中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−46、安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房で墨を買う。

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−46、安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房で墨を買う。

安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房で墨を買う。

さて、機運が最高潮に盛り上がったところで階下に降りる。事務所まで行くと商品が並んでいる。
さて、満を持して皆さん買いに走る。
面白いことに、今まで上海やら北京やらいろんなとこで買った墨と同じような名前の墨が並んでる。
買ってきてももひとつ使った時に満足感がなかったやつだ。しかし、それは作った人、あるいは工房、
工場によるのかもしれん。というかそういうことらしい。
なるほど確かに前のやつは「胡開文」って書いてある。ここのは「老胡開文」って書いてある。
老っていうのは古いって言う意味やけど、実際はこの工房をさすということか?
それでできたものはモノが違うということか?
そんなん素人にはわからへん。
それはともかく、あんだけ熱が入ってるからにはエエもんを作ってはるに違いない。
それに値段が驚くほど安い。松煙墨に至っては日本で買う数分の一以下ではないやろか?
勿論、油煙墨も安い。1/2、1/3くらいの値段で買える。
わしは松煙墨を買った。
こんなやつだ。とてもでかい。一番濃い色がでるやつをということで出したもらった。

直径3cm、長さ12cmくらい。普通の4倍位あるんとちゃうやろか?これで2000円しなかったと思う。
日本で買うと、何万円するかわからへんほどだ。
問題は墨色だ。いくら値段が安くても磨れないと意味がない。前に「胡開文」製で10000円ほどしたやつでも
全然磨れない、色が出ないやつがあった。磨れても墨職が美しくないと意味がない。
これは、要求通りとても濃い色がでるし、墨色がとても美しい。
これはええ、とても気にいて使ってる。
朱墨も買った。

見るからに高級そう。値段は高い。墨より高い。これで数千円する。ただし、日本で高級なやつを
買うとこの1/3ほどで数千円やから相対的にはこちらの方がはるかに安い。
やっぱり本物の辰砂をつかってるからだそうだ。それがいったい何なんかはようわからん。
赤い真っ赤な血の色が出るんかな?
まだ使ってないけど、どんな差がでるか楽しみだ。
みなさんそれぞれ、自分の希望であれこれと買い漁ってはるんでお店の方、と言ってもさっきの
おばちゃんやけど、てんてこ舞いだ。
わしはずっこく先に買ってしまったんでお店の中の展示室を覗いて歩く。
文房四宝の店らしく、水墨の絵がかざってある。

とても良い。この店の墨を使ったらしい。というても絵を描く人の腕がええに決まってる。
こういう絵をさらりと描きたいものだ。

大胆不敵な書があった。なんと素晴らしい。

何て書いてあるんやろ? 鶏?○(わからん)?有?魚?
こんなに自由に大胆に書いてみたい。
気になる絵や書が一杯展示してある。

これを見るだけでも来たかいがあったほどだ。
これが胡開文の開祖かな?

ありがたや。わからんけど。

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