黄山、三清山の旅-20

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世界の3大紅茶の一つ祁門の地に行った。
大体、私の思惑どおりに事が運んでいる。
何の心配もなく祁門へ行けそうだ。
片道2時間かかっても十分余裕があるじゃないか。
「予定通り、祁門へ行って」と力強く言うと、
「あんなとこ、何しにいくの?」
「紅茶だったらその辺で一杯売ってるし、黄山の街にもいいのがあるのに」
と不審顔だ。
しかし、折角、祁門の近くまで来たんだから名だたる祁門紅茶の本場に
行ってみたいのだ。
「しゃあないなあ」という顔をして運転している。
雨が降り始めた。観光し終わった後なのでラッキーだ。
道は快適だが、どんどん田舎に向かっている。いくつかの山村を抜けたあと
ちょっと大きな街に出た。祁門だ。
「それで、祁門のどこに行くの?」
「どこにいくの?って、茶の工場だよ」
祁門まで行ったらなんとかなると安易に考えていたのだ。
ちょっと焦って、山の上で買った観光地図を出す。
「あった」、旨い具合に、祁門に茶の会社の名前が載っている。
「これでいいや」と安直に、「ここを探して」と言ってしまった。
それでとろとろ走りながら皆で目で探していると、
「あった」、その先に店があるではないか。
そこに入って、工場はあるかと聞くと、20分ほど走った先にあるという。
行ったら、工場を見て、試飲させてくれるかと聞くと、
問題ないと答える。「しめしめ」
どうやら買い付けに来たと勘違いしてるみたいだ。
着いたら、「今総経理(社長)は出張にでるところなんで挨拶できないですが」
と会議室に案内された。
工場を見て、紅茶を試飲して、「ちょっとで悪いですが」と恐縮しつつ
買って帰ったが、これが実に旨い。

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会議室にはこんな額が

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裏山の茶畑

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世界の3大紅茶と言えば、
インドのダージリン、インドに行った時に最高級セカンドフラッシュをいただいた。
スリランカのウバも美味しかった。
祁門は蘭の香りというが、それぞれに香りが違う。
独特の醗酵の味が複雑でとても美味しかった。
来てよかった。やはり中国茶は奥が深い。