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九度山暮らしのある日、篆刻修行の為に拡大鏡を買った。

あいかわらず月に2度篆刻の勉強に京都に行っている。まあ、篆刻の勉強も大事や けど仲間とご飯食べたり喋ったりするのも大事なんでそれほど必死で勉強してる わけでもない。それでも出来てしまえば絵の中に遊印として使えるんで絵に花が できるし引き締まる。そんなこんなでボチボチと修行しつつ石の作品を作っては いるんやけど近頃ちと不自由だ。 老眼がひどくなってきたんか、老衰で手元が危うくなってきたんか、老眼鏡をかけても 手先がよう見えへん。これはえらいコッチャ、老眼鏡変えんとあかんのやろか? よう考えてみる。昔から皆さん篆刻をやるときには老眼でなくても拡大鏡を使ってはる。 老眼鏡をつかったら一緒やんかって考えたんやけど、そうと違うんかもしれん。 一回拡大鏡を使ってみようかって気がついた。 では、買いに行こうと言うても思いつくんは、テレビで石坂○○さんが宣伝してる やつしかない。類似品で安いやつないやろかって思ってメガネ市○みたいなとこに いってみても値段はネットでもさほど変わらへん。で、やっぱり目で見て選ぶのが 一番なんでお店で買うことんした。 なるほど、よう見えるやんか。すばらしい。

老眼鏡の上からかけてもいいし、そのままでもええ。 倍率は1.3、1.6で、つい最近1.9が出たんですという。 それぞれかけてみたけど、やっぱり倍率が大きいほうが良さげだ。一番大きいやつに しよう。 焦点の調節がメガネではできへんので慣れへんと戸惑うけどじきに慣れる。 ということで早速彫ってみよう。 今回は、「漁樵耕読」の4文字。 こないだ中国、浙江省の古村の旅に行ったときにどっかの村で見かけた文字だ。 さすが中国4千年の歴史、古村といえども侮るべからず、どんな片隅にも文化の 残り香が密かに漂ってるところがあるのだ。 「晴耕雨読」と同じような意味やと思う。魚を獲ったり、樵をしたり、農作業を しながら日々を暮らし、その合間に勉強するというくらいの意味なんではなかろうか。 篆刻には朱文、白文と2種類あって、文字のところを彫り残すのが朱文で 文字のところを彫り込むのが白文だ。今回は朱白混合で、白文の中に朱文の文字が 1文字だけ入るようにしてみよう。 さっそくメガネをかけて彫ってみる。 なるほど境目の境界線がとても見易い。 実は簡易的な拡大鏡を昔使ったことがあるんやけど、倍率が多きすぎて境界線に 余裕があると錯覚してぐいっと彫ったらポリっと全部とれてしまった。見えすぎるのも 調整が効かんのだ。 今回はとても彫りやすい。 これはええ。わりと思ったとおりできた。

早速押してみよう。

まあ、そこそこええんではないやろか? 自画自賛でしかないけど、今まではわりと細かいとこは見えへんまま勘でやってた 部分があるんで失敗が多かった。これからはもう少し楽にできるかもしれん。 期待したい。 けど技量も磨かんとあかん。 この道も先が長い。

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ありがとうございました。

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九度山暮らしのある日、あんまり寒いんで火鉢を復活させてみた。

毎日、毎日、恐ろしく寒い日が続いていた頃の話だ。このブログがアップされる頃は ちっとはましになってるんやろか? 我が家には薪ストーブがあるんやけどぬくぬくホカホカというほどではない。 ほんのりふんわりあったかいというんがミソなんでこれほどギンギンに冷えたら 想定外というか、あるていど我慢しつつ暮さんならん。 やっぱり薪を焚きまくらんとあかんのかと思いつつ、ふと気がついた。 納屋の隅に昔の火鉢があったやんか。 もう灰を抜いて転がしてあったんやけど、薪ストーブで毎日できる木灰を入れたら すぐに使えるではないか。 といっても灰はそう簡単には貯まらへん。何日分かコツコツためてやっところあいかな? 炭を入れてみよう。

なかなかええ感じだ。火鉢がほんのりとあったまってくる。炭に火をつけるのは 薪ストーブで真っ赤になってる木のからけしが良い。それを先に火鉢にいれて炭を 載せるとじわっと火が移って赤くなっていく。火鉢全体がじわじわと熱くなっていって じわじわとまわりも熱くなっていく。 そういえば昔はこんなんで暖をとってた。というかこんなんしかなかった。 かじかんだ手をかざしてほっとするという喜びがあった。 電気や灯油の暖房もええけどこんなんもええんではなかろうか。 ほんで、火鉢に五徳を入れたら、鉄瓶をかけてチンチンと湯が湧くのをたのしむ ことができるし、スルメを炙って酒のあてをこしらえてもええ。

まあ、石油ストーブでも電気ストーブでもおんなじことはできるし、ノスタルジーに ふけることもないんやけで、ほってあったもんが生き返るのもええもんだ。 火鉢生活もしばらくは面白そうだ。 どっちが家計のためになるかはようわからん。 それにしても何十年振りかの寒波とか言われてるけど体感的には、わしらの子供の頃や 若い頃の方が寒かったんとちゃうやろか? しょっちゅう雪が積もってたような気がするし 水道管が凍ったり池が凍ったりとかはいつものことやった。 外を歩いてても風がビュービューでメチャ寒かった。 でもどうなんやろねえ。今はヒートテックがあるし、ダウン製品もいくらでもあるし、 それで昔ほど寒いって感じへんだけなんかもしれん。 しかし、いつとくらべようが寒いもんは寒い。 早く春がきてほしい。 もっと心と身体を鍛えて、昔の人のように寒くても優雅に暮らしていたいものだ。

「冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず、霜のいとしろきも、 またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし。 晝になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火もしろき灰がちになりてわろし。」 (枕草子)

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九度山暮らしのある日、ちょっとまとめて水墨画の裏打ちをやってみる。

九度山暮らしで、アトリエも作ったんで下手は下手なりにせっせと水墨画を描いている。 毎日、毎日と言うほどではないけどそれなりに頑張っている。 ところで、描くのはええんやけど水墨画や書道の場合、描いたままではあかんのだ。 あかんと言うのは作品として未完成、未完成というのは紙が破れやすいんで、掛け軸 なんかにしてしまえば丈夫な作品になってしまうんでそれでええんやけど、何も しないで額に入れたりするとべりっと破れたりしてしまうし、作品によっては紙が 薄いんで裏映りしてしまったりする。 そやから補強のために裏打ちという作業をせんとあかんのだ。 中国では絵を描く画仙紙と同じ紙で裏打ちしたりするようやけど、これはやっぱり 弱いし皺がよりやすいと思う。日本では、丈夫な美濃紙を使うのでこれやと薄くても 丈夫なんでよい仕上がりになる。 ただし、簡単に考えて作品の裏に糊をつけて裏から美濃紙を当てがうというような ことをやってしまうと作品がシワシワになってどうしょうもなくなる。 やっぱり専門の表装屋さんに頼むことになる。 しかし、お金がかかる。数が多い時はばかにならん。 こんなん自分でできへんやろか? せこいことを考えて一回簡単なやつを習いにいった。 小さいやつやったら行けるんちゃうやろか? ならば、掛け軸や屏風なんかも自分でできるようにならへんやろか? 欲を出したらきりがない。それで習いに行ってみたけど、教えられながらやる時は なんとかできるものの、一人でやってもうまいこと行きそうにない。それに面倒な 工程が多すぎてとても覚えられへん。 てなことである程度身にはついたものの挫折した。 それでもいろいろ発見は多かったんで20号くらいまでの大きさの裏打ちくらい やったらできるやろうと自信もついた。 小さいやつやったら裏からあてがってアイロンかけたら裏打ちができてしまうのも あるんやけどなんとなく使う気がしない。

道具は大体こんなもんでできてしまう。 これにプラス裏打ち紙を貼り付けるときの台、シナ材がええらしいけどベニアでも問題はない。 表面はツルツルでなくても凸凹がない平で汚れてなければいい。 まず表面を雑巾できれいに水拭きする。 そして作品を裏向きに置く。 霧吹きスプレーで裏から軽く全体を湿らせる。 真ん中から外へとハケで撫でて皺ができないようにする。これで作品が板に水で 貼り付けられた状態になって安定する。 その上に裏打ちの美濃紙を面を下にして重ねる。(作品より3センチずつくらい大きく) 端を折ってノリでとめ、作品の横に裏返す。 裏打紙にノリ刷毛でまんべんなくノリを塗る。(ノリは表具屋さんで売ってる和ノリが良い) (化学ノリでなければまた後日水で剥がしてやりなおすこともできる。)

ここで皺ができないように慎重にみながらやらんとあかん。皺ができてたら慎重に剥がして 皺をのばして刷毛で平す。 できたら、板からそっと剥がして(作品と美濃紙がくっつくよう注意)、布かなんかの 上に乗せてしばらく干しておく。

乾いたら、裏の、あるいは表の四隅にノリを細く塗って板に貼り付ける。剥がすときに ヘラを差し込むための短冊をつけておくのを忘れないように。

これで完成。数日して乾いたら紙がパリッと貼って作品が上部に裏打ちされて仕上がってる。 ある程度は自分でもできるのだ。 こんな話をブログで読んでもおもしろくもなんともないと思う。 みなさんお気の毒様だ。 しかし、個人でできることは知れてるというのがよくわかった。 […]

中国、浙江省、古村の旅ー08、杭州でお買い物。

お腹が一杯、ビールも飲んで体が重いけど、杭州にきたらわずかな時間も惜しんで 買い物をせんとあかんのだ。やっぱりここが美術大学を擁する土地だけに書画道具が 買い易くて安い。何より学生時代に友人や先生に教えてもらった店やから安心して 信用して買えるのがありがたい。 いつもやったら、河坊街の東の外れにある文化体育市場というところにまっすぐ 行ったら、いろんな書画道具の店が集中してそこにあったんやけど最近は、その建物が 再開発されて中の店も散り散りになってしまったと聞いた。わしらが懇意にしてた 店何軒かは、呉山広場の近くの「呉山品悦城」というビルに移転したらしい。 幸い、そこはホテルから行くと前の文化体育市場より近いんで助かる。 懐かしい、杭州美術学院のあたりの美術書書店ももう前とは違ってしまってたんで そうそうにそちらに移動しよう。

それにしてもこのあたりは風光明媚なところだ。美術学校があるのにふさわしい。 この写真の右手奥が西湖で湖岸には美しい柳並木があって、鶯が鳴いている。

ここから10分ほど歩くと目指す「呉山品悦城」に着いた。今ではここも新しい、 文体市場のように、書画道具の専門店がびっしりと軒を連ねている。紙(画仙紙) の専門店、筆の専門店、墨や印泥の専門店、篆刻石の専門店、硯や画材の専門店、 なんでもある。昔に比べて値段は高騰してるけどまだまだ日本で買うより安いのが ありがたい。 で、わしの今回の一番の目的は画仙紙だ。それも大っきいやつ。100号(162x130cm)が とれるやつだ。日本では麻紙なんかは手に入るけど生宣紙は大きいのがないのだ。 京都のある店でやっと見つけたけど、3.5mx1.5mのやつが大幅値引きしてもらって 1枚15000円だった。これはたまらん、絶対中国で探そうと思ったのだ。 で、行きつけの紙の店、「紫竹園」と言うところへ直行する。 どうかな? あった。 さすがやね。3.5mx1.5mのやつがある。2種類あって、ええ方のやつが、10枚で 8000円強だ。すごい。早速買おう。しかしどうやって持って帰る? 折りたたむわけにはいかんから、初期状態の巻紙状で、濡れんように、曲がらんように しっかり梱包してもらったけど所詮紙だ、気をつけんと凹んだり折れたりして線が 入る。そっと運ばんとあかん。 それにしてもよかったよかった。 結果的には苦労したけど無事に日本に運んで帰れた。

後は、筆を買ったり、篆刻石を買ったり、いろいろ買って書画道具はおしまい。 その後はクルミを買いにいく。今はクルミの季節らしい。

いろんな店があって、いろんなクルミを売っている。大きいの小さいの甘いの、 ほどほどの、甘いのは砂糖を入れてるのがあるらしい。 やっぱり自然のがええ。 ずっと前にここでやっぱりクルミを買って失敗したことがある。殻付きを買って 家で割ったらええやんかとあさましいことを考えたのだ。その方が安い。しかし、 家で割ろうと思ったらとても割り難い。割った殻と実が混ざってとても食べ難い。 ウイスキーを用意して割りながら食おうと思ったら、殻ばっかり口に入るんで いつまでたっても酒のあてにならへん。 クルミの殻をホジホジ弄びながら酒ばっかり飲んでしまったという苦い思い出がある。 こんどは実ばっかり袋に入ったやつを買おう。

500gで1600円ほど、まあ安いのではないか? 家で写真をとるころにはもうほとんど食ってしまってた。 小粒でとても美味しい。

街角歩きをすると、果物屋さんが目につく。 […]

九度山暮らしのある日、硯を研磨してみる。

こないだ奈良、西の京の「頑固一徹長屋」で墨の蘊蓄話を聞いてから、硯の擦れ具合が 気になって色々勉強して見た。硯の表面には鋒鋩というのがあって、そのキラキラした ざらつきで墨を摩り下ろせるのだと言う。なるほどそうかと思ってもそんな肉眼で 見てもわからへん。手元には10倍くらいのルーペやったらあるけどそれではよう わからん。とりあえずルーペを買ってみよう。ネットで見たら1000円しないで 手に入る。バッタもんかどうかはわからんけど大体のところがわかったらええんと ちゃうやろか。 ルーペが到着したんで早速見て見た。

LEDライト付きやからとても見易い。なるほど表面にキラキラしたやつがある。 わしは中国製と日本製の2つ硯を持ってるんやけど、ええんかもひとつなんかさっぱり わからん。こうやって見ると、中国製の方が日本製より肌理細かいような気がする。 いつもは日本製の方が早く濃く磨れるって思ってたんやけど、肌理が荒いからよう すれてたんかと変に納得。しかし、今の状態がええ方なんか?、悪い方なんか?、 もっとええ状態にできるんか?、ええのん買うた方がましなんか? 本物のええ硯というのがどんなもんなんか使ったことがないからわからん。そやから 判断のしようがないのだ。 かと言うて、ええ硯と言われるやつは相当高い。そう簡単に買って試すわけにはいかん。 ということで、今の硯を研磨したりして手入れしてみてどうなるか調べてみよう。 それで良うなったら一つの進歩ではないか。 で、ネットで硯の研磨を調べて見る。泥砥石というのがあるそうだ。あるいは、 水ペーパーで擦ってみるという方法も良いらしい。 泥砥石は書画道具の専門店で簡単に購入できた。4個で1000円、そんなに高いもの ではない。 それではさっそく泥砥石を使ってみよう。

と言うても話は簡単、墨をするように硯に水をたらす。 墨をするように泥砥石で軽く硯の表面をなでる。

丘の部分を丁寧に何度かなでると泥がうっすらと表面につく。

それを綺麗に洗い落とす。墨を落とす時と同じでゴリゴリやってはあかん。 あくまでもそろりとやる。 すると、あらあら不思議! というようなことは起こらへん。ただ表面がツルんとしっとりしてきた。

これで、万全。 なんやろか? 使ってみたら、かなり磨りがよくなった? 気のせい?

わからんけど使ってみよう。そのうちわかってくるやろう。 気のせいかもしれんけど、中国硯(右)の眼がはっきりしてきたような? だからどうということもないけど。

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中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-48、上海、福州路で量り売りの本屋さんに行く。

一夜明けて上海最後の日だ。午前中は時間がある。上海書城の近く、福州路には 芸術書を売る店や書画道具を売る店が何軒かあるんでそこに行くのを楽しみにしていた。 芸術書の店が開く9:30を狙って行動を開始する。ホテルからは歩いて5分ほどだ。 勇んで行ったけどあんまりええ本がない。最近は品揃えが随分変わって来たような気がする。 絵を描く参考になる本をいつも何冊か買って帰るんやけど今年は1冊くらいしか見つけ られへんかった。 で、そのまま福州路を西に進む。浙江路との交差点の角に古本屋がある。 ここが面白い。古本というても中国では所謂新古書みたいな感じだ。中国の出版事情は わからんけど、日本みたいに書店で売れなかった本は出版社に返すんではなくてこんな 市場に出回るんかもしれん。まっさらな本が積み上げられていて、しかも重さなんぼで 量り売りで売られてる。それなりのジャンル分けがあって、重さ単価は分類されてる みたいやけど、中身で勝負せえへんとこが潔い気がしてとてもおもしろい。

しかも、芸術書みたいな塊があって、そこを掘り下げていくとけっこう面白い本が 見つかる。なんぼでもあるわけでもないけど探せばそれなりにあの芸術書の店においてる ような本があるから面白い。時間の経つのを忘れてしまう。 とりあえず2、3冊買って重さを測ってもらう。1冊200円とか300円程度、驚くほど安い。 いつまでもここにいるわけにはいかんので、こんどは福州路を東に行って文房用具を売ってる 店を見にいく。

書画を描くための筆や墨、硯、紙、書道具、篆刻の石などなど、ありとあらゆるものが 売られている店が何軒かならんでいる。

こういう店もとても面白い。確かに日本でも似たような、○遊というような店があるけど、 どこかちょっと違う気がする。

やっぱり文化の匂いのする街にいるかもしれん。 もちろん値段は日本で買うよりは大幅に安いし、日本で買えないものも多い。 それに、値段交渉に応じてくれるのも面白い。値切る楽しみがここにもある。 これもそれなりに切り上げて最後は、南京東路の歩行者天国にある老舗の文房四宝の店 「朶雲軒(ダウンケン)」に行く。ここは北京の「栄宝斎」みたいな店で主に高級文房具を置いてる店だ。 ここでは少し高級な文房具が買える。 しかし、目的は別にあって、ここの上階はギャラリーになっていて誰でも自由に 無料で観覧できる。特に2回は中国画が展示されていて、現代作家のとても良い絵が 見られる。もちろん値段もついていて販売されているけどとても高い。 どういうレベルであればここに展示してもらえるのかそういう基準はわからんけど 素晴らしい絵ばかりであることは確かで、とても勉強になる。 もしかしたら上海博物館へ行くよりもある意味勉強になったかもしれん。

量り売り古本屋さんの場所。

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LAMYボールペンにUNIのJETSTREAM替え芯を使ってみる。

普段使いに結構ボールペンをよく使う。一時はエコの為に鉛筆をって思って使ってた けどすぐに先がちびるんでしょっちゅう削らんとあかんし、先の保護もせんなんし 結構面倒臭いんでいつのまにかボールペンになってしまった。 書けたらなんでもええとばかりに安もんのペンをたくさん買ってきて使い捨てで 使ってるけど、持ち歩くのにはちょっとカッコよくて使いやすいほうがええなあとも 思う。それで、だいぶ前に買っておいてあったLAMYのボールペンを復活させる事 にした。ペン軸が太めで握りやすいし、ペンカバーのクリップが大きくて挟み易い。 しばらくはこれを使ってみようと思う。 ところが、長い間使ってなかったんで当然、インクがなくなってしまってる。 で、さっそく替え芯を買いに行った。えらく高い。1本800円近くする。 安もんのボールペンが何本も買えるやんか。 書き心地もそれほど気にいるわけではない。確かに滑らかなんやけどやや太めで 紙によっては滲みやすそうでもある。 もひとつおもろない。 なんかええ方法はないやろかとネットで検索してみたら、いろいろ工夫してはる人が いてとても参考になる。 例えば、三菱UNIのJETSTREAMというボールペンがとても書きやすくて評判がええらしい。 しかも替え芯の値段が安い。10本買ってもLAMYの一本分以下だ。 で、その替え芯に細工をして、LAMYに入れようと言う作戦だった。 これはええ。一回やってみよう。 さっそくJETSTREAMの替え芯を買ってみて比べて見た。

なるほど、短くて細い。 まずは長さを揃えるために何かをかます必要がありそうだ。バネ性のモノがよさそう やけどそんなもん手元にない。何か弾力のありそうなのをと探して見たら、ペン状に してつかう消しゴムがあった。これを取り出して長さを揃えてみたらええんとちゃう やろか、長い目に切ってから少しずつ現物あわせで調整する。 なかなかええ感じでスポッと嵌った。細い分がぐらつくんでなにかスリーブ状の ものが要るかなって思ったけど、長さ方向のつっぱりが効いてるのかぐらつくことが ない。 なんとこれで完成だ。

とてもいい。見た目も問題ないし、使い勝手も問題ない。 JETSTREAMの書き心地はとてもいい。 きりっとした線が描けて、滑りがとてもいい。これははまってしまいそうだ。 見た目にはあんまり違いはわからんけど、

書き心地は歴然とちがう。しばらくこれを愛用してみよう。 やっぱり日本製が品質抜群なのはとても嬉しい。

ご注意。 これは個人のただの戯れですので、良い子は真似をしてもなんの徳にもならない かもしれません。 くれぐれも自己責任でお願いいたします。

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ありがとうございました。

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時々、奈良遊、西ノ京へスケッチにいく-5、「がんこ一徹長屋」、墨の資料館へ。

このあたりは人通りが少なくてひっそりして、奥まったええ場所だ。わしらもちょっと お邪魔して横で描かせていただこう。

向こうさんは一生懸命描いてはる。色も付けて本格的だ。わしは、描き始めたもんの 適当にちゃっちゃと描いてもう出来たような気になってきた。わしの悪い癖だ。 いつもじっくりようかかへん。 紅葉を見に行ったり、

カキツバタ? を見に行ったり、

そわそわしだした。 やむなく友人たちもスケッチをやめて、もう帰ろうかと帰り支度を始めた。 いつもながら申し訳ない。 で、帰り道はまっすぐ駅に向かわずに、近鉄線の西側に回って、案内図にあった 「がんこ一徹長屋」というとこに寄ってみたいという友人の意見にみな心惹かれてる。 何があるんかこの図ではわからんけどなんとなく文房四宝の匂いがする。 匂いと感を頼りに線路の向こうへまわるけど道は複雑に曲がってるんでほんまに 行けるんかどうか不安になってきたころやっと見つけた。 長屋と書いたほうには誰もいなくて向かいの「墨の資料館」みたいなのが開いている。 けどあんまり人の気配がない。1階にはあんまり何もおいてないみたいなんで2階に 上がってみる。書の作品なんかが置いてある。墨や硯の展示もしてある。 なぜか開け放しの扉があって、そのむこうで墨作りをして見せている、というか、 さっきまでそうしてたような、後でわかったんやけど、さっきまで中国人の団体が 来てはってこれを見学して帰ったのだそうだ。中国でも同じようなことをする 工房があるんやけど、墨作り全般は文革の影響で良い技術が途絶えてしまったと 言う説もあって日本に来て良墨を沢山買って帰る人が多いと聞いたことがある。 3階に行くと墨の大展示場になっている。わからんからフンフンと見て回る。 すると中から誰か出て来た。 なんとなく話をしてると、いつの間にか墨の話になった。 えらく詳しい。墨の作り方から材料の話、技術の話、何の資料もなくても次々に 微に入り細にわたってとうとうと喋りはる。そのうち、書の墨と水墨画の墨は違うん やでという話になった。 なんやてと急に聞き耳が立つ。 どうちがうんか聞いてると膠の量がちがうのだそうだ。絵用には膠を少なくして 調整するのだそうだ。それについても蘊蓄も終わることがないほど続く。 ほんなら簡単にいえば、水墨画用って言う墨は買うことができるのかと聞くと、 例えばこれやと出してくる。 それについての講釈もひとしきり聞いてるとどうしても買いたくなる。つい衝動買い するのがわしの悪い癖だ。 それにしてもええ勉強になった。あんまりとうとうとしゃべりはるんで十分身についた とは言えんけど、ポイントはわかったような気がする。 墨や硯について、また初心に帰って墨の擦り方から勉強せんとあかんなあと思い直した 次第だ。

それにしても、これでええ絵がかけたら嬉しいんやけどなあ。 技量の問題もあるしなあ。 どんな色がでるか楽しみ楽しみ。

「がんこ一徹長屋」

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ありがとうございました。

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九度山暮らしのある日、「ギンナン割り器」を作ってみよう。

九度山で暮らしていて思うことは、前に季節の果物が美味しく食べられるという 話を書いたことがあるけど、他の食べ物でも同じことが言える。どこでいても 気にかけていたら季節のものはいくらでも手にはいるのは同じなんやけど、それが よけい身の回りにあるチャンスが多くて、比較的安い値段で手にはいる機会が多い という意味だ。 今回はそういうことでギンナンが手に入った。 では、早速食おう。 と言うわけにはいかない。 ギンナンは殻を割らんとあかんのだ。前に胡桃の殻を割るのにも苦労したけど これもなかなか難しい。ネットでちょっと調べてみたら、封筒に入れてチンしたら ええとかフライパンで少し炒るとか、いろんな情報がある。それなりにやってみた けどなかなかうまいこといかへん。短気をだして金槌でゴンとやるのも芸がなさそうだ。 もうちょっと見てたらドアに挟むのがええと書いてある。 なるほど、それはええかも、しかし、適当なドアがない。 ならば、簡単なやつを作ってみよう。 そのへんにある板切れを二つ用意する(無料)。蝶番を一つ(2つセットやけど) ホームセンターで買ってくる(150、60円位?)。 こんな具合に取り付ける。

これで、ドアを開け閉めするように板を開閉したらええんとちゃうやろか? いけるはずや。 で、ギンナンを一つ置いて、

中に挟んでしまう。

上の板をそっと下ろす。力は殆どかけるひつようがない。

するとパキンと気持ちの良い音がする。 上の板を挙げて見ると。

見事に割れている。 中の身までわれすぎや。紙にくるんでゴミが散らんようにしたら身が割れるのも 防げるみたい。 実に簡単ではないか。 見てくれは悪いけどええ道具ができた。ギンナンがなんぼ手に入っても大丈夫だ。 こんどは胡桃を上手に割る方法を考えんとあかんなあ。 しょうもな! しつれいをば!

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九度山暮らしのある日、電動シェーバーが壊れた。

九度山暮らしを初めてから、電動シェーバーが一個増えた。重いもんではないんで 持ち運びしてもええんやけど、ある時、カレーを食う会があってそこに忘れて来てしまった。 あとで見つかったんやけどやっぱり持ち運びはあかんと思い、もう一つ買った。 充電式のやつだ。 その前のやつが、同じ充電式のやつやけど突然ヒゲが剃れんようになった。剃っても 剃っても細かいヒゲが無くならへん。もともとヒゲは濃いほうやないからまあええかと ずるする使ってたけどやっぱりおかしい。痛いほどこすってみるけど剃りきられへん。 これは刃が痛んだということなんかとやっと気がついた。まあ、簡単に替え刃を アマゾンで買うたらええやんと軽く考えて検索してたらえらい高い。本体に近いほどの 値段ではないか。メーカーは何考えてんねんって腹が立った。 まあ、わしかてメーカーにおったんで昔はそっちの味方やったかもしれんけど 立場が変わったらすぐに腹が立つ。 いっそ安いやつを本体ごと買おうと思っても、その替え刃も高いんで結局コスト 削減にはならへん。メーカーは値段競争のあげく、交換部品に価格を乗せてくるように なったんやろか、プリンターのインクと一緒やんか。 充電式のやつは確かに便利だ。一回充電したら相当長持ちするんで旅行に行く時も 充電器ケーブルを持ち歩かんでもええ。 しかしどうしよう。又、むかしの刃で剃るやつに戻すか? あれは、簡単にシャキッと剃れるんで早いし気持ちがええ。しかし、シェービング クリームと替え刃を持ち歩かんとあかんのが面倒やし、時々手元が滑って血まみれに なったりする。 いろいろ悩んで調べてると、乾電池式のシェーバーというのがあった。小型では あるけど充電式のやつと殆ど同じ機能のように思う。 ヒゲの濃い人のための切れ味や剃り心地みたいなとこに違いがあるかもしれん。 しかし、わしのヒゲやったら関係ない。これでええやんかと思う。値段が相当安い。 充電式の替え刃より安い。もちろんこれにも替え刃はある。刃がへたったら変えんと あかん。けど、もしかしたら、本体ごと買い直した方がええかもしれん。 小さいんで持ち運びにもええから旅行の時にちょうどええ。 それでちょっと気になったのが、旅行の時の預け荷物にこれを入れるか、持ち込み 荷物に入れるかという事だ。実は充電式の乾電池を使ってる。充電式の電池は 預け荷物に入れることができない。乾電池はok。 形は乾電池の形やから識別できへんのとちゃうか? けど、ひっかかったら荷物を開けろって言われるし、下手したらどっかに連れて 行かれる。かなり面倒だ。 念のために持ち込み荷物に入れて運んでる。 まあ、これにて一件落着。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-57、カトマンズの朝。

さて、カトマンズの最後の朝だ。今回は山に気持ちが行ってたんで街歩きを殆ど やってない。最後の朝くらいはゆっくりと歩き回ってみよう。

カトマンズの朝、と言うてもタメル地区にばっかり泊まってるんやけど、賑わいは、 ベトナムのホーチミンや中国の上海や杭州等々、アジアの街に似てるけど、

市場みたいな建物があって朝の買い物客が集まってると言うよりは、街中が市場みたいに なってる。あちらの街角、こちらの曲がり角、そちらの露地の影、いろんなとこに お店があって、売る人、買う人、見る人、通り過ぎる人、色んな人達がごっちゃごっちゃに なってて、土産物屋街とちがって外国人を見てもしつこく声をかけて来いへんし、

適度な距離感で見ててくれるような感じが気持ち良い。 果物や野菜は勿論、米や穀物、マメの粉、

それにスパイス。

靴や雑貨も売ってる。 一生懸命靴かなんかを直してる店もある。

日本でも確かに靴の修理なんかはあるんやけど何か堅苦しい気がする。 街角に座って冗談言いながらちゃちゃっとやってもらえるととても気持ちがいい。 中国でもこういうのがよくあって、杭州に居るとき、歩きにあるいて半年ではきつぶした 愛用の靴がどうにもならんかと思ったら、意外にちゃちゃっと直してもらえて とても助かった想い出がなつかしい。やっぱりルクラの街角で登山靴を直しておいたら ええ話のたねになったのにと悔やまれる。

ザルや鍋、食器、なんでもある。 道が真っ直ぐやないんで油断できへん。ぼーっとして歩いてたらどっちへ曲がるか どっちへ戻るかわからへん、目印を覚えながら歩く、人が一杯やし、バイクが来るし、 車が来るし、ちゃりリク車が来る。

地震の後とは言え、確かに傷跡は痛ましいし、まだ瓦礫が一杯残って、修復中の 建物も一杯あるんやけど、店舗があるにせよ無いにせよ、整理整頓とか清潔とか

衛生的とかもろもろの、特に綺麗好きの日本人やったら考えられへん、大らかさで 品物をドドーンと拡げて屈託がなさげなのが呆れて笑ってしまうほど素晴らしい。

そうこうするうちにとても良いお店を見つけた。 スパイス専門店だ。

これこれ、こういう店を探してたのだ。 どれが何のスパイスか英語で書いてくれてる。メモを片手に買いに行けるから ちょうどええのだ。ネパール語がわかったらもっとええ店は幾らでもあるんやろけど、 わしはできへんからこんな店が必要だ。 Turmeric、Cardamon、Cinnamon、Chili、Coriander、Cumin、Black Pepper、Fennel こんなメモを握りしめて、インドの街角のスパイス売り場にいったり、タイの バンコクのインド人街に行ったりしてホールスパイスの1kg袋を買って、その重さに 辟易したりしてる。因みにバンコク、インド人街、パフラット市場のスパイス屋 さんは一軒だけ(私が知る限り)やけどとても買いやすくて便利だ。メモを渡したら すぐうなずいて目の前に積み上げてくれる。 まあ、これで、カトマンズにも買いやすそうなスパイス屋さんが見つかったから 今度来たらスパイスを買って帰る楽しみもできた。 買って帰るんはええけどスパイス使いの勉強もせんとあかんなあ。

[…]

九度山暮らしのある日、蜂の巣騒動。

毎日、毎日、クソ暑い日が続く。こんなに暑かったらビザ窯のことなんか考えもせえへん。 しかし、ちょっと胸騒ぎがして家の裏の方に回ってみた。何も変わりはない。 ん?、蜂がブンブンとんでるやんか。ちょっと多いなあって軒下を見上げたら、 ギョギョギョ、ピザ窯を置いてる屋根の軒下にえらく大きな蜂の巣がぶら下がってる。 何じゃこれは。

直径30cm以上はあると思われる。いつのまにこんなんできたんやろ、いや、作ったんやろ? 確か、5月の連休前にピザ窯を使ったことがある。その時にはなんもなかった。 ということは5月に入ってから一気にこんな巣を作ったということになる。 どうしよう? ほっとくわけにはいかん。しかし、どうしたらええかさっぱりわからん。 ネットで調べたみたら、殺虫スプレーを買ってきて蜂の群れを全部殺してから 一気に蜂の巣を取り外して袋に詰めてしまえみたいなことを書いてある。 えらいこっちゃ、そんなん蜂と全面戦争になるんとちゃうんやろか? スプレー持って見上げながらかけ始めたらガンガン刺しに来よるで、顔中刺され まくったら下手したら命にかかわるやんか。これは多分無理やなあ。 それでとりあえず役場に電話してみた。担当の人の言うことには、公共の場所に ある蜂の巣やったら役所が対応できるんやけど個人の敷地内やったらどうしょうもない、 適当な業者さんを紹介するけどどやねんという話だ。 それでもしょうがない。聞いた業者さんに電話する。すぐには無理やから明後日の 夕方、日が暮れてからということに決まった。なぜ、夕方日が暮れてからかと言うと、 その頃、皆、巣に帰って来るんで一網打尽にできるからやと言う。 さすがプロやね。 ちょうどその頃台風が来た時やった。どうもまっすぐわしらの住んでるあたりを 目指してくるらしい。簡単に言えば直撃やんか。けど威力はそれほど強くないらしい。 夕方近くに本格的になってきた。結構ゴウゴウと風が吹く。蜂の巣のある軒下にも ゴウゴウ吹いている。これはもしかしたらこの風で蜂の巣が吹き飛ばされて、 台風とともにどっかへいなくなってるんとちゃうやろかと甘い期待をしながら台風が 行きすぎるのを待って恐る恐る見に行ったら、なんのなんの何の異常もなく蜂が ブンブンしてる。自然の営みってすごいわと改めて驚いた。 翌日、夕方、予定より1日はやく駆除のおじさんがやってきた。奥さんもお手伝い されてる。こんな仕事をしてると奥さんも蜂にやられることがあるらしい。 一度、頭をスズメバチに刺されて仮死状態になって、病院で生き返ったって笑って はったけど、何と恐ろしい。 さて、おじさんの準備ができた。全身を白い服で(白い色が攻撃されない色らしい) 覆って、防止にも網がかけてある。 おおきなビニール袋を持っていって、その中に一気に蜂の巣を叩き落とすらしい。

なるほど、「さあ行きまっせ」と声をかけると、瞬時に袋の中に入れてしまった。

終わったら残りの蜂も、入れれる限りはこの袋の中に収容してそれでおしまい。 簡単明瞭だ。 さすがプロやね。 殺虫剤は一切使わない。 これをどうするかと言うと、袋のまま日に晒すと一定の温度で蜂は死ぬのだそうだ。 それを穴に埋めて、あとで供養すると言ってはった。 技を見てみれば、見よう見まねでわしらにもできるんかな? できへんのかな? 微妙なとこやね? まあ、お金を払った価値はあったんではなかろうか。 翌朝見ると、7、8匹の蜂が巣を探して彷徨ってた。しかし、昼になると2、3匹、 夜になると全くいなくなって、駆除は完璧であった。 ありがとうございました。 蜂が巣を作るのは5月らしい。気をつけよう。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-54、バグタプルそぞろ歩き2。

ビールを飲んでカレーを食って腹が一杯になって幸せな気分だ。しかし、歩き出すのは 暑い。真昼の真っ只中へそろそろと動いていこう。バグタプルはカトマンズに比べたら こぢんまりしているように見える。しかし、路地の幅は広くてわりと碁盤の目に 近いようだ。カトマンズの、特にタメル地区の路地裏は右に曲がって、右に曲がって、 右に曲がって、右に曲がったら元の場所にこれるとは限らない。慣れへんわしは 目印を覚えといて元に戻るのが必死だ。それにしても路地裏の元気さはどこも 同じみたい。

崩れかけたレンガ造りの建物の軒先で野菜や肉や魚を売っている。

小さな市場の賑わいだ。地震で崩れかけたんか、古びて朽ちてきたんかその両方 なんかわからんけど、いかにも昔からこうだったようではないか。 でもそれはよそ者の只の感傷に過ぎなくて、現実はどこからみても厳しい。

あらゆるところが壊れていて、どこもかしこもが修理中だ。それもおおらかで 開けっぴろげだ。土に石に材木にレンガ、荷車にトラクター、バラバラで適当で ええかげんな気がするけど時間がきたら新しい建物が出来上がっているという 奇跡が起こるようなのだ。 日陰ではゆるりと時間が過ぎていってる。

長老達の会議なんやろか、

只の暇つぶしか。 ヤギさんも歩いてるし、

何故かこういうのがすごくええなあって思うのだ。

この広場もええ。

妖しい仏像も魅力的だ。

で、街の中をうろついてるとお店が沢山あるんで折角やから何か買って帰ろうと 思う。案内のミランさんによるとカトマンズよりはこちらの方が物価は安いのだ そうだ。それにさっきから彼方此方の店先にあるカシミアのショールが気になって いる。バッタモンを値切んのは得意やけど、こういうのは十分な知識がないと 騙されやすいから気をつけんとあかん。知り合いがいるうちに買ってしまおう。 因みにネパールのカシミアはパシュミナというのだそうだ。ネパールの人は誇りを 持って居る。これはカシミアやとは言わない。わしは違いがわからんからどっちでも ええんやけど どっかの国みたいに偽ブランドでないというのがありがたい。とりあえず オススメの中から1枚選んで買うことにした。軽くてふわっとしてええ感じだ。 首のところの毛やでって手振りで教えてくれる。 木彫りのクラフトも多い。いろんな物を売っている。こういうのも面白い。 けど買いたいと思うほど面白いもんとなるとあんまり多くない。高いもんはよう 買わんしなあ。なんやかや見てるうちにええもんが見つかった。 フクロウのちっちゃい置物だ。高さ15cmくらいだ。

顔が面白い。よう見たら中にもう一羽フクロウがいてる。 どこかで割れてるわけではないんで中のフクロウは外から彫り込んだらしい。 ようできてるやないか。フクロウは縁起のええ鳥らしいんで買ってみよう。 不苦労なんて語呂合わせ? それともミネルヴァ神にあやかって? それともやっぱりヒンズー教の神様と縁がある? 細かく値切って1000ルピア(約千円)で売っていただいた。

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旅のおとも、デジタルカメラが壊れた。

実は「デジカメ」って言葉は三洋電機の登録商標って聞いたことがある。今は 三洋電機はもうないんでこれはどうなってんやろ? もう誰でもデジカメって 言葉使ってもええんやろか? そんなことはどうでもええけど、デジタルカメラは旅に行く時持って行くと、 とても便利だ。もちろんええ景色を撮っておくとか、決定的瞬間を記念に残すとか 以外にもわしは水墨画を描くんでスケッチをしたり、景色を一生懸命覚えたり するんやけど、細かい部分が抜けてしまってることがよくあるんで、絵を描くときの 補助手段としてもとても助かる。あるいは、デジタルカメラの写真には撮った時の 日付、時間が残ってるんで、結構余分なとこまで撮っておいたら後で日記を書いたり ブログを書いたりするときに行動の流れを思い出すツールにもなって重宝してる。 それでまあ、旅行の時にはいつも首にぶら下げてブランブランさせてる。いざちゅうときに すぐにシャッターが押せるようにというためだ。 まあ、高級望遠付き一眼レフでもないのに大層なことやけど両手を離せるのはとても便利だ。 カメラはソニーのDSC-RX100というやつ、今はもう何代目かにモデルチェンジしてる けどわしのは初代のやつだ。 それでまあ、今回の中国、湖南省、貴州省の旅にも上機嫌で持って行った。 最初はよかったけど、ブランブランさせすぎて途中でどっかに当てたみたい。 スイッチを入れたらレンズが出てくる仕掛けなんやけど、出えへんかったり、 出たら戻らへんかったりする。こらあかんやんかと焦って何度もスイッチをオンに したりオフにしたり繰り返したら直る。 困った、困った。一旦バッテリーを取り出して入れ直しても症状は変わらん。 多分、レンズの筒の出し入れ部の接触が悪くなったんやろう。 こうなったらこれで押し通すしかない。 それでもスイッチを入れっぱなしにしてたらレンズが危ないし、バッテリーも すぐなくなる。 さあ、これ撮っとこうと思うたびにあたふたとオン、オフ、オン、オフ・・・ バタバタして、今回は取りこぼしもだいぶあった。

散々やった。 で、帰ってから早速ソニーに修理にだした。早速連絡がきて、細かい傷や、歪みや なんやらかんやらと山ほど要修理箇所があるらしい。修理費用がどないなんねんと びびったけど一律修理の範囲内ということで助かった。 ついでに旅行中のトラブルなんで保険会社に修理費用を請求させてもらった。 えらいもんで1週間ほどでピカピカになって帰ってきた。もしかしたら、プリント回路板 以外は全部交換したんとちゃうやろか? これから大事に使わんとあかん。 さてこれで保険がおりると、カード付帯ではあるけど旅行保険はありがたいと 思う。病気では一回も使ったことないけど物品の破損では時々使わしてもらって 重宝してる。折角会費払ってるんやから正当な内容であれば請求してあたりまえ やと思う。書類には友人の証人印とパスポートの出入国スタンプのコピーが必要で、 友人印はもらえるとして、パスポートスタンプはまだやってないけど自動化ゲート 使ったらどうなるんやろ? eチケット控えなど代替手段がありそう。 次は自動化ゲートにチャレンジしてみようかな。

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ありがとうございました。

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九度山暮らしのある日、火消し壺って古臭いけど役に立つ。

九度山暮らしで、薪を使うことが結構多いというかそういう暮らしを取り入れつつある。 薪ストーブも活躍してるけど暑い季節になってもストーブを焚いてたら暑くて たまらんのでやめている。ビザ窯は時々活躍してる。何度もやってるうちに窯を炊く 要領がすこしずつわかってきたように思う。 まず、入り口で薪を井桁に積んで十分に燃やす。全体を少し中に入れて、薪を 追加する。そこでも薪を十分に燃やす。それから全体を石窯の奥に入れる。又 薪を追加して十分に燃やす。温度計を入れて温度を見ながら薪を少し追加する。 薪の火が熾火中心になって温度が350度〜400度くらいになるように必要なら薪を 少し追加する。薪全体を一番奥に押し込む。 これで薪が少々少なくなっても火は400度くらいで安定するので、ピザでも肉でも パンでも焼き放題だ。 ここまで火をつけ始めてから1時間くらいかな、これで薪の使用量は最小限で 済むと思う。窯の中が白くなって高温がキープされていることがわかる。 温度が落ちて来たり熾火が少なくなってきたら少し薪を追加する。 窯の中が高温でキープされてると窯の底のプレート部分に少々食べ物のカスや ソースなんかがおちてもほとんどが瞬時に焼けて蒸発してしまうようでそれほど 汚くはならないみたいだ。使い終わってもそのままで結構綺麗だ。

で、使い終わった時に熾火も完全になくなってると理想的なんやけど、そうは いかんので残ったやつは活用したい。そこで火消し壺が登場する。そういえば 子供の頃よう見たなあって思い出すようなやつだ。 今更なんやという古臭い道具ではある。

この中に熾火の真っ赤なやつを入れて蓋をすると、自然に消えて炭になる。 いわゆる消し炭というやつだ。普通の炭ほど火持ちはせえへんけど火付きがええ。 バーベキューなんかで時間をかけて火をいこすより簡単でええ。場合によっては 炭がなくても消し炭だけでことが足りるんで非常に役にたつ。 ピザ窯でも最初の頃は沢山燃え残りや熾火ができたんで大量に消し炭が溜まってる。 薪ストーブでも途中で消す場合はこの消し炭入れを利用する。 なんだかんだで昔活用してたような道具が今頃になって、我が家で活躍したり するのがとても面白い。 火遊びは幾つになっても面白い?

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ありがとうございました。

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