京都、錦市場、「山市」の桜干

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水墨画の勉強の帰り、友人達と錦市場を通りかかったことがあった。特に何か
買うと言うあてがなくても錦市場を歩くのは楽しい。もちろん錦だけやなくて
どこの市場でも楽しいんやけどここみたいに観光客でごった返してるとこも、
それはそれで風物詩に思えるのだ。
友達の1人が、「鱧皮」ないかなあって言い出して、途中からそれを探しつつ
歩いていた。しかしどの店で聞いても今年は鱧皮は出ないのだそうだ。品薄で
値段が上がり、蒲鉾屋さんに大量に行かないんで皮が発生しないという事態で
店に並ばないのだそうだ。成る程、成る程と納得しつつ、人の間をかきわけつつ
通りをあるいているとある干物屋さんの前に来て友人が立ち止まった。

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「ここの桜干うまいんやで」と言う。しかも嬉しいことにわしらにも買って持
たせてくれた。なんと優しい。
それで帰って家で炙って食うととてもおいしい。酒のあてに抜群にあう。
それで又次に一緒にこのあたりを通る機会があって、当然のことのようにまた
この店に寄った。「山市」さんと言うらしい。
えらく古い店のようだ。テレビでこのあたりに取材に来る度に映ってるでと言う。
有名な店なのだ。
海産物の干物を扱う店らしく、桜干だけやなくていろんな美味しそうなものが
ならんでいる。

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あの三角のは何って聞くと、「くちこ」やでと教えてくれた。なるほど話には
聞いてたけど売ってるのを見たのは初めてだ海鼠の卵巣の干物という超珍味と
いうわけやけど気にはなるけど高いんで手が出えへんなあって思う。
他にもいろいろあって色々気になるけど、今日もとりあえず桜干を買おう。
今日は多い目にと思ったけど丁度3人で5枚ずつで売り切れだ。
家に持って帰るとこんな感じだ。

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ぴったりくっついてるけどゆっくりそっと剥がして1枚ずつ焼く。
炙り焼きにするんやけど、焼きすぎてはいかん。
焼けるというよりは温もりが全体に染みこんで、ちょっと反りが出始めるころ
がええ具合ではないかと推察する。
決してばかばか食うモンではない。
酒をちびちび飲みながら、1匹ずつあるいは半分に剥がれたやつをちぎりながら
ちびちびと食うのが美味いのだ。
ついつい酒がすすんでいくらでも呑んでしまいそうになるんで十分注意が必要だ。
何となく古ぼけた、大きくない店で、店頭に並べてる品種も品数も決して多くは
ないのに、きちんと商売が成り立って、美味しいと評判をとれるというのは
さすがやと思う。
ええもんを知ってる人が、ええもんを売ってはるというのは素晴らしい。
いい店を教えて頂いた。
又来よう。

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ありがとうございました。