マレーシア、インドネシアの旅41-舞姫の踊り

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広いダンスフロアのようなとこに人が集まってる。聞いてみたら伝統ダンスの
実演が今から始まるのだそうで、観光客がステージを取り囲むシートの上に上
がって座り始めている。わしらも靴を脱いで出来るだけ前に座ろう。
先にガムランの演奏が始まりそうになるけどなかなかはじまらへんなと思てた
らもうはじまってた。あんまり静かやからわからへんかった。
金属質の打楽器だけでメロディを奏でるような不思議な音楽だ。ヂャラン、
ヂャランと単調が音階が続くだけで、舞台では何も始まりそうにない。何もな
いまま永遠に時間経ったんちゃうやろかと思う頃、向こうの端に気配が起きた。
ゆっくりゆっくり人の形が見えて来る。お能の出だしみたいやなあって思う。

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全部揃たら四人の美女になった。彼女達はやや顔を伏せ加減に両手を仏陀のよ
うに優しく広げ、腰の線は真っ直ぐで上下に揺らぐことなくすすすーと前に滑
り出て来て、そのままフロアの中央で優雅に舞いながら四方に展開して行く。

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顔を心持横に向け、両腕は素直に広げて指先を反らせて印を結ぶような動きを
する。日本の能や舞をおもわせるようなゆっくりとしたテンポを謡曲ならぬガ
ムランの響きが包み込んで行く。

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四人の動きがキチンと揃って美しい。
隣に欧米人の夫婦が座ってて盛んに写真を撮っる横で彼らのガイドが説明する
声が煩い。そのうち、「日本の踊りとそっくりでしょう。私は見たことあるん
ですけど、全く同じですよ。」なんて事を言い出した。
むかつくなあ。「お前は何を言うとるんや、全然ちゃうやんか。」と思う。
インドネシアの芸術がレベルが低いとか、日本の踊りの方が上やとか言う意味
とちゃう。音と踊りで表現しょうとするもんが違うんやと思う。
能や雅楽と動きや音曲の感じが似てると言うんやったらわからんでもないけど
都踊りみたいなんを言うてんやったらそれは違うやんかと言いたい気がするけ
ど、他人さんの話に割り込むわけにもいかんし、なんせ英語で喋ってはった事
やからすぐ忘れた。

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四人は全く同じ動きをしている。まったく相手を見んと同じ動きをするのは彼
女らにとっては当たり前なんやろけど、結構練習が要るはずやと思てたら終わ
った後で養成所みたいなとこを通った。成る程、小さい頃から厳しい練習をし
てはんのやわ。
えっと、あれっ、あの子、女の子と思たら男の子やんか。
まさかさっきの女性は?

さて舞台に戻る。
四人の美女の顔だけや無くて衣装も美しい。細見の体にとても良く似合う。
しかし、舞姫たちが足を上げる時、床が汚れてるからか素足の足裏が汚い。
これはこうなんやと言うんやろけど、わしにはこんなんがとても気になる。
踊り優美にゆっくり時間が流れて終わった。


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