四川省、ミニSLの旅、芭石鉄道を行くー15、道教の聖地、青城山を下る

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青城山は大きい山だ。全部回っていたらきりがないので、ずるずる横に行かないように
気をつけて下に下にと目指していく。
「下り路は楽なもんだ。熊野古道を経験したわしらにとっては何ちゅうことないで」
と思っていたら、えらいちがいだ。
きつい、きつい。
階段の幅がえらい狭いのだ。段差はたいしたことないが、縦幅がせまいので足をまっする
おろしたら踵がつかえてあぶない。きちんと足を降ろそうと思ったら横にして降ろすしか
ないのだ。という事は一歩一歩がに股で歩いて降りないといけない。
いらいらしてしょうがない。
そうやってちびちび降りるからはかどなないし、疲れる。足が疲れてつりそうになる。
しかも人が一杯だから順番にちびちびと降りないといけない。

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「まあしゃあないか」我慢して降りよう。
下り路の要所要所には、道教の修行用のお堂がある。
それぞれ、なかなかいい味の建物もある。
これも殆ど地震で壊れたろうから、修復したものがおおいのだろう。

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聞くところによると、青城山の近くに、「又一村」と言う所があるそうだ。
陸游という人の詩にこういうのがある。

笑うなかれ 農家の蠟酒 にごれるを
豊年 客を留むるに 鶏豚 足れり
山重水複 路なきかと疑い
柳暗花明 又た一村
・・・
(陸游詩選 一海知義編 岩波文庫 より)
この中で柳暗花明は有名な4文字熟語になっているが、この次の又一村ということばを
とって村の名前にしたのだそうだ。
詩で謳われたのとは場所が違うが優雅な話ではないか。
現実の場所もきっとええ雰囲気に違いないと思う。
こういうところを探して行けばよかった。
調査不足だ。

なんだかんだと下っていると、ある草堂に行きあたった。
「ついでに・・」と思いながら中に入っていくと、薄暗いお堂の中は何やら雰囲気がいい
感じがする。
暗いがらんどうの土間の奥に灯りがついていて、一人の修行の道士が一生懸命料理を
作っているのが見えた。
「ええなあ」
味のある風景だ。

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多分、自分達の賄いの素食(精進料理)を作っているのだろう。
頼んで食べさせてもらう雰囲気もなかったし、場所もなかったのが残念だ。
「こんなとこで食べたかったなあ」
といいつつ更に下る。

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「こんな山の中で電気使って食べ物作ってるで」
なんだか興ざめだ。
と言いつつ更に降りて行く。なかなか良い風景のところもある。
予想より早く下に着いてしまった。

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こんだけ歩いたら少し腹が減って来た。


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