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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-39、Jorsale(ジョルサレ)で昼飯。

さて、ゆっくりついでにここで昼飯を食う。 やっと日本食を脱してネパール食を食える。ネパール食っていうてもここらへんは 欧米のトレッカー中心が主要客層みたいやから欧米食がメインになってるんで メニューをみてもそれらしいのはダルバートしかない。

この日もチキンカレーのダルバート、ということでご飯のよこのスペースに ダル(豆)スープやカレーや野菜のおかずを少しずつ乗せて混ぜ混ぜしながら 食べる。青い野菜はこのエベレスト街道を歩いてると必ずみかける青梗菜畑で とれたやつだ。このへんの青梗菜は柔らかくてとても美味しい。 それにしても、往路に来たときは行き帰りのトレッカーで店中が賑わってたのに 今回はほとんど誰もいない。もう昼ごはん時分をかなりすぎてるかもしれん。 誰もおらんかったらちと寂しい。

では元気をだして又歩こう。ここと今日の行き先パグディンとは共に標高2600メートルほどで 標高差はほとんどないけど、途中にかなりの起伏がある。途中のモンジョまでの 間にかなりきつい峠があるはずだ。来る時は3時間ちょいかかったんで、帰りは バテてる分もっとかかるかも、今は14時やから17時をすぎるやろうとおもう。 要するにかなりバテてるんで足腰が重い。 でも、荷物は先に行ってるんで行くしかない。 ここからはずっと川沿いに歩く、右に渡ったり、左に渡ったりスチールの吊り橋を 渡りながら行く。道は石がゴロゴロなんやけどロバやゾッキョが踏み固めるせいか 結構歩きやすい。そういえばやっぱり日曜日のせいかロバやゾッキョの行軍が 全くない。そして雪がないとこも彼らのウ◯コが見あたらへんと言うことは、 誰かが掃除してるんか? すごい事だ。 狭い谷底の両側は巨大な山が続いていて、その更に奥には雪と氷を頂く、ヒマラヤ の山々が連なっている。 やっぱりここはエベレスト街道なんやと思いながら歩くことができる。空は晴れて Tシャツで歩いてても汗ばむくらいだ。昨日までの雪空が嘘のようやんか。長い急な 下りを長時間歩いてきたんで、ギックリ腰がではじめてるんちゃうやろか、腰と 腿が固まってきたんでギクシャクと歩く、雪道でもないのにストックに頼るのが ありがたい。どうしても仲間に遅れがちだ。 もうしわけないけどゆっくり行こう。 村はずれを通ると、かならず農家があって、野菜を作ってたり、ゾッキョやロバを 飼ってたり、何もなかったりとそういう風景がとてもいい。

しかし、腰と心に余裕がないんで写真も撮らへんし、頭の中にスケッチをすることもない。 只々黙々と歩くだけだ。 15時30頃、水分補給で休憩した頃は風が吹いて大分寒くなってきた。薄手のセーターを 出して着る。 あとどんだけ歩くんやろ、又、一吊り橋を渡って、向こうに集落が見えた時、 あそこが今日の目的地ですよとガイドさんに教えられた。 もう足がパンパンや、もうちょっと頑張ろう。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-38、Jorsale(ジョルサレ)へ。

登ってくるトレッカーたちとすれ違う度に「ハッピーホーリー!」って声がかかる のはええんやけど、顔にべっとりの絵の具が気になる。それ以外にもシェーバーの 刃が痛んでしまってヒゲの剃り残しがいっぱいあるし、風呂は何日も入ってないし ボロボロなんやけど、顔くらいは洗っとこうと、山道で流水があったのを幸いに さっぱりと洗い落とした。 さすがにしばらく村落はないんで、もう色粉を塗りにくる子ども達は現れへんようだ。

わしらの荷物を運ぶシェルパ族のお兄さんも待ってくれている。

実は、ここで決断をしないといけない。今日はエベレストを見るチャンスを稼ぐ ために9時すぎまで出発を伸ばしたんで途中のジョルサレかモンジョで泊まるように しようということやったんやけど、わしらのペースはそれほど悪くないと判断 したのかガイドさんの提案では、当初の予定通りにパグディンまで行ったらどうやろ? ということだった。その違いは何やと言うと今日しんどいか明日しんどいかの 違いだ。今日はどっちみちしんどいんやから明日は少し楽な方がええような 気がする。パグディン到着はかんり遅くなりそうやけど頑張ろうといくことに 決めた。もっと後で決断したかったけど、ポーターさんはここから一気に目的地 まで行くんで荷物をどこまで運ぶか今決めないといけないのだ。 今日も又長い1日になりそうやけど頑張ろう。 ということで二つ吊り橋までやってきた。

この坂道は急やったんで登りもしんどくて時間がかかったけど下りも時間がかかる。 やっと降りきって振り返ってみる。

時間はもう昼ちかい。3880メートルから2600メートルあたりまで一気に降って 来たのだ。足や腰には下りの方がダメージがある。しかも最初はこけまくったんで もっとダメージがある。体が固まってゴリゴリしてる。降ってる時は下りのほうが きついと思う。 ぐちゃぐちゃぶつぶつつぶやいてるうちにやっと人里が近づいた。

ここで休憩してお昼を食べる。

やれやれ。とりあえずお茶を飲もう。

来た時はロバに乗った怪傑お婆さんがいてえらい盛り上がったし、村の人たちも 外で賑わっていたけど今日は日曜日やからかけっこうひっそりしてる。

ストーブって置いてあるだけで気持ちが落ち着くようなのがおかしい。 今日のお昼は勿論ネパール食、ダルバートだ。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-37、二つ吊り橋へ。

さて、熱いお茶をのんで休憩したら元気がでた。可愛いお嬢ちゃんと話もできた。 こんな小さいのに学校で英語の勉強もしてるらしい。すごいなあ。

店をでるといよいよナムチェ・バザールの村を出て行くことになる。村を出たら もう雪はないやろと思ってたらまだ残ってる。今日は日曜やから荷物運びの動物達は 来ないのだそうだ。それに高度はまだ3400メートル、雪は溶けるはずがないんと ちゃうやろか。

しばらく歩くと子ども達が道にたむろしてる。なんやろ?

手に手になんか持ってる。わしらに何かしようと待ち構えてるみたいな雰囲気だ。 ガイドさん曰く、今日はホーリー祭というお祭りの日らしくて、誰彼なく色粉を 塗りたくり合ってそのお祭りを祝うらしい。 わしらはうまい具合にカモが来たというところだ。

写真を撮らしてもらったり、声をかけたり、手でちょんちょんしたりしながら さりげなく通り過ぎようとしたら、前の2人はするりと通り抜けれたのに、わしだけ 子どもにとうせんぼされて動かれへん。待っとけ、待っとけといいながら手に 色粉をつけてる。えらいことになったわって思いながらも、まあお祭りやから しゃあないわとあきらめて待ってると、顔にべっとりとそれぞれの子どもが色んな 色を塗りつけてくれた。 ありがとう。「ハッピーホーリー!」って言いあうらしい。 では先ゆく仲間に追いつこう。

道はまだまだ雪がついてるんで気をつけないといけない。これくらいの凍りかたが 一番滑りやすい。時々、つるっと足が滑る。バランスを崩してこけることもあるけど ストックがあるんでさっきほどではない。それにしても靴の裏が心配になってきた。 こんなとこでペロッて剥がれたらどうしよう。 苦労しながら歩いていたらくる時も大休憩したビューポイントまでやってきた。 トイレもある。歩いてる時はあんまり他人を見かけへんかったのに休んでみれば かなりの人が集まってる。ここでもハッピーホーリー!」って笑顔で声がかかるのは わしの顔にいっぱい色粉が塗られてるかららしい。 そろそろ道に雪がなくなってきた。

ここから、二つ吊り橋までは急な下りだ。雪がないのはとてもありがたい。ついでに 道の真ん中に点々と落ちて居た、ゾッキョやロバたちの落し物もすっかりなくなってる。 誰かが掃除したはずもないんで雪がきれいに溶かして持って行ったんやろか。 こんなに道が綺麗になるとは思わへんかった。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-36、ナムチェ・バザールへ。

雪が凍って滑って、滑ってしょうがない道をこけながら降りて行く。この道は ゾッキョやロバが通ってないんで通行で雪が溶けることはないんやろと思う。 荷運びのロバやゾッキョは居てへんけど斜面で遊んでるのをくる時に見た。帰りに 見たのはヤクだ。

最初は毛深いというより黒い剛毛の塊みたいなんが斜面をうろついてるんでびっくりした けどようみたら動物やった。 横目で見ながら慎重に降りる。

先にいくのはポーターのお兄さんだ。雪道なんかものともしないでスイスイ降りて行く。 やっと最初の急坂を下りきって学校のところに出た。

ナムチェ・バザールまではまだ大分降りやんとあかんのだ、

そっからさきも、倒けつ転びつ、やっと村が近づいた。

最初に見つけた村の雑貨屋さんで真っ先にストックを買った。やれやれという思いだ。 うれしい。家に帰ったらちゃんとしたんがあるんで、ここでは一番安いバッタもんで ええからそれを一本買おう。見た目には有名ブランドの名前が入ってるけどどうも 妖しい。値段も一本900円、どう見たってバッタもん、よう見たら中国製やった。 こんなとこにも中国製がバンバン入ってきてるんやなあって驚いた。まあ、隣の 国やからどうでもなるか、そういう世の中だ。 ここから先はかなり安心、随分歩きやすくなった。 元気よく歩いて、村の中に入る。

一軒の茶店の前でガイドさんが停まった。 ここで休憩という。嬉しい。ほっとする。やっぱりこけながら下りてくると とても体力を消耗する。疲れが倍ほどある。 熱いお茶を飲んで休めるのがとても嬉しい。 可愛いお嬢ちゃんたちが恥ずかしそうに迎えてくれる。

なんかないかなあってポケットを探ると飴ちゃんがあった。それをあげる。2人に 同じ数だけあげないといけない。にっこり笑って受け取ってくれたけど、舐めてみて 苦い顔をされた。よう見たらハッカの飴やった。失敗、失敗、でも他にはない。 今度は甘いのを持ってくるんで御免なさい。 そのうちにお茶が出て来た。

普通は砂糖を入れへんのやけど疲れたんで甘くして頂こう。 とても美味しい。生き返るではないか。 さて、まだまだ頑張らんとあかん。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-35、シャンボチェの丘を降る。

では、とうとうエベレストが見えたし、気分良く帰ろう。と言うても心配が無いではない。 この2日間で雪がびっしり積もってるはずだ。ふかふか雪やったら大した問題は 無いけど凍ってたら大変だ。まさか要るとは思わへんかったけど、アイゼンやストックを 持ってきてたらよかった。友人はストックを持ってきたけどわしはそんなん要らんわって 思ったのが運の尽きみたい。 特にナムチェ・バザールに降りる最後の急坂が大問題だ。 心配しても始まらんからまあともかく出発しよう。

最初は快適だ。丘の上をトラバースする道は殆ど高低差はないし、新雪を踏んで 歩くのはとても気持ちがいい。

やっと晴れたんで人が動きはじめている。

眺望がとても良い。 あれはタムセルクという山かな? ずっと見て来たはずやのになかなか名前を覚えられへん。

こっちは、コンデ・リという山らしい? この山はこれから先もずっと見ていくはずだ。

どれも素晴らしい。姿が美しい。 なんて気持ち良く歩いてるうちに見る見る霧がでてきた。

山にもあっというまに雲がかかる。

見る見るうちに視界から消えて行く。 このロッジを曲がって、

この雪原を越して行くと、

急勾配の降り道が始まる。

下にナムチェ・バザールの村が見える。村も道も雪でびっしりだ。見ただけで恐ろしい。 登ってくる人がいてるけどしんどそう。 どうやら凍結が始まっている。やっぱりストックを持ってきたらよかったなあ。 慎重に降り始める。急坂であっても雪がなかったら特に問題があるほどではない。 こういうところは日本でもいくらでもある。しかし雪があって、所々、凍ってるから 厄介だ。氷の上でスリップせんように気にしながら歩くとかえって体が硬くなる。 そして、いくら気にしてても滑る時は滑る。ツルリと滑るとドンッと背中から 落ちるんでとても痛いし、結構体にこたえる。一度や二度ではない、何度も繰り返すと ダメージが積もってだんだんバテてくる。 こけながら降りるんは辛いなあ。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-26、シャンボチェの丘

雪が降ろうと雨が降ろうとしんどいことは早く終わった方がええ。一歩、一歩 足を上にあげたらそれだけ先に進む。本格クライミングみたいに絶壁必至で登る わけではない。息苦しいのは何歩かに1回、2回、大きく深呼吸したらなんとか いける。雪は本気で降ってきたんでそろそろ休憩を兼ねて雨具を取り出して着んと あかん。来る前に友人から、「アイゼンとか持って行かでええんやろか?」って 聞かれて、そんなん聞いた事ないわこの季節は絶対大丈夫みたいやでって簡単に 言い切ったけどまさかこんなことになるとは思わんかった。まあしかし、この 程度であれば今迄なんどもアイゼンなしで歩いたことあるし、何の問題もないと 思う。しかし、このまま降り続いてたら積もって固まってくる。ちょうど帰るころ そんなんやったらここの降りは大変やなあって思いつつ歩く。(実際帰りは大変 やった) 段々とガスってきて周りがよう見えへん。霧の陰からひょいと人が現れる。 あるいはひょいとゾッキョが現れる。

なかなか幻想的な風景でもある。それに道が分かり難くてもガイドさんがいてるんで 道を間違うことはないから安心だ。 下の方に見えにくいけどなにか鳥がいてるみたいだ。

友人のカメラは巨大な望遠レンズがついてるんでしっかり捉えられる。わしのは 眼では見えててもカメラには映ってへん。下の方ではヤクもうろついてるみたいだ。 もうここまでくると荷運びの隊列はいなくて、麓やこの山上で飼ってるロバや ゾッキョやヤクなんかが自由に散歩してるみたいなのだ。

そろそろ上り詰めたかと思えど、いつものようにまだ先がある。じわっと上の方に 小屋のようなコテージのような建物が見えて来た。一服してはる人たちに横を 抜けていくとだんだんと傾斜が緩くなってきたのがわかる。きついところは乗り切った ようだ。2時間かかってへんからまあ大したことはなかったのだ。後は多分、 ほとんどトラバース的な感じで高低差はないと思う。確かに歩いていて気持ちがいい。 雪の中もエエもんだ。

しかし、このまま雪が降り続いたら明日はどうなんのやろ、元気やったら4200メートル にあるクンデピークまで行くか、クムジュンの村まで雪男を見に行くかという オプションが実行できへんかもしれん。なんとか今晩中に降り止んで欲しいものだ。 それにしてもしっかり降ってるなあ。 風も強くなってきた。 ぐるっと回り込んだら雪の中にエベレストビューホテルが見えて来た。

やっと着いたようだ。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-25、シャンボチェに向かう

3450メートルで過ごした夜は特に問題はなかったようだ。ごく軽い頭痛はあるものの 食欲も一杯ある。これもダイアモックスのおかげかもしれんと思い、朝の半錠を 飲んでおく。では、出発だ。

このロッジ、ええ場所にある。着いた時は斜面の中腹やったんでまだかいな、ええ加減 にしてくれなんて思ったけど、出だしにあの坂を上るよりはちょっとは楽な気が する。上の方に行くに連れてナムチェ・バザールの全景が見えて来る。

小さな村やけど暫く滞在したらええとこなんかもしれん。ここをベースにあっちの 山にいったりこっちの山にいったりと楽しんでるトレッカーも多いらしい。

それにここまで来たら酸素を吸う設備があるらしくて、もっと高山で発症したり ちょっと下で発症したひとはここまで来て一息つくのだそうだ。もっと酷い人は ロバを雇ったりヘリを雇ったりして山を下りる必要がある。まあ、そんな目には 遭いたくないなあ。 で、今からシャンボチェに向かう前に裏山にある山岳博物館みたいなとこへ寄って いくのだそうだ。天気はかなり悪い。雨がポツポツしてきてる。

この辺の建物は新しいモノほどグレーのレンガに青い屋根、緑の窓枠という組み合わせが 圧倒的に多い。色の組み合わせは変わることはあるけど色の種類は変わらへん。 ずっとこの組み合わせを見続けてると何故か景色が異様に感じて落ち着かない時がある。 何か意味があるんやろか? そう言えば、マニ車の彩色もこの色やね。

丘の上に博物館があった。

エベレスト登山で活躍したシェルパ族の人達や昔からのヒマラヤ山系の人々の 暮らしや自然に関するモニュメントや写真、その他を展示している。

特に見たいわけでもなかったけど流れできてしまってるからまあええか。

ここはビューポイントの一つでもあるらしいけど今日は黒い雲がべったりと居座って いる。これが暴れ出すのが怖い。 小高い丘から下を見るとナムチェ・バザールのロッジ群とは違った暮らしの風景が 垣間見える。

学校があったり集会所みたいなとこがあったり、

畑もある。

ヘリポートもあるらしい。 さて、ここでぐずぐずしてるわけにはいかん。時間的には本日は3時間ほどの行程 やからぐずぐずし放題ではあるが、後になるほどしんどいんもかなわんし、第一 天気があやしそうだ。雨はおろか雪も降るかも知れんという天気予報なのだ。 そんなん想定外やで。 さて、ここから(約3500メートル)一気に約3800メートルまでの登りやからさぞかし きついやろと思ってたら、やっぱりきつかった。というても、はるか昔の登った 奥穂高や槍、剱みたいなきつさ程では無くて遙かに歩き易いんではないかと思う。 それより息が苦しい方がきつさを誘ってる。 やっぱり雪が降ってきた。

あっと言うまに積もってきた。 やれやれ。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-24、NAMCHE BAZAR(ナムチェ・バザール)で晩飯、朝飯

晩飯は19:00からだ。部屋の窓から外を見るとコンデ・リがくっきりと見える。 えらい美しい山だ。明日も晴れてほしいけど、天気予報は雨模様。嫌な予感がする。

時間になったんで、下に降りて向かいの建物がレストランなんでそこに集合する。 後発組もすでに着いていて談笑中だった。自分たちのペースで余裕で歩いてたみたいで 全然しんどくなさそうだ。ベテランばっかりなんやろね。わしらは酒抜きやのに さっそく乾杯してはる。羨ましい。 皆さん指に挟んで体内の酸素濃度を測る器具を持ってはったんでわしのも試させて いただいた。70幾つかだ。決してよくはないが高山病という程度では無い。 やっぱりダイヤモックスの効果は大きいようだ。今晩も飲んどかんとあかんなあ、 明日は3800メートルまで行くんやから。 で、これが晩飯。 昼の麺で失敗したんでやっぱりダルバートをいただこう。

チキンのダルバートだ。 なんでチキンばっかり食ってるかと言うと、マトンは好きやけど硬いのだ。 牛は水牛でやっぱり硬い、それにあんまり美味しいとは思えない。 しかたないんでチキンばっかりという結果になる。 で、やっぱりとてもおいしい。こんな山の中でもちゃんと作ってある。野菜もダルスープも 美味しい。唯、辛さがあんまり無いのが残念だ。 それにしても食欲は全く落ちてない。というか力を使い果たしたんで結構腹が減ってる。 高山病の第一症状は頭痛と食欲不振やと言うからまあ大丈夫かもしれん。 やっぱりお酒はがまんして部屋に帰る。夕べみたいに寝れんかったらどうしよう。 このロッジは用意した寝袋にプラスして布団をかけてくれている。これは暖かい。 ダイヤモックスも半分のんだ。副作用が心配やけどおしっこを何度かいっておいて 布団に入る。疲れたせいか一気に寝てしまったようだ。気が付いたら朝になってた。 頭痛、息苦しさも殆どない。 気持ちのよい朝だ。 でもやっぱりダイヤモックスを半錠のんでおこう。 で、朝飯を食いに下に降りる。朝はカレーがなくてトーストかチャパティなんで、 いつものようにチャパティとオムレツをいただく。

ここのやつは上下が反対、チャパティがしたになってるけど味は同じだ。 というかチャパティに味がないんでバターかハチミツなどをつけるというんやけど あんまり合わへん気がする。でも腹が減ってるんで直ぐに食べてしまった。 では、今日はいよいよ最後の上りを登ってエベレストビューホテルまで行く。 頑張ろう。 天気はもひとつよくなさそう。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-23、NAMCHE BAZAR(ナムチェ・バザール)にて

NAMCHE BAZAR(ナムチェ・バザール)というのは、エベレストやその周辺の山々への 登頂や観望のためのトレッキングの前進基地のようなところだ。すべてはここから始まる。 トレッカーや登山者は一旦ここに集まって、英気を養ってからそれぞれの目的地に向かうのだ。

そやから窮屈な斜面とは言え、ここに大集落ができているのだ。建物の殆どが ロッジか売店のようなのは無理もない。 村の門をくぐって中に入って行こう。

うわっ、まだまだ登りやんか。もううんざりやで。

コンデ・リの山が見える。明日は晴れてほしい。

ここで3440メートルらしい。空気が薄い。ハーハー言う。 さすが、高山の村、雪止め水がざぶざぶと流れている。

山道具屋さん、雑貨屋さん、土産物屋さん。一杯ある。 やっぱり登山基地やから村の中には活気がある。わしにはないけど。

ここに売店があるんで帰る時にとても助かった。それは帰りの話で。 とぼとぼと登ってやっと着いた。

これでも村の真ん中へんだと言う。来るときはえらいかなわんなあって思って 登ったけどよう考えたら登っておけば明日が楽なのだ。当たり前やけど。 今は目先のことしか考えられへん。 わしらが泊まるのは「シャングリラレストラン兼ロッジ」、ええ名前やんか。 朝8:00に出発して17:30に到着。9時間半もかかってる。わしがノロノロ歩いたんで 足を引っ張ったなあ。申し訳ないと思う。 とりあえずレストランでお茶をいただく。ウッヘー美味い。疲れ切った体に染み渡る。 聞いてみるとここでもWiFiは自己申告制という。2日分を払って早速やってみれば、 しっかり繋がるではないか。うれしい。 2日目、つまり翌日は全然つながらへんかったから不安定ではある。 WiFiやってるあいだに陽が落ちて来たんでぐんぐん寒くなった。村を探検しに 行ったらいろいろ面白いもんがあるかもしれん、人気のパン屋さんなんかもある らしい。いつもは必ず行くはずなんやけど今日はもう疲れ切った。 さっさと晩飯を食って寝てしまいたい。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-22、NAMCHE BAZAR(ナムチェ・バザール)へ

やっと最後のつり橋を渡りきったら、そっから容赦無しの急坂が始まる。高度は 3000メートル近い。結構息が上がる。大きい動作で吐いて、吐いて、吸うてと しっかり呼吸をせんと酸素濃度が一気に下がる。頻繁に水分補給も必要やけど あんまり休みすぎたらかえって疲れるんとちゃうやろか、ゆっくりゆっくり登ろう。 なんてタラタラしてたら、後ろが騒がしくなった。ゾッキョの一隊がワサワサと 登って来たようだ。山側に寄って道を空けよう。

なんてタフなんやろ、降りてくるロバの隊列もすれ違う。とろい人間は弾きとばされ そうだ。

ハーハー言いながら登っていくと、少し開けた場所に着いた。ここがこのコース最初の エベレストビューポイントなのだそうだ。空は曇ってるから何も見えへん。

幸いトイレがある。みなさんゆっくり休憩してはる。わしらもそうしよう。 高山の上にある無人トイレのわりにはわりと綺麗にされている。 おや、「こんちは、久しぶり」 昨日の朝、抜きつ抜かれつしてた単独行の日本人の人に又出会った。 「元気やねえ」とほめてくれるけど、「あなたこそ元気じゃないですか」と返す。 ポーターなし、ガイドなしでここまで来たからには最後まで一人でいけそうだ。 多分、61、2歳くらいではなかろうか?すごいなあ。 ではわしらも頑張ろうと歩き始める。 林の向こうにいるのはカモシカらしい。

ガイドさんに教えられて始めて気がつく。自分でキョロキョロ観察しながらという 余裕はない。こういうしんどい時のために塩飴やら、何種類か飴を持って来たけど 食べられへん。息が苦しいんで大きい息をしつつ歩いてると口の中の飴玉が邪魔に なってしゃぶってられへん。 綺麗な花があっても気が付くかへん。

晴れないものの山も美しい。

登っても登っても登り道だ。途中でガイドさんは裏道に逸れた。こっちの方が 緩いか? そんなわけはない。行き先は同じだ。 17時を過ぎる頃やっとナムチェ・バザールの入り口に着いた。

ここで又入山登録をするらしい。 さあ、着いたかと安心するのはまだ早い。 ナムチェ・バザールの村は斜面にそって展開してる。

目指すロッジは中腹にあるらしい。 一旦着いたと思ってしまうと足が鉛のように重くなる。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-21、2つ吊り橋を目指す

さて、元気一杯、フフフフとうそぶきながら出発していった熟年ロバガールを見送ったし、 飯も食った。熱いお湯ももらった。ここから先はNAMCHE BAZAR(ナムチェ バザール) まで水を買えるような店はないのだそうだ。頑張って歩かんとあかん。 標高3400メートルまであと数時間かかりそうだ。川べりをしばらく歩くと、 このコースで一番高いところにかかる吊り橋があるそうだ。古い橋と2本かかっている らしく、それを越えるのが本日1番の難所やと聞いた。(本当はもっと難所が色々あった)

一気に高度差を詰めるというのは高山病的にはハラハラするけど、今のとこは 軽い頭痛だけやからあんまり気にせんと行こう。 ちょっと前に通った村の出口あたりでしきりにロバが横に寝てガサガサしてる。 ようみたら背中をこすりつけるような仕草をしてるんでどうも背中を掻いてるらしい。 まああんだけ荷物を担がされたら背中に擦り傷が一杯できて痒くなるわなあって 同情してしまう。この街道はロバやゾッキョあるいは羊みたいなのに隊列を組ませて 荷物を運ばしてるけど、ロバに向いた荷物、ゾッキョに向いた荷物なんてあるんやろか? 誰が何を運ぶか結構気になってガイドさんに聞くんやけどもひとつはっきりわからん。 持ち主次第なんやろか。左右おんなじでちょうど動物1頭が運べるくらいの荷物に パッキングするのも結構大変やろなあっておもう。

これは何かと言うとアラジンの魔法のランプやのうて、香料をたくものらしい。 どんな村に行っても軒先にぶら下げてある。旅の安全を山の神様に祈るんやろか? その2本吊り橋までは、まだ3本くらい、つり橋を渡っていかんとあかんらしい。

河原の道をテクテク歩く。

それほど落差はないんで今のところはしんどくない。

30分以上歩いたら、遠くに2本吊り橋が見えた。なるほど高いとこにある。

上の方が現役らしい。ここか一気に登るというのは誰でも見ればわかる。 おもわずひるみそうになって休んでたら、河原に座って休んでる若者から声が かかった。韓国から来たらしい。ガイドもポーターもなしで一人で歩いてる。 小太り気味やけどがっしりしてるんでこんなとこは何でもないんやろ。 「疲れたか?」、「疲れた」(橋を見ただけで疲れた) 「ええもんやるわ」、「何」、 「これや!」、 とボトルを差し出してきた。「これはよう効くで」と笑いながら言う。 いかにも妖しげやんか。「アルコール?」、「いやいや、薬草や」と言う。 これからきつい登りが続くのにお腹を壊したくない。 断りたいけど、無下にもしにくい雰囲気だ。 どうしよう。「では一口だけ」、たくさん飲むふりしてちびっと一口いただく。 いきなり元気になるわけもないけど、いきなりお腹こわしたりもしなさそう。 「ありがとう」 彼はぐんぐん先に行く、わしらは後からゆっくり行く。 吊り橋の登り口まで行くのも大変な坂だ。ヒーヒー言いながらやっとついた。

下を向いたら怖いくらい高さがある。

それに長い。慎重に渡ろう。 やっと着いたら、そっから本格的な登りが始まる。

山はきれいやけど、息があがる。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-20、Jorsale(ジョルサレ)で昼ごはん

おやおやまだ降るのか。

なんだかんだ言ってもMonjo(モンジョ)は2855メートル、上ったり下ったりしながらも かなり上ったのだ。左方向、NAMCHE(ナムチェ)がとりあえず今日の行く先だ。 3400メートルらしい。

またまた吊り橋を渡って、

向こうに見えてるのがJorsale(ジョルサレ)の村らしい。あとちょっとだ。

あちこちにリスクマネージメントの看板がある。

要するに高山病などに気をつけろということだ。 着いた。ここだ。

ここで休憩と昼飯だ。 なかなかりっぱなレストランではないか。

ここもまだ川べりの谷間だ。今まで汗びっしょりで歩いてきたけど中に入ったら とたんにひんやりする。あわててセーターをはおる。 ここまで来る道中で大体似たり寄ったりのペースで歩いて来てた人たち、ガイド兼 ポータさんを一人連れた韓国人らしい若い女性、一人でトレッキングしてるらしい これも韓国人らしい若い男性などもここで休んではる。

これから行く人たちは期待に満ちて元気一杯、お喋りも弾んでいる。帰って来た 人たちは今日はまだここにはいないみたいだ。その時、隅の方のテーブルに座って いた女性から声をかけられた。「日本の方ですよね」、それがあの熟年の女性だった。 一人でロバに乗ってエベレスト街道をトレッキングするなんて仰天だ。 なんと素晴らしい。 で、わしらはとりあえず飯を食おう。カレーばっかりもちょっと飽いてきたかも 知れん。今日は麺にしよう。

これが大失敗やったと思う。どう考えてもインスタントラーメンだ。出汁も なんやようわからん味だ。それに具は揚げなんかパンみたいなやつなんか、 わけわからん。腹が減ってるんで食うだけはくうけど後悔やなあ。 モモはまあいける。ソースもうまい。

やっぱりダルバートを食わんとあかんのやねえ。 お茶で口直しをしよう。

ついでに魔法瓶にお湯を入れてもらう。これってすごく大事。飯食ったとこでは お湯はタダで入れてもらえる。予備に水はもってるけど普段はお湯を飲む。 登山で、特に高山では水分補給がとても大事だ。しょっちゅう水を飲んでた方が いい。しかし、どこでもミネラルウォーターが買えるとは限らへんし、上に行けば 行くほど値段があがる。それに疲れた時はお湯を飲む方が吸収がええように感じる。 そやから大休憩毎にお湯を補給してもらうととても助かる。 おや、そろそろあの熟年の妖女が出発するところだ。わしらだけでなくて、誰もが 感心して興味を持ってるようだ。ロバに跨った彼女の写真を撮ってる人もいる。 わしらも撮らしてもらおう。

ご機嫌よう。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-19、Monjo(モンジョ)からJorsale(ジョルサレ)へ

話はちょっとだけ前後するけど、モンジョをすぎてジョルサレで休憩してたとき 1人の熟年のご婦人に声をかけられた。同じ日本人やからと言うことだ。 話していて驚いた。おん歳84歳?、1人でエベレスト街道をずっと回って今帰り なのだそうだ。「ええっ、一人で? 歩いて?」仰天した。「いやいや、ロバに 乗ってよ」って悠然フフフと笑ってはる。

それにしてもすごい。もちろんガイドさん付きでロバに乗って往復したんやけど それにしてもそういう問題ではなくてすごい。こういう山中深く何千メートルの とこまで来たいという気持ちを持てるというのがすごいなあと思う。お年のわりに なんて言うこと自体が失礼な気がする。お名前は聞かなかったけどもしかしたら すごい人なんかも知れん。 とまあ後でこんなことがあったんやけど、今は、まだ出会ってない。ここからは きつい坂道だ。 途中であった岩の下。

昔は村もロッジもなかったんでこんなとこで野宿したらしい。焚き火の煙で真っ黒に なっている。 ハーハー言いながらチビチビと登る。ガイドさんと友人の足取りは軽いけど、 わしは息が苦しい。きついというても日本のアルプス登山なんかと比べるとそれほど でもない。やっぱり高山故の息がきついんやと思う。薬を飲んだせいで緩和されてる とは思うけど、頭の中も薬のせいかちょっとしか痛くない。さっきは入山登録する 場所かと思ったけどガイドさんがちょっと用があっただけらしく、入山登録する Monjo(モンジョ)はもう一山越したところらしい。 その一山がきついのだ。

こんなとこでもロバやゾッキョは平気で、かいやいやかはわからんけど、どんどん 登ってる。 やっと登りきったらこんどは下りだ。

降ってるうちに上った分下りるんやとわかってきた。徒労感でよけいつかれる。

景色は悪くないけど足取りは重い。

ここからさきこんなとこがどんだけあるんやろ。上り下りは山の常識やけどここは 帰り道のときもつらかった。それで、後であの熟年熟女の方がロバでここを 越える時にどうしたんやろ、大変やったやろなあって友達の話あったことだった。 ロバに乗ったままやったら振り落とされそうになるやろし、降りたら降りたで、 歩いて越えるんは大変やし、どうしたんやろ? それやったらエベレストに近い上の方に上る時、下りる時ってもっと坂はきつい やろに、その時はどうやったんやろ? それを思うと単にロバに跨って、楽チンの 旅とはとても考えられへんだけに、余計感心したのだった。

なんだかんだの内にMonjo(モンジョ)についた。

ここで、入山登録をやるみたいだ。ここは世界遺産サガルマータ国立公園だ。 事前にレジストレーションカードを取得しておかないといけない。 そのチェックがあるのだ。

やれやれ、後少しでJorsale(ジョルサレ)へそして昼飯だ。多分。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-18、Monjo(モンジョ)へ

薬を飲んだからか今日はえらく快調だ。気のせいか息がし易い。もう一つは靴の 中がすっきりしてる。実は右足の小指に魚の目ができててあんまり痛いんで魚の目 ころりというやつでふやかしてたんやけどすっきりとれずに中途半端に残ってたん が靴に当たって痛かった。昨夜眠れないままに寝袋のなかであっちこっちと寝返りを うってたら足に何かがひっかかってむりやり動かしたら激痛が走った。その時に 残りの魚の目がとれてしまったらしくえらいすっきりした。そのせいか、昨日までは 歩くと右足小指がすれて痛かったけど痛いのんがとれたんで今朝から何ともない。 後はギックリ腰にならんよう注意しながら歩くだけや。

但し、薬の副作用として書いてあったとおり頻尿がおきる。やたらトイレに行きたく なるのだ。休憩の度にちょっと失礼と用をたしている。まあこれはしゃあない。 道は結構険しい。細かい高度差が沢山あって登ったり下ったり、 結構ガレ場もあって歩き難い。

遠くに吊り橋が見える。 今日は一日、川に沿って登っていくみたい。何度も橋を渡ることになる。 いつも川沿いの道を行くとき疑問に思うんやけどどっちが右岸でどっちが左岸? それでググって見たら川の上流から下流を見た時、右側を右岸、左側を左岸と 言うのが正式らしい。今日は上流に向かってるから、右側が左岸で左側が右岸だ。 どっちでもええけどややこしい。 ここではどの橋も同じようだ。

暮らしの中で自然発生的に作られたのではなくて丈夫なワイヤーで出来た吊り橋で 長さや高さが違っていても幅も形も同じものなんで何かのプロジェクトで次々と 架けられてきたもんと思われる。これがなければ渡渉になる。ネパールの奥地に行くと 渡渉しながらの道も多いらしいんでこんな風に整備されてるとありがたい。 出発して30分ほど歩いたとこで橋を渡る渋滞に遭った。 向こうから荷物を背負ったロバやゾッキョが次々と渡ってくる。何時まで経っても 終わらへん。やっと途切れると思ったころ又次がやってくる。 いつになったら渡れるんやろ? しかし物資輸送が優先されるのはしょうが無い。 わしらもその恩恵にあずかってる。

感心するのは、こういうロバやゾッキョの一団はお互いに繋がれてない。それでも お互いに繋がれてるかのように粛々と一団で行動してる。たまに誰かがちょっと 休んだりすると回りもちょっと休む。見ててほほえましい。すると後ろの方から 番人のお兄さんがピーと口笛を吹いたり、声を出したりすると又動き出す。

見た目に30、40kgくらいの荷物を振り分けで2つ担いでどんな山道でも ヒョコヒョコ通って来はる。考えられへん力持ちだ。

このコースは高山が連なる遥か下の方、川沿いの樹林帯を歩くんで景色も変化に 富んでいる。 時には滝があり、

エベレストの道にシャクナゲが良く似合う。

とても良い感じのトレッキングルートだ。 さて、そろそろMonjo(モンジョ)かな?

まだやった。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-17、Phakding(パグディン)の朝

ここは殆ど谷底やから夜は寒い。寝袋の中に入ったら湯たんぽもあってあったかいけど 窓から冷気が入ってきてええ気持ちではない。それにやっぱり高山病のせいなんか 息が荒くなって寝ながらもハーハーしてし、寝ながらといいながら寝られへん。 不眠も高山病の一種か思うと不安になる。外では時々ゴーゴーと雨が降っていて よけい不安がつのる。寝られへんからトイレに行きたくなる。真っ暗な廊下を 歩いて共同トイレへ。寒い。これで眠気がまた遠のく。それで寝られへんから又 トイレへ。この繰り返しでとうとう朝がきた。 天気はどうだ? 一応晴れてるか? 天気予報は時々雨やから油断はできへんけど 綺麗に見えるのはヌプラかな?

晴れたらええなあ?

体調はもひとつやけど、朝飯を食って元気をだそう。

とても面白い朝飯だ。頼んだのはオムレツとチャパティだ。こんなふうに重ねて 喰うのは何流なんやろ? 裏返してチャパティにバターやジャブを塗って、 オムレツと重ねてナイフで切り取って喰う。やや硬めのチャパティとふんわり柔らかい オムレツを重ねて一緒に食う、美味しいけど初めての食感だ。しかもバターや ジャムの味も加わる。和洋折中というか、ネパ洋折中というか? こうしてみると食欲は全然落ちてない。ということは高山病が緩いんやろか? それともただ口賤しいだけか? チャイをいただいた後、とりあえずダイヤモックスを半錠飲んでみる。1日1錠、 朝晩半分ずつってお医者さんに言われた。割れ目はついてるものの薬を半分に 割るのは道具がないと結構難しい。欠けた小片も集めて口に入れる。 今日の予定はMonjo(モンジョ)からJorsale(ジョルサレ)を通ってNAMCHE BAZAR(ナムチェ バサール) まで行く。MonjoからJorsaleあたりまでは上り下りはあるものの平均的な標高差は あんまりない。はずだ。 JorsaleからNAMCHE BAZARまでは一気の登りで3400メートルまで行かんとあかん らしい。6時間では無理やと思う。8時間以上かかるかもしれん。えらいしんどい 1日になると思う。それもあるけどやっぱり高低差が心配だ。 この薬は元々高山病の予防のために使われる(そもそもは利尿剤)んやから酷くなる 前に飲んどくべきとちゃうやろかと思ったのだ。 ではPhakding(パグディン)の村を出発しよう。

高低差がないというのは地図だけのことで、目の前には高低差が一杯ある。

頑張らねば。

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ありがとうございました。

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