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最近読んだ本、「本のエンドロール」、「KZD(KZ’S Deep File) 断層の森で見る夢は」

安藤祐介、「本のエンドロール」 とても面白い。なんせたかが本を作るだけの話やのになんでこんなにワクワク するんやろと思う。まるでサスペンスやアクションドラマを見てるかのようでもある。 舞台は中堅規模の印刷会社? 主人公は営業マンの浦本学、彼の活躍を通して 本が企画されてできあがるまでの紆余曲折、様々なドラマが描かれる。 今や出版業界は厳しい時代を迎えている。紙の本を買って読む人が極端に減ったのだ。 生き残りをかけて各社は鎬を削っている。作家の奪い合い、企画の探り合い、 敵を出し抜く、優秀な人材を奪い合う、裏に表にいろんな戦いがある。 世の中の当たり前だ。 理のある人が勝つとはかぎらない。誰よりも本を愛する人が報われるとは限らない。 時代の変化や技術の変化についていけない人たちもいる。 超こだわりの職人気質が役にたつこともある。 印刷出版会社でも中に入ればわしらがおった製造業と同じで外からは分かりづらい 様々な仕事がある。今まで気にもしてなかったそういう専門的な部分が生き生きと 眼の前に現れてとても面白い。 編集の話、紙の話、インクの話、印刷機械の話、ただ見学するよりは、事件とともに 感じた方がはるかに具体的になる。 失敗したらどうやり直すのか? 頭を下げるだけでは済まへんことも多い。 この本を読んだのは、自費出版の本の編集を自分でやってるときやったんでいろんな 事が特によくわかってとても勉強になった。 やっぱり紙の本はええなあって思う。

藤本ひとみ、「KZD(KZ’S Deep File) 断層の森で見る夢は」 読み始めて、あれれと思った。青少年熱血冒険小説みたいな? 軽くてチャラいやつを 選んでしもたか? どうしょう? なんてちらりとおもったけど、まあそういう面もないではないけど、読んでて どんどん惹き込まれて行った。 小塚和彦は父親から故郷の村が高速道路開発で無くなってしまうまえに貴重な自然と 動植物を見ておいたらというすすめで田舎の村にやってきた。 父の友人、安静和尚に 世話になる。不思議な少女、桃香にも出会った。寺にはイケメンの達樹がいる。 高速道路反対派らしき、怪しい一団もいる。 友達の上杉和典がすぐにもやってくる予定、楽しい休暇になりそうな予感がする。 もうすぐ上杉が着く。しかしいつまでも連絡がない。 もしかして誘拐された? イケメン達樹は工事予定地の視察にジェットヘリで飛ぶ。どうも何か気になる事が あるらしい。 しかし、いきなり事故の知らせが。 田舎の村が俄にややこしいことになった。 もしかしたら道路建設に関する利権がからんでいるのか? 奇妙な種子の正体は何なのか? つぎつぎと事件が起こる。上杉は無事なのか? 次第に驚きの事実が明らかになっていく。 宗良親王に何か関係があるのか? 頭蓋骨についてた認識票とは? 袴鬼罌粟とはなにか? もうすぐ友達も応援にくる。警察も巻き込もう。 […]