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奈良県、室生口、大野寺へ桜、散り際の華を見に行く−02、大野寺にて。

さて、花見のつもりが桜を背負って酒を飲むことになったけどまあそれもええではないか。 ポカポカ陽気の中でビールを飲みながらダラダラ喋ってたら、いつもの絵の仲間と 雖もスケッチをするのなんかすっかり忘れてしまいそうになった。それより一眠り したい。けどそうはいかん。やっぱりスケッチしよう。 磨崖仏もこっちをみて待ってはる。

ドンと正面を向いてるんやなくてやや体をやや左に傾けて下を見下ろしてはるのが 優しい感じがしてとてもいい。衣服の襞の流線がきれいだ。 ひととおりスケッチができたんでいよいよ大野寺に向かう。 山門は正面真ん中に厳めしく建っているんではなくて横の方に遠慮がちにいてはる んが奥床しい。

300円払って中に入る。 境内もこぢんまりだ。例の枝垂れ桜がすぐ目に入る。

早速スケッチをと思うけど、やっぱりお寺を一通り見学してからかなと思い直す。 けど、あんまり見るとこもなさそうなんで、とりあえずスケッチにとりかかる。 見た目にかなり貧相になったんとちゃうやろか? と気にかかる。 前に来たときはもっとボリューム感があった。桜も歳をとったら爺さん婆さんの 頭の毛が薄くなるみたいになってしまうんやろか? ちょうどええとこにベンチがあったんでゆっくり座って描ける。ありがたい。

のんびり描いてたら携帯電話で喋ってるおじさんの声が気になる。 「おい、わしはなあ、いま大野寺へ来てるんや。前からええええってあんたが 言うてた処やんか。ほいでなあ、きょうはついでがあったんで来て見たら、えらい がっかりやで。あの垂れ桜がえらいショボなってるんや。あかんわ。もう、これは あかんで。あんたは来んほうがええわ。何やもうスカスカやで・・・」 てな感じであった。失礼ながら、声も大きかったし、つい聞き耳をたててしまった。 全く同感やったからだ。

前はもっと迫り来るもんがあったのに。 わしらといっしょで寄る年波には適わない。 振り返ったら河原が見える。その向こうにさっきの磨崖仏が見える。

ここのお寺の塀はわざとかどうかわからんけど幾分低いんで外がよう見える。 あの磨崖仏はここから拝むように作られたように思う。 案内書にもそんなふうに書いてたようだ。後鳥羽上皇の勅願によりどうのこうの みたいなことを書いてある。してみると600年以上経ってるんやろか? すり減ってきてもやむを得んような気もするなあ。 こぢんまりしたお寺やけど他に見るもんがないわけではない。 桜のことを念頭から離したら、ええもんが沢山ある。 椿が綺麗に咲いてるし、

木蓮も白い花が美しい。

いろんな方が写真を撮りに来てはるはずだ。 もちろん桜も美しい。それを忘れてはいかん。

シダレ桜がしょぼくなっただけだ。

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