最近読んだ本、「百済観音と物部氏の秘密」、「術と呼べるほどのものへ」

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関裕二、「百済観音と物部氏の秘密」
もう随分前になるけど、法隆寺夏期大学と言うのがあってそれに参加した事が
ある。その時の話もブログにアップしてあるけど、その時に特別御開帳と言う
のがあって、百済観音や救世観音を見せて頂いた。初めてと言うわけではない
けど改めて見て改めて感動した。
お姿が実に美しいのだ。
ほっそりしてしゅっとしてる。あわあわと繊細で優美だ。
仏としての存在感と言うよりは優雅な彫刻というように見えた。
これが当然シルクロードを或いは中国から朝鮮半島を渡って渡来したものだと
思っていたけど、製作に渡来人が関わっていただろうものの日本で創られたも
のだと言う話に驚いた。そしてそのどちらにもモデルがあるはずだと言うのだ。
あの当時の百済と新羅と高句麗の関係、ヤマトと任那の関係。それに中国。い
ろんな話が背景として浮かび上がってくる。それぞれの国が生き延びる為、或
いは勢力を拡大するため、あの手この手、合従したり連衡したり、あの時代か
ら今までそのあたりは何も変わってないんやと思い知らされる。
物部氏といえば古代からヤマトの国の祭祀を司っていたと言う。その名家が何
故滅ぼされたのか。蘇我氏との関係は天皇との関係は?そして藤原鎌足とは何
者なのか?果たして渡来人なのか?
前に読んだ大阪アースダイバーの話と絡み合って、いろんな事が腑に落ちて来
る。古代の歴史ロマンを語る話はやっぱり面白い。
韓国にも旅してみたいものだ。

甲野善紀、「術と呼べるほどのものへ」
甲野善紀氏の新しい本が出た。なんば歩きを調べていて友人に教えてもらって
いろんな本を読み始めたのがきっかけだ。なんば歩きも一本歯の下駄も私には
すごく説得力があった。未だに毎日のウォーキングはなんば歩きを意識して歩
いているし、一本歯の下駄のおかげでぎっくり腰の恐怖からも逃れられたと思
っている。腰のあたりが重だるくなってやばそうやなと思ったらその下駄を履
いてしばらくうろうろしてると不思議と消えていくのだ。
今度は武道の本だ。新しい技が発見されて、検証されて、それを身に付けてい
く過程が語られている。こういう事を言葉で説明するのは実に難しいことだと
思う。読んでもよう分からんことが多い。しかし実際に見たら、驚きはするや
ろけど何が起こっているかは目にも見えないだろう。やっぱり解説がいるのだ。
こういう体幹を使った動き、矯めない速さ、武道で優位に立てるのは明らかや
ろうし理にかなっていると思う。できるかできないかは別にして。
それで、今の武道家やスポーツ選手があまりこういう古来の日本に知恵に注目
してないというのは不思議な事だ。筋力トレーニングみたいな欧米スポーツ学
みたいなのばかりに目を向けてたら、元々体形や体力で劣る日本人は不利なだ
けなんちゃうやろか? 敵とは違う視点を身に付けて優位に立って欲しいものだ。

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