま頂いて本来の味を楽しむということをやってきた。
ええカッコというよりはただの酒飲みの気取りである。
ところが胃の手術を受けた結果、酒が極端に弱くなった、というか飲めなくなった。
沢山飲むとしんどいのだ。しんどくなって横になりたくても消化しきれたないんで
横になったら逆流してきて却ってよけいしんどくなる。しんどい時ほどがまんして
起きとかんとあかんという難儀な状況だ。
少ないアルコールで楽しまんとあかんという状況に直面してるのだ。
図書館でたまたまこの本を見つけた時、なるほど、カクテルをちょびっと飲んで
満足してしまうという暮らし方のあるんではないかと思った次第だ。
カクテルのこともちょっと勉強してみよう。
この本では、カクテルの説明というよりは、それにまつわる男と女、老いと若さ、
喜びと哀しみ、甘い話にビターな話、いろんな話をお洒落に書き描いている。
そっちがメインなんやろけどわしは飲む方に興味がある。
ちょっと気になったのはこんなやつ。

・モンマルトル
ブランデー30ml
シャルトルーズ(イエロー) 15ml
1ダッシュ
アロマチック・ビターズ 1ダッシュ(ml?)
シャンパン 適量
氷を入れたロック・グラスにシャンパン以外の材料を入れステアする
シャンパンを満たし軽くステアしてレッド・チェリーを沈める
・シャンゼリゼ
コニャック(ブランデー) 30ml
シャルトルーズ(イエロー) 15ml
レモン果汁 15ml
アロマチック・ビターズ 1ダッシュ
シェークし カクテル・グラスに注ぐ
・クーチ・ビハール
ペパー・ウォッカ 45ml
トマト・ジュース 適量
氷塊を入れた大振りのロック・グラスに注ぎ軽くステアする
ペパーウォッカを入手できない場合はウォッカにタカノツメなど
極辛の唐辛子をなるべく長時間つけこんでつくる
・ブルックリン
ライ・ウィスキー 40ml
ドライ・ベルモット 20ml
マラスキーノ 1/2tsp
アメール・ビコン 1/2tsp
ステアしカクテルグラスに注ぐ
・ハバナ
ホワイト・ラム 30ml
シェリー(甘口) 30ml
レモン果汁 1tps
ステアしカクテルグラスに注ぐ
・アカプルコ
テキーラ 30ml
ジャマイカ・ラム(ダーク) 30ml
パイナップル果汁 60ml
ライムまたはグレープフルーツ果汁20ml
シェークし氷を入れたコリンズ・グラスに注ぎ
パイナップルを1切れ
・エルドラド
テキーラ 45ml
レモン果汁 30ml
蜂蜜 3tps
シェイクし氷を入れたロンググラスに注ぎオレンジスライスを飾る

いつの日かお洒落なバーに行ってカクテルを楽しむような時を過ごせるんやろか?
ドタバタ爺さんにはいつまでたっても似合わへんのやろなあ?
それよりコロナはどうなんねん?

中山信忠、「キッチン放浪記」

何故か昭和の時代の人生奮闘記を読むと、つい力が入って応援したくなる。
戦争の時代、敗戦の時代、突然空港で殺された外国人、スパイの容疑を受けたまま
妻は異国に強制送還、しかし、妊娠している。生まれた女の子は日本に。
この過酷な時代に、この子の運命はどうなるのか?
一方、地方の貧しい家庭に生まれた中村大輔は、ふとしたことから料理の道に
触れ、その道に目覚めて行く。
東京オリンピック、バブル、昭和の時代は大いに揺れ動く。その波に揉まれて
苦難もあれば成功もある。
波乱万丈は面白いけど、題名からして、何かおどろくような料理の技や、美味いモン、
あるいはとても意外な食べ方など、食いもんの新たな世界を開いてくれるのを
期待してたんやけど、そういう方面の物語ではなかったようだ。
まあ、勝手に期待して勝手にがっかりしてたら世話はない。
昭和奮闘一代記という感じで読んだらとても面白い。
さて、いつか、このふたりの生き様が交わることがあるのか?
異国の母はどうなったのか?
昭和の時代が、わしらの子供の頃が思い出されて懐かしい。

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ありがとうございました。