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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-41、ルクラに向かう。

さて、エベレスト街道最終行程の日の出発だ。一晩寝たら、こわばった体も大分 ましになってる。けど、足はパンパンやし腰もまだまだギクシャクしてる。しかも 今日1日は登りばっかりになる。先が思いやられるけど行くしかない。今日の行程は 短い。ガンガン登ろうとおもうけど、高山病のせいか、根性なしのせいかすぐに疲れる。 1時間ほど歩いたところで、来る時に昼飯を食ったロッジ兼レストランに着いた。

おや、前回、お昼を食べた時に居てた可愛い児がまたいるではないか。今日はちょっと ご機嫌が悪いみたいだ。お姉ちゃんらしき娘をあいてに何か泣いたりぐずったりしてる。 しめしめ、こういう時のために今回はお土産を持ってきたのだ。 チョコレート、前回はポーターさんの荷物に入れてたんで渡せなかったけど、こんな時が ありそうなんで今回はリュックに入れておいた。さて、お気に召すかな? 泣いてるけど興味はあるようだ。お姉ちゃんが何か言ってる。恐る恐る包み紙を 剥がし始めた。 ちょろっと食べて見る。いけるかな? もうちょっと食べて見る。「美味しい」って顔をしてる。よかった。 おやおや、つぎつぎ食べ始めた。あんまり食べ過ぎたらあかんよって言いたい けど言葉が分からへん。

ご機嫌はだいぶ治ったらしい。今日はお母さんは忙しいみたいだ。

わしらはここで根が生えてるわけにはいかへん。先へ進もう。

もう少し歩いて次の村あたりで異変がおきた。 とうとう気にしてた靴の裏の裏皮がペロンととれてしまったのだ。しばらく歩いて 見たけどペッタン、ペッタンして歩かれへん。これはいかん。なんとかせんとあかん。 で、ガイドさんにヒモみたいなもんを持ってへんかと聞いてみたら、首にまく 布地をだしてくれた。やむをえんからそれで括ってみる。しかし、2、3歩歩いたら すぐに解ける。これではあかん。テープみたいなんないやろか。村の中ではあるけど 売店みたいなのはない。どうしょうって困ってたら、通りかかった欧米系の トレッカーの若者が、「何、何?」って寄って来て、「テープやったらあるで」と わざわざリュックの中を探って取り出してくれた。 「ありがとう。助かるわ。」とそれを借りて、とりあえずぐるぐる巻きにする。

2、3歩、歩いて、これで行けそうやわと安心する。 残ったテープを返そうとすると、いいよって笑って向こうに行く。カッコええなあ。 ありがとう。 見た目にはひどいもんやけどそんなこと言うてられへん。歩くのは全然問題ない。 靴は問題ないけど足腰はガタガタや。あと少し頑張って歩こう。

登りはきついけど風景は長閑、

日々の暮らしの暖かさを感じながら歩く。

それにしても登りが長い。 向こうから馬が走ってきた。ここにはこういう日常があるらしい。

かっこええけど危ない。 高山植物が綺麗に咲いて居る。

しんどくなると下によく目がいくのだ。 ふと見上げると丘の上に門が見える。おおっ、あれがルクラ村の入り口ではないか。 確か来る時に見ながら通った女性シェルパの門だ。

やっと着いたようだ。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-40、パグディンから。

やっとパグディンに着いた。もう18時近い。やっぱり後半ペースダウンしてしまって 仲間の足を引っ張ってしまった。とりあえず今日頑張ったんで、明日はルクラまで 行くだけ、来る時には約3時間、それは下りばっかりやったけど、帰りは、2500メートル から2800メートルまでの登り道だ。短いけどしんどい、けどあとちょっとだ。 いちばんしんどいとこは今日済ませてしまって結果的にはよかったと思う。 今日は川に沿った気持ちのええ道やったけど、明日からは山道になる。それは それで長閑な山の中の田園風景が広がって写真撮るにもええし、すけっちにも エエ感じなんやけどそんな余裕があるやろか?

とりあえず、もう早速晩飯だ。 もちろんダルバート。

とても美味しいって言おうとしたけど、これあ大失敗?かな? あんまりいつも同じチキンというんもマンネリなんでオムレツのダルバートと いうのを頼んでみた。どんなんか想像つかへんかったけどやってきたのは確かに オムレツ? 卵焼き? ちっちゃいのがペロンと乗ってるだけで、カレーがない。 ダルバートのルールってわからへんけどこれってネパール食を無理やり欧米風に ミックスしたんとちゃうやろか? もひとつ美味しくない。でも腹減ってるんで 完食して、ちゃっちゃと寝よう。

谷底のロッジは相変わらず寒い。湯たんぽにしがみついて寝る。来た時は高山病気味 で寝られへんかったけど、今日は薬飲んでるし、疲れてるんで直ぐに寝た。 階段降りるのが辛い。 ちょっとゆっくりの朝飯だ。

いつものチャパティとオムレツ。これも奇妙な食べ物ではあるがすっかり食いなれた。 朝はこれって体が馴染んでしまったようだ。裏返してチャパティにバターとか ジャムを塗って食べる。奇妙やけど変にうまい。 今日の行程は3時間強か? でも登りばっかりやからちときつい。 そろそろ全身ガクガクだ。歩いたら少々ほぐれるやろか?

ロッジをでたらエエ天気だ。

この天気が行くときに欲しかった。 あそこに見えてるのはヌプラやろか?

頑張って歩こう。これで最後だ。 おや、通学の時間かな?

おはよう、頑張ってね。

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ありがとうございました。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-39、Jorsale(ジョルサレ)で昼飯。

さて、ゆっくりついでにここで昼飯を食う。 やっと日本食を脱してネパール食を食える。ネパール食っていうてもここらへんは 欧米のトレッカー中心が主要客層みたいやから欧米食がメインになってるんで メニューをみてもそれらしいのはダルバートしかない。

この日もチキンカレーのダルバート、ということでご飯のよこのスペースに ダル(豆)スープやカレーや野菜のおかずを少しずつ乗せて混ぜ混ぜしながら 食べる。青い野菜はこのエベレスト街道を歩いてると必ずみかける青梗菜畑で とれたやつだ。このへんの青梗菜は柔らかくてとても美味しい。 それにしても、往路に来たときは行き帰りのトレッカーで店中が賑わってたのに 今回はほとんど誰もいない。もう昼ごはん時分をかなりすぎてるかもしれん。 誰もおらんかったらちと寂しい。

では元気をだして又歩こう。ここと今日の行き先パグディンとは共に標高2600メートルほどで 標高差はほとんどないけど、途中にかなりの起伏がある。途中のモンジョまでの 間にかなりきつい峠があるはずだ。来る時は3時間ちょいかかったんで、帰りは バテてる分もっとかかるかも、今は14時やから17時をすぎるやろうとおもう。 要するにかなりバテてるんで足腰が重い。 でも、荷物は先に行ってるんで行くしかない。 ここからはずっと川沿いに歩く、右に渡ったり、左に渡ったりスチールの吊り橋を 渡りながら行く。道は石がゴロゴロなんやけどロバやゾッキョが踏み固めるせいか 結構歩きやすい。そういえばやっぱり日曜日のせいかロバやゾッキョの行軍が 全くない。そして雪がないとこも彼らのウ◯コが見あたらへんと言うことは、 誰かが掃除してるんか? すごい事だ。 狭い谷底の両側は巨大な山が続いていて、その更に奥には雪と氷を頂く、ヒマラヤ の山々が連なっている。 やっぱりここはエベレスト街道なんやと思いながら歩くことができる。空は晴れて Tシャツで歩いてても汗ばむくらいだ。昨日までの雪空が嘘のようやんか。長い急な 下りを長時間歩いてきたんで、ギックリ腰がではじめてるんちゃうやろか、腰と 腿が固まってきたんでギクシャクと歩く、雪道でもないのにストックに頼るのが ありがたい。どうしても仲間に遅れがちだ。 もうしわけないけどゆっくり行こう。 村はずれを通ると、かならず農家があって、野菜を作ってたり、ゾッキョやロバを 飼ってたり、何もなかったりとそういう風景がとてもいい。

しかし、腰と心に余裕がないんで写真も撮らへんし、頭の中にスケッチをすることもない。 只々黙々と歩くだけだ。 15時30頃、水分補給で休憩した頃は風が吹いて大分寒くなってきた。薄手のセーターを 出して着る。 あとどんだけ歩くんやろ、又、一吊り橋を渡って、向こうに集落が見えた時、 あそこが今日の目的地ですよとガイドさんに教えられた。 もう足がパンパンや、もうちょっと頑張ろう。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-38、Jorsale(ジョルサレ)へ。

登ってくるトレッカーたちとすれ違う度に「ハッピーホーリー!」って声がかかる のはええんやけど、顔にべっとりの絵の具が気になる。それ以外にもシェーバーの 刃が痛んでしまってヒゲの剃り残しがいっぱいあるし、風呂は何日も入ってないし ボロボロなんやけど、顔くらいは洗っとこうと、山道で流水があったのを幸いに さっぱりと洗い落とした。 さすがにしばらく村落はないんで、もう色粉を塗りにくる子ども達は現れへんようだ。

わしらの荷物を運ぶシェルパ族のお兄さんも待ってくれている。

実は、ここで決断をしないといけない。今日はエベレストを見るチャンスを稼ぐ ために9時すぎまで出発を伸ばしたんで途中のジョルサレかモンジョで泊まるように しようということやったんやけど、わしらのペースはそれほど悪くないと判断 したのかガイドさんの提案では、当初の予定通りにパグディンまで行ったらどうやろ? ということだった。その違いは何やと言うと今日しんどいか明日しんどいかの 違いだ。今日はどっちみちしんどいんやから明日は少し楽な方がええような 気がする。パグディン到着はかんり遅くなりそうやけど頑張ろうといくことに 決めた。もっと後で決断したかったけど、ポーターさんはここから一気に目的地 まで行くんで荷物をどこまで運ぶか今決めないといけないのだ。 今日も又長い1日になりそうやけど頑張ろう。 ということで二つ吊り橋までやってきた。

この坂道は急やったんで登りもしんどくて時間がかかったけど下りも時間がかかる。 やっと降りきって振り返ってみる。

時間はもう昼ちかい。3880メートルから2600メートルあたりまで一気に降って 来たのだ。足や腰には下りの方がダメージがある。しかも最初はこけまくったんで もっとダメージがある。体が固まってゴリゴリしてる。降ってる時は下りのほうが きついと思う。 ぐちゃぐちゃぶつぶつつぶやいてるうちにやっと人里が近づいた。

ここで休憩してお昼を食べる。

やれやれ。とりあえずお茶を飲もう。

来た時はロバに乗った怪傑お婆さんがいてえらい盛り上がったし、村の人たちも 外で賑わっていたけど今日は日曜日やからかけっこうひっそりしてる。

ストーブって置いてあるだけで気持ちが落ち着くようなのがおかしい。 今日のお昼は勿論ネパール食、ダルバートだ。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-37、二つ吊り橋へ。

さて、熱いお茶をのんで休憩したら元気がでた。可愛いお嬢ちゃんと話もできた。 こんな小さいのに学校で英語の勉強もしてるらしい。すごいなあ。

店をでるといよいよナムチェ・バザールの村を出て行くことになる。村を出たら もう雪はないやろと思ってたらまだ残ってる。今日は日曜やから荷物運びの動物達は 来ないのだそうだ。それに高度はまだ3400メートル、雪は溶けるはずがないんと ちゃうやろか。

しばらく歩くと子ども達が道にたむろしてる。なんやろ?

手に手になんか持ってる。わしらに何かしようと待ち構えてるみたいな雰囲気だ。 ガイドさん曰く、今日はホーリー祭というお祭りの日らしくて、誰彼なく色粉を 塗りたくり合ってそのお祭りを祝うらしい。 わしらはうまい具合にカモが来たというところだ。

写真を撮らしてもらったり、声をかけたり、手でちょんちょんしたりしながら さりげなく通り過ぎようとしたら、前の2人はするりと通り抜けれたのに、わしだけ 子どもにとうせんぼされて動かれへん。待っとけ、待っとけといいながら手に 色粉をつけてる。えらいことになったわって思いながらも、まあお祭りやから しゃあないわとあきらめて待ってると、顔にべっとりとそれぞれの子どもが色んな 色を塗りつけてくれた。 ありがとう。「ハッピーホーリー!」って言いあうらしい。 では先ゆく仲間に追いつこう。

道はまだまだ雪がついてるんで気をつけないといけない。これくらいの凍りかたが 一番滑りやすい。時々、つるっと足が滑る。バランスを崩してこけることもあるけど ストックがあるんでさっきほどではない。それにしても靴の裏が心配になってきた。 こんなとこでペロッて剥がれたらどうしよう。 苦労しながら歩いていたらくる時も大休憩したビューポイントまでやってきた。 トイレもある。歩いてる時はあんまり他人を見かけへんかったのに休んでみれば かなりの人が集まってる。ここでもハッピーホーリー!」って笑顔で声がかかるのは わしの顔にいっぱい色粉が塗られてるかららしい。 そろそろ道に雪がなくなってきた。

ここから、二つ吊り橋までは急な下りだ。雪がないのはとてもありがたい。ついでに 道の真ん中に点々と落ちて居た、ゾッキョやロバたちの落し物もすっかりなくなってる。 誰かが掃除したはずもないんで雪がきれいに溶かして持って行ったんやろか。 こんなに道が綺麗になるとは思わへんかった。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-22、NAMCHE BAZAR(ナムチェ・バザール)へ

やっと最後のつり橋を渡りきったら、そっから容赦無しの急坂が始まる。高度は 3000メートル近い。結構息が上がる。大きい動作で吐いて、吐いて、吸うてと しっかり呼吸をせんと酸素濃度が一気に下がる。頻繁に水分補給も必要やけど あんまり休みすぎたらかえって疲れるんとちゃうやろか、ゆっくりゆっくり登ろう。 なんてタラタラしてたら、後ろが騒がしくなった。ゾッキョの一隊がワサワサと 登って来たようだ。山側に寄って道を空けよう。

なんてタフなんやろ、降りてくるロバの隊列もすれ違う。とろい人間は弾きとばされ そうだ。

ハーハー言いながら登っていくと、少し開けた場所に着いた。ここがこのコース最初の エベレストビューポイントなのだそうだ。空は曇ってるから何も見えへん。

幸いトイレがある。みなさんゆっくり休憩してはる。わしらもそうしよう。 高山の上にある無人トイレのわりにはわりと綺麗にされている。 おや、「こんちは、久しぶり」 昨日の朝、抜きつ抜かれつしてた単独行の日本人の人に又出会った。 「元気やねえ」とほめてくれるけど、「あなたこそ元気じゃないですか」と返す。 ポーターなし、ガイドなしでここまで来たからには最後まで一人でいけそうだ。 多分、61、2歳くらいではなかろうか?すごいなあ。 ではわしらも頑張ろうと歩き始める。 林の向こうにいるのはカモシカらしい。

ガイドさんに教えられて始めて気がつく。自分でキョロキョロ観察しながらという 余裕はない。こういうしんどい時のために塩飴やら、何種類か飴を持って来たけど 食べられへん。息が苦しいんで大きい息をしつつ歩いてると口の中の飴玉が邪魔に なってしゃぶってられへん。 綺麗な花があっても気が付くかへん。

晴れないものの山も美しい。

登っても登っても登り道だ。途中でガイドさんは裏道に逸れた。こっちの方が 緩いか? そんなわけはない。行き先は同じだ。 17時を過ぎる頃やっとナムチェ・バザールの入り口に着いた。

ここで又入山登録をするらしい。 さあ、着いたかと安心するのはまだ早い。 ナムチェ・バザールの村は斜面にそって展開してる。

目指すロッジは中腹にあるらしい。 一旦着いたと思ってしまうと足が鉛のように重くなる。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-21、2つ吊り橋を目指す

さて、元気一杯、フフフフとうそぶきながら出発していった熟年ロバガールを見送ったし、 飯も食った。熱いお湯ももらった。ここから先はNAMCHE BAZAR(ナムチェ バザール) まで水を買えるような店はないのだそうだ。頑張って歩かんとあかん。 標高3400メートルまであと数時間かかりそうだ。川べりをしばらく歩くと、 このコースで一番高いところにかかる吊り橋があるそうだ。古い橋と2本かかっている らしく、それを越えるのが本日1番の難所やと聞いた。(本当はもっと難所が色々あった)

一気に高度差を詰めるというのは高山病的にはハラハラするけど、今のとこは 軽い頭痛だけやからあんまり気にせんと行こう。 ちょっと前に通った村の出口あたりでしきりにロバが横に寝てガサガサしてる。 ようみたら背中をこすりつけるような仕草をしてるんでどうも背中を掻いてるらしい。 まああんだけ荷物を担がされたら背中に擦り傷が一杯できて痒くなるわなあって 同情してしまう。この街道はロバやゾッキョあるいは羊みたいなのに隊列を組ませて 荷物を運ばしてるけど、ロバに向いた荷物、ゾッキョに向いた荷物なんてあるんやろか? 誰が何を運ぶか結構気になってガイドさんに聞くんやけどもひとつはっきりわからん。 持ち主次第なんやろか。左右おんなじでちょうど動物1頭が運べるくらいの荷物に パッキングするのも結構大変やろなあっておもう。

これは何かと言うとアラジンの魔法のランプやのうて、香料をたくものらしい。 どんな村に行っても軒先にぶら下げてある。旅の安全を山の神様に祈るんやろか? その2本吊り橋までは、まだ3本くらい、つり橋を渡っていかんとあかんらしい。

河原の道をテクテク歩く。

それほど落差はないんで今のところはしんどくない。

30分以上歩いたら、遠くに2本吊り橋が見えた。なるほど高いとこにある。

上の方が現役らしい。ここか一気に登るというのは誰でも見ればわかる。 おもわずひるみそうになって休んでたら、河原に座って休んでる若者から声が かかった。韓国から来たらしい。ガイドもポーターもなしで一人で歩いてる。 小太り気味やけどがっしりしてるんでこんなとこは何でもないんやろ。 「疲れたか?」、「疲れた」(橋を見ただけで疲れた) 「ええもんやるわ」、「何」、 「これや!」、 とボトルを差し出してきた。「これはよう効くで」と笑いながら言う。 いかにも妖しげやんか。「アルコール?」、「いやいや、薬草や」と言う。 これからきつい登りが続くのにお腹を壊したくない。 断りたいけど、無下にもしにくい雰囲気だ。 どうしよう。「では一口だけ」、たくさん飲むふりしてちびっと一口いただく。 いきなり元気になるわけもないけど、いきなりお腹こわしたりもしなさそう。 「ありがとう」 彼はぐんぐん先に行く、わしらは後からゆっくり行く。 吊り橋の登り口まで行くのも大変な坂だ。ヒーヒー言いながらやっとついた。

下を向いたら怖いくらい高さがある。

それに長い。慎重に渡ろう。 やっと着いたら、そっから本格的な登りが始まる。

山はきれいやけど、息があがる。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-20、Jorsale(ジョルサレ)で昼ごはん

おやおやまだ降るのか。

なんだかんだ言ってもMonjo(モンジョ)は2855メートル、上ったり下ったりしながらも かなり上ったのだ。左方向、NAMCHE(ナムチェ)がとりあえず今日の行く先だ。 3400メートルらしい。

またまた吊り橋を渡って、

向こうに見えてるのがJorsale(ジョルサレ)の村らしい。あとちょっとだ。

あちこちにリスクマネージメントの看板がある。

要するに高山病などに気をつけろということだ。 着いた。ここだ。

ここで休憩と昼飯だ。 なかなかりっぱなレストランではないか。

ここもまだ川べりの谷間だ。今まで汗びっしょりで歩いてきたけど中に入ったら とたんにひんやりする。あわててセーターをはおる。 ここまで来る道中で大体似たり寄ったりのペースで歩いて来てた人たち、ガイド兼 ポータさんを一人連れた韓国人らしい若い女性、一人でトレッキングしてるらしい これも韓国人らしい若い男性などもここで休んではる。

これから行く人たちは期待に満ちて元気一杯、お喋りも弾んでいる。帰って来た 人たちは今日はまだここにはいないみたいだ。その時、隅の方のテーブルに座って いた女性から声をかけられた。「日本の方ですよね」、それがあの熟年の女性だった。 一人でロバに乗ってエベレスト街道をトレッキングするなんて仰天だ。 なんと素晴らしい。 で、わしらはとりあえず飯を食おう。カレーばっかりもちょっと飽いてきたかも 知れん。今日は麺にしよう。

これが大失敗やったと思う。どう考えてもインスタントラーメンだ。出汁も なんやようわからん味だ。それに具は揚げなんかパンみたいなやつなんか、 わけわからん。腹が減ってるんで食うだけはくうけど後悔やなあ。 モモはまあいける。ソースもうまい。

やっぱりダルバートを食わんとあかんのやねえ。 お茶で口直しをしよう。

ついでに魔法瓶にお湯を入れてもらう。これってすごく大事。飯食ったとこでは お湯はタダで入れてもらえる。予備に水はもってるけど普段はお湯を飲む。 登山で、特に高山では水分補給がとても大事だ。しょっちゅう水を飲んでた方が いい。しかし、どこでもミネラルウォーターが買えるとは限らへんし、上に行けば 行くほど値段があがる。それに疲れた時はお湯を飲む方が吸収がええように感じる。 そやから大休憩毎にお湯を補給してもらうととても助かる。 おや、そろそろあの熟年の妖女が出発するところだ。わしらだけでなくて、誰もが 感心して興味を持ってるようだ。ロバに跨った彼女の写真を撮ってる人もいる。 わしらも撮らしてもらおう。

ご機嫌よう。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-19、Monjo(モンジョ)からJorsale(ジョルサレ)へ

話はちょっとだけ前後するけど、モンジョをすぎてジョルサレで休憩してたとき 1人の熟年のご婦人に声をかけられた。同じ日本人やからと言うことだ。 話していて驚いた。おん歳84歳?、1人でエベレスト街道をずっと回って今帰り なのだそうだ。「ええっ、一人で? 歩いて?」仰天した。「いやいや、ロバに 乗ってよ」って悠然フフフと笑ってはる。

それにしてもすごい。もちろんガイドさん付きでロバに乗って往復したんやけど それにしてもそういう問題ではなくてすごい。こういう山中深く何千メートルの とこまで来たいという気持ちを持てるというのがすごいなあと思う。お年のわりに なんて言うこと自体が失礼な気がする。お名前は聞かなかったけどもしかしたら すごい人なんかも知れん。 とまあ後でこんなことがあったんやけど、今は、まだ出会ってない。ここからは きつい坂道だ。 途中であった岩の下。

昔は村もロッジもなかったんでこんなとこで野宿したらしい。焚き火の煙で真っ黒に なっている。 ハーハー言いながらチビチビと登る。ガイドさんと友人の足取りは軽いけど、 わしは息が苦しい。きついというても日本のアルプス登山なんかと比べるとそれほど でもない。やっぱり高山故の息がきついんやと思う。薬を飲んだせいで緩和されてる とは思うけど、頭の中も薬のせいかちょっとしか痛くない。さっきは入山登録する 場所かと思ったけどガイドさんがちょっと用があっただけらしく、入山登録する Monjo(モンジョ)はもう一山越したところらしい。 その一山がきついのだ。

こんなとこでもロバやゾッキョは平気で、かいやいやかはわからんけど、どんどん 登ってる。 やっと登りきったらこんどは下りだ。

降ってるうちに上った分下りるんやとわかってきた。徒労感でよけいつかれる。

景色は悪くないけど足取りは重い。

ここからさきこんなとこがどんだけあるんやろ。上り下りは山の常識やけどここは 帰り道のときもつらかった。それで、後であの熟年熟女の方がロバでここを 越える時にどうしたんやろ、大変やったやろなあって友達の話あったことだった。 ロバに乗ったままやったら振り落とされそうになるやろし、降りたら降りたで、 歩いて越えるんは大変やし、どうしたんやろ? それやったらエベレストに近い上の方に上る時、下りる時ってもっと坂はきつい やろに、その時はどうやったんやろ? それを思うと単にロバに跨って、楽チンの 旅とはとても考えられへんだけに、余計感心したのだった。

なんだかんだの内にMonjo(モンジョ)についた。

ここで、入山登録をやるみたいだ。ここは世界遺産サガルマータ国立公園だ。 事前にレジストレーションカードを取得しておかないといけない。 そのチェックがあるのだ。

やれやれ、後少しでJorsale(ジョルサレ)へそして昼飯だ。多分。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-18、Monjo(モンジョ)へ

薬を飲んだからか今日はえらく快調だ。気のせいか息がし易い。もう一つは靴の 中がすっきりしてる。実は右足の小指に魚の目ができててあんまり痛いんで魚の目 ころりというやつでふやかしてたんやけどすっきりとれずに中途半端に残ってたん が靴に当たって痛かった。昨夜眠れないままに寝袋のなかであっちこっちと寝返りを うってたら足に何かがひっかかってむりやり動かしたら激痛が走った。その時に 残りの魚の目がとれてしまったらしくえらいすっきりした。そのせいか、昨日までは 歩くと右足小指がすれて痛かったけど痛いのんがとれたんで今朝から何ともない。 後はギックリ腰にならんよう注意しながら歩くだけや。

但し、薬の副作用として書いてあったとおり頻尿がおきる。やたらトイレに行きたく なるのだ。休憩の度にちょっと失礼と用をたしている。まあこれはしゃあない。 道は結構険しい。細かい高度差が沢山あって登ったり下ったり、 結構ガレ場もあって歩き難い。

遠くに吊り橋が見える。 今日は一日、川に沿って登っていくみたい。何度も橋を渡ることになる。 いつも川沿いの道を行くとき疑問に思うんやけどどっちが右岸でどっちが左岸? それでググって見たら川の上流から下流を見た時、右側を右岸、左側を左岸と 言うのが正式らしい。今日は上流に向かってるから、右側が左岸で左側が右岸だ。 どっちでもええけどややこしい。 ここではどの橋も同じようだ。

暮らしの中で自然発生的に作られたのではなくて丈夫なワイヤーで出来た吊り橋で 長さや高さが違っていても幅も形も同じものなんで何かのプロジェクトで次々と 架けられてきたもんと思われる。これがなければ渡渉になる。ネパールの奥地に行くと 渡渉しながらの道も多いらしいんでこんな風に整備されてるとありがたい。 出発して30分ほど歩いたとこで橋を渡る渋滞に遭った。 向こうから荷物を背負ったロバやゾッキョが次々と渡ってくる。何時まで経っても 終わらへん。やっと途切れると思ったころ又次がやってくる。 いつになったら渡れるんやろ? しかし物資輸送が優先されるのはしょうが無い。 わしらもその恩恵にあずかってる。

感心するのは、こういうロバやゾッキョの一団はお互いに繋がれてない。それでも お互いに繋がれてるかのように粛々と一団で行動してる。たまに誰かがちょっと 休んだりすると回りもちょっと休む。見ててほほえましい。すると後ろの方から 番人のお兄さんがピーと口笛を吹いたり、声を出したりすると又動き出す。

見た目に30、40kgくらいの荷物を振り分けで2つ担いでどんな山道でも ヒョコヒョコ通って来はる。考えられへん力持ちだ。

このコースは高山が連なる遥か下の方、川沿いの樹林帯を歩くんで景色も変化に 富んでいる。 時には滝があり、

エベレストの道にシャクナゲが良く似合う。

とても良い感じのトレッキングルートだ。 さて、そろそろMonjo(モンジョ)かな?

まだやった。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-17、Phakding(パグディン)の朝

ここは殆ど谷底やから夜は寒い。寝袋の中に入ったら湯たんぽもあってあったかいけど 窓から冷気が入ってきてええ気持ちではない。それにやっぱり高山病のせいなんか 息が荒くなって寝ながらもハーハーしてし、寝ながらといいながら寝られへん。 不眠も高山病の一種か思うと不安になる。外では時々ゴーゴーと雨が降っていて よけい不安がつのる。寝られへんからトイレに行きたくなる。真っ暗な廊下を 歩いて共同トイレへ。寒い。これで眠気がまた遠のく。それで寝られへんから又 トイレへ。この繰り返しでとうとう朝がきた。 天気はどうだ? 一応晴れてるか? 天気予報は時々雨やから油断はできへんけど 綺麗に見えるのはヌプラかな?

晴れたらええなあ?

体調はもひとつやけど、朝飯を食って元気をだそう。

とても面白い朝飯だ。頼んだのはオムレツとチャパティだ。こんなふうに重ねて 喰うのは何流なんやろ? 裏返してチャパティにバターやジャブを塗って、 オムレツと重ねてナイフで切り取って喰う。やや硬めのチャパティとふんわり柔らかい オムレツを重ねて一緒に食う、美味しいけど初めての食感だ。しかもバターや ジャムの味も加わる。和洋折中というか、ネパ洋折中というか? こうしてみると食欲は全然落ちてない。ということは高山病が緩いんやろか? それともただ口賤しいだけか? チャイをいただいた後、とりあえずダイヤモックスを半錠飲んでみる。1日1錠、 朝晩半分ずつってお医者さんに言われた。割れ目はついてるものの薬を半分に 割るのは道具がないと結構難しい。欠けた小片も集めて口に入れる。 今日の予定はMonjo(モンジョ)からJorsale(ジョルサレ)を通ってNAMCHE BAZAR(ナムチェ バサール) まで行く。MonjoからJorsaleあたりまでは上り下りはあるものの平均的な標高差は あんまりない。はずだ。 JorsaleからNAMCHE BAZARまでは一気の登りで3400メートルまで行かんとあかん らしい。6時間では無理やと思う。8時間以上かかるかもしれん。えらいしんどい 1日になると思う。それもあるけどやっぱり高低差が心配だ。 この薬は元々高山病の予防のために使われる(そもそもは利尿剤)んやから酷くなる 前に飲んどくべきとちゃうやろかと思ったのだ。 ではPhakding(パグディン)の村を出発しよう。

高低差がないというのは地図だけのことで、目の前には高低差が一杯ある。

頑張らねば。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-16、Phakding(パグディン)で晩飯

この辺は約2600メートル、谷底なんで夜になると結構冷えて来る。WiFiも使えないんで 寝袋に入ってぼーっとしとこ。酒が飲まれへんのがつらいなあ。息も苦しいし。 今朝は4時起きやったんで眠たいし、結構疲れてる。いつもまにかうとうとしてる うちに時間がきた。もう外は真っ暗だ。食堂に行くと後発チームもいるし、欧米系の トレッカーたちも何組か集まってた。メニューは事前に相談して決めてあったんで 出て来るのにそれほど時間はかからない。 今晩もカレーにしよう。ネパールの国民食、ダルバートだ。マトンのカレーが ええかな、

肉はちょっと固め、スパイスもそれほどではない。旅行者向けに和らげてるんかもしれん。 ダルバートやからもちろんダル(豆)スープもつく。

お皿からカレーの碗をのけて、その場所でご飯やカレーやダルスープや野菜の おかずなんかを適当に混ぜながら食べていく。色々味の変化を楽しみながら食べると 楽しい。パリッとしたやつは細かく砕いてその上からかけると食感が変わって美味しい。 それにアチャールっていう漬物がある。

これも店によって味が違う。ビリリと酸っぱ辛いんが好きやけど、ここのはやっぱり マイルドだった。 昼に食ったシンプルなやつのほうが気に入ったけどこちらはこちらで美味しい。 しばらくするとモモがやってきた。 モモというのは餃子そのもので、カレー味のタレをつけて食べる。

まるっきりの蒸し餃子やけど、タレのおかげで変わった味になる。なかなか美味しい。 これはチベット料理らしいからチベット経由で中国から伝わってきたんやろねえ。 後はいつものように暑いチャイを飲んでおしまい。 酒が飲めない、飲まないのが辛いなあ。他のグループの人たちは高山病に自信が あるらしくガンガン飲んではる。羨ましい。 酒飲まずに今晩寝られるかしら。 心配だ。 しばらく談笑してから部屋に戻る。

気温がぐんぐん下がってる。部屋の中でもかなり寒い。今回はロッジに布団が なくてポーターさんが分厚い寝袋を運んでくれている。それに、湯たんぽも運んだ やつに湯をいれてくれて寝る準備が完了する。 角部屋というのはええんやけど窓から寒気が伝わってくるようで気分的にも寒さが つのる。 トイレは外にある共同のやつなんで行くのが面倒だ。しかし行かんわけにはいかん。 やれやれさっさと寝てしまいたい。 しかし、なかなか寝付かれへん。呼吸も洗い。 これって高山病症状が出てるんちゃうやろか。 不安が隠せない。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-15、Phakding(パグディン)を散歩

パグディンのロッジについて旅装を解いて、と言うてもリュックを放り出すだけやけど、 食堂でゆっくりお茶を飲んでもまだ13時過ぎだ。晩御飯は18時と決めた。それまでは 暇やから村の中を散歩してみよう。 その前にWiFiはあるか聞いてみたら、プリペイドカードを買ってくれという。1日いくら、 2日でいくらという計算らしい。と言うても実際にカードをもらってパスワードを どうこうするというんではなくて、金を払ったらロッジのおじさんがパスワードを 代わりに打ち込んでくれるというダイナミックなやり方みたいだ。しかも1日とか 2日とかは自己申告制らしい。こういうおおらかな考え方って好きやなあ。 早速2日分って頼んだら、今日は電波の具合が悪いからつながらへんと言う。 しょうがない散歩に行こう。

時々雨がパラつくけど本格的にはなりそうもないし、それほど広い村でもなさそうだ。 カメラと財布を持って外にでる。建築中のロッジが何件か目につく。トレッカーが どんどん来るんやろなあ。わしらのロッジも結構綺麗やったし、共同とはいえトイレ もちゃんとしてた。 道端には畑がある。というても自生の野菜かと間違うくらい、おおらかな育て方。

この子たちもおおらかに育って行くんかなあ。ええねえ、可愛いねえ。

子どもはどの子も昔の日本、わしらの子ども時代みたいに真っ赤なぽっぺで鼻をたれて ズーズーしてる。これぞ原風景。 やっぱり向こうから牛が来る。

ずっと牛と思ってたけど実はゾッキョというらしい。つまり牛とヤクの合いの子 だと言う。おとなしくて力持ち、しかし生殖能力がないんで1代限りらしい。 見ただけでは牛としか思えへんけど、黙って重い荷物を黙々と運ばされるのが 彼らの悲しい運命なのだ。ときどきしんどい時は列の中でも休んでるのがおかしい。 日本語の杭が立ってる。

ポカラでもよう見たなあ。 マニ車も、

普通やったらこんな店をみつけたら一杯やりたいとこやけで、今回は、カトマンズ に帰るまでは禁酒しようって友人と固い約束をしてる。

何故かって言うと、高山では酒を飲まんほうがええといろんなモノの本に書いてある。 やっぱり高山病は心配やし、こんな時しかアルコール抜き日を送るちゃんすはない と思うからだ。

なんか面白いもんがあったら買おかなって思ってたけど、あんまり行きあたらへんかった。

可愛い子供にはいくらでも行き当たる。 ここでは馬を飼ってるようだ。

なんだかんだで村はずれまで出た。 明日はあの橋を渡ってあの谷を越えてどこまで行くんやろ?

向かいの山の上の方に寺院が見える。

こんな山の奥の暮らしってどんなんやろね? もう行くとこもないんでロッジに戻ろう。暇ではあるけど結構疲れてる、息遣いも 結構苦しい。やっぱり高山のせいなんやろか? それにかなり寒い。 寒さは高山病によけい悪いようだ。 […]

高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-14、Phakding(パグディン)へ

お茶も美味しいし、景色も良い。可愛い女の子も居るし、いくらでも休憩してたい とこやけど行き先があるから先に進まんとあかんという気分になってるんで腰が 浮いてきた。ここでもう1時間以上たってるけど、後発隊、飛行機で乗り合わせた 8人グループはわしらと同じ旅行会社と契約してるらしいけど日本発の添乗員付き というツアーの人たちで、のんびり買い物などしながらやってくるみたいでまだ 姿が見えない。もしかしたら途中で昼ご飯を食べてるかもしれん。待ちあわせる 必要はないんで出発する。さっき休んではった抜きつ抜かれつのおじさんはさすがに もういない。ずっと付いてきてたワンちゃんももういない。 さあ、行こう。 村の中を歩き始めたら、道を空けろというような声がする。騒がしげな声も聞こえてきた。 何かが来るみたい。それも早そうな音がしてきた。

向こうから馬に乗った人?、人が乗った馬?が疾駆してきた。 どどどっとあっという間に通り過ぎて行く。子どもが乗った馬も続く。 あぶないなあ。かっこええなあ。何してんやろ? 急ぎの用があるんか? 唯の遊びか? 遊びみたいやなあ。 荷物運びの馬や牛やヤギだけやなくて、乗馬遊びまであるとはえらいとこやんか。 気を取り直して前に進もう。

しばらく村の中を進む。

こんな風景大好きだ。 このへんの青梗菜って中国由来なんやろか? となりといえばとなりやもんなあ。 タルチョが風に靡く。

お墓のような、曼荼羅のような。 こんな摩尼車が道中の至る所にある。ガイドさんは必ず回していく。わしらも 時々回す。しんどくなると心の中で回す。 生活の中に宗教が溶け込んでるような気がするのは、やっぱりここが山の奥深い ところやからではなかろうか。

こういう風景は悪くない。 いつの間にか天気が悪くなってきてる。時々ぽつり、ぽつりと雨が当たる。

余裕がありすぎるとしてもある程度急がないと雨になったら困る。

時々、ガイドさんが綺麗な高山植物があったら立ち止まって名前を教えてくれる。

これはサクラソウやったかな? その時はうんうんって言いながらしっかり覚えているはずやのに直ぐに忘れてしまう。 認知症が来てるんやろなあ。 予定通り、昼飯食ってから1時間ほどでパグディンに着いた。

今日はここで泊まる。

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高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-13、Thadokoshiで昼ごはん

ロバや牛や羊と一緒にあるいはすれ違いながら山道を歩いていく。不思議なことに ルクラからずっと一匹の犬が付いてくる。後になり先になり、何が気に入ったのか わしらの後をついてくるのだ。帰られへんようになったら困るんでできるだけ、 関心を引かんように知らん顔をしてるんやけど小走りについてくる。ガイドさんは 全く気にしてへんからまあいけるんやろ。それと一緒にしたらえらい失礼になるけど ルクラを出る時に一緒だった方、わしらより少々お若いけど大きなリュックを 背負ってポーターも雇わず1人で黙々と歩いてはるんやけど、ペースがわしらの 似てるんで休んでたら追い越され、歩いてたら休んではって抜きつ抜かれつ同類行 となってしまってる。そんなわけで犬とは喋られへんけどこの方とは顔を合わす度に そこそこ声を掛け合うようになった。どうやら殆どわしらと同じ行程を行かれるらしいけど どこまで1人なんやろ? ガイドさんから、このままやと昼過ぎに本日の目的地、パグディンに着きそうやけど 着いてから昼飯を食うか、もうすぐ着くタドコシというあたりで昼飯食うかどうするか と提案があった。パグディンまで行くと谷の底の方にある集落にあるロッジに 泊まるんやから多分はよ着いた分、暇でしょうがないんとちゃうやろか? 多分そうです。 では、この辺りで飯にしようよ。

歩く旅で昼飯というのは区切りでもあるし楽しみでもある。飯と聞いただけで 元気もでるのだ。 途中、途中の村には摩尼車やお経を書いた石板が積まれていることが多い。

こういうものに触れながら旅の無事を祈りつつ歩くのがおかしい。

村をいくつも抜けて、

吊り橋を渡って、

まだまだかなあって思うころ、さっきの人がへたり気味で休憩してはった。 実はわしも呼吸が荒い。今日は降っていくだけの行程やから大丈夫やと思って たんやけどもしかしたら高山病症状が出始めてるんかもしれん。 お互いしんどいですなあって言い合ってるとガイドさんが、「ここで食事ですよ」 と道路脇のロッジに入っていった。

「Sherpa’s View Point Lodge&Restaurant」と言うらしい。 可愛い女の子がいてる。

わしらを見て恥ずかしそうにしてる。3歳くらいかな? 一生懸命お母さんのお手伝いをしようとしてる仕草がかわいい。 ポケットに歩きながら舐める用の飴ちゃんが入ってた。いくつかあげると、 にっこり笑ってくれた。 可愛いね。 楽しく待ってるうちにカレーが出来た。

欧米人のトレッカーが多いんでそういう人向けのメニューも一応はあるみたい。 でもわしらは土地の食いもんがええ。これはチキンカレーだ。 青梗菜とチキンのカレーにダルスープがついただけのとてもシンプルなカレーだ。 それほど辛くないけど素晴らしくおいしい。青梗菜は湯掻いただけという感じ、 とてもフレッシュだ。そういえばこの辺の畑は青梗菜だらけやった。 それにダルスープがとても美味しい。

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