九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−3、いよいよ手術へ。

九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−3、いよいよ手術へ。

いよいよ手術へ。

だんだんと手術が現実的になってきた。心のなかでは、こんなに元気で自覚症状も全く無いのに
なんで?という疑問と早く見つかってよかったという気持ちと揺れ動いている。
やるならさっさと済ませてくれという気持ちが強くなってきた。
嫌なことを先送りしてもしょうがない。
検査の結果は当然ながら予想通り。
胃を2/3切除して2箇所のガンを取り除く。
内視鏡の時に当該箇所にはクリップを止めときましたからって主治医の先生はにこやかに
おっしゃる。
ステージ1から2に入りかけの状態で、CTとかの検査を見ても多分転移とかはなさそう、
腹腔鏡での定形手術でいきましょうと言うことだ。
わしは言われるがまま、よろしくお願いするしかない。
まあ、食堂でおまかせ定食を食うようなもんかもしれん。
手術は4時間くらいかなあって先生は元気で明るい。わしはまあまあ。
手術日はキャンセルが出たんで前の想定より早くなって2週間後で確定。怖いけど
早いほうがいい。
では、宜しくって帰ろうとしたまだ検査があるという。
手術にも体力が要るらしい。それに耐えられるかどうか検査するのだそうだ。
怖ろしい。不安になるではないか。
こっからここまで何秒で歩ける?
壁に手をついて片足立ち?
握力検査? 大丈夫かいな?
肺活量も計る。フーフー必死で吐き出しても、そんなんではあかん、もっと頑張れって
ダメ出しがでる。必死でやらんとあかんのだ。
そのあとは口の検査。手術で歯を食いしばった時に歯が折れたり欠けたりしそうでないか?
(どんな手術やねん)
その上、ピッタリのマウスピースを特別に作るために型をとる。
だんだん不安になってきた。
てなことで準備完了、手術日の前日が入院日。いろいろ確定してしまった。
覚悟も決まってきた。
でも、毎日が不安の日々。入院して手術なんて初めての経験だ。怖いなあ。
それでも、手術までは正常な健康人、なんでも食える。今のうちに美味しいもん
食っとこう。
入院の準備も必要だ。いくら病人でもネットを見たくなるやろう。WiFiはあるのか?
多分ないはずだ。調べてみたら、その病院では病室にLanケーブルの口があるらしい。
持っていくのはiPadとiPhone、そうなるとRJ45とライトニングの接続ケーブルが
必要だ。それも買いに行かんとあかん。
バタバタしてるうちに日が経って、入院の日が来た。
まだ腹を切ってないんで飯はいたって普通。
こんなやつだ。

なかなか美味しいではないか。
それにしても暇だ。何もすることがないことに耐えながらその日をすごす。
夜になっても寝られへん。気になってと言うのもあるけど、光が眩しい。
悶々として朝が来た。
いよいよか? いよいよだ。
担当の看護師さんに連れられて歩いて手術室まで行く。
そのままベッドに案内されて、寝転ぶ。
ドキドキしてきた。ベッドに固定されて、いろいろ繋がれる。定形手術とはいえ
けっこう大層やなあと思ってるうちにマウスピースをガチッと嵌められる。
さすがしっくり口に合う。麻酔で寝てても歯を食いしばるんやろか?
あっという間に意識がなくなった。

気がついたら病室のベッドの上やった。
無事終わりましたよと声がかかる。予定通り、4時間ほどの手術だったらしい。
痛み止めのせいかあんまり痛くはない。腹に鉄板をはめられたような感じはする。
さて、とうとう病人になってしまった。

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