ブログ村ブログパーツ

中国、浙江省、古村の旅ー20、杭州、「江南紅楼酒家」で晩御飯。

さて、杭州まで戻った。200km近く走ってきたんでレストランに着いたらもう19:30頃だ。 まあ、晩飯を食うには程よい時間かもしれん。ということで、観光通りである河坊街から ほどちかい、「江南紅楼酒家」という杭州ではちょっと有名な老舗らしい杭州料理のお店に 向かう。

なるほど、ちょっとわかりにくいハズレにあるのに超満員の盛況だ。 さて、今日は楽しみがもう一つある。実は朝行った新葉古村のあと食事に行った 道路脇レストラン「慈延府大酒店」で旨そうな地酒の瓶がならんでいた。これは 何かと聞いたらバイヂュウ(白酒)を置いてるんやという。買って帰れるんかと 聞くと、量り売りしてくれるという。味見をさせてもらうと蕎麦のバイヂュウが とてもおいしかったんで1斤(約500g)買っておいたのだ。 ペットボトルにいれてくれるとこがなんとも面白い。 レストラン持ち込みもなんとなく黙認してもらって、というかグラスまで出してもらって いる。

これは上手い。すっきりしてキレがいい。2、30度は軽くありそうやけど重たくない。 とても飲みやすい。これで28元というから500円ていどだ。なんと素晴らしい。 あっというまになくなった。 ついでにビールもいただく。

いつものやつだ。軽いで水代わりにいける。 前菜はこんなやつ。

なんと葉っぱを凍らせやつやという。都会やから洒落た料理がでる。タレにつけて 食べるとシャキシャキしてとても美味しい。人気の料理なのだそうだ。 野菜が続く。春菊のサラダだ。

日本で食うのと全く同じ味、新鮮でシャキシャキしてとても美味しい。 中国でも時々ある。 さつまいもの揚げたやつ。

大学芋みたい。 湯葉みたいなんで巻いたやつ。もっちりしてる。

肉やらじゃがいもやらの細切りいため。

あっさりして美味しい。 大ぶりのシャコ、これは圧巻だ。塩味が利いてとても美味しい。

殻を剥くのにくろうするけど身がたっぷりで素晴らしい味わいだ。 豚肉とキノコみたいなのを炒めたやつ。なかなかいける。

サヤインゲンと青唐辛子の炒め物、ビリ辛でとてもおいしい。

後をひく美味しさだ。 本日の食事は豪華版だ。カニまで出てきた。

味噌もたっぷりでとても美味しい。 ピーマンや唐辛子とイモの炒め物。

魚の擂身団子。

どれも美味しい。 都会の有名店やから料理や味が洗練されている。 […]

中国、浙江省、古村の旅ー10、「巴国布衣」で変面劇の余興。

あっという間にもう7年たってしまったようやけど、2011年に中国、四川省の 成都へ行って、そこから石溪というところまで行って「芭石鉄道」というのに 乗りに行って来た。郊外のミニSLというやつだ。興味のある方はわしの以前の ブログをご覧あれ。で、その時、成都で川劇なるものを鑑賞する機会があった。 本物の京劇なるものを見たことはあるけどきちんとは見てないんでその違いはよう わからんけど、京劇の亜流みたいなのは中国各地にあるみたいやし、あるいは、各地に もともとあったものが首都で洗練されて京劇になったんかもしれんし、それは今の とこどうでもええんで、四川には川劇なるものがあったというだけのことだ。 噂に高い、変面劇というのをみたくて成都にある「蜀風雅韻」という劇場に行った。 わからんまま見てたけどえらい盛り上がってる。笑もあるし、大立ち回りもある。

日本の歌舞伎みたいなもん、というか歌舞伎がこういうものからの流れであるのが ようわかる。

決めどこでは見栄をきる。それが無事終わったらいよいよ変面劇だ。

これにも物語があるようやけど、さっぱりわからん。 けど、まわりがえらい盛り上がってるのだけはようわかる。 いろんな役者がでて、入れ替わり立ち替わり、どんどん顔が変わる。

変わるタイミングやその意味がわからんけど、わからんでもすごいというのだけは わかる。いつ変わったかどう目を凝らしてもまったくわからへん。 一人の顔が次々の変わっていくのだ。 そのすごさが記憶に刷り込まれているんで、チャンスがあればこれをみたいと思う。 巴国布衣でやるのは、わずか5分ほど、ご飯のあいだの余興やから大したことはない とは言えるけどやっぱりそのすごさは垣間見えるはずだ。 飯を食ってたらジャーンとドラがなった。いよいよ始まるか、入り口横の舞台の そばに急ぐ。

なんべんみてもやっぱり素晴らしい。 客席まで出て来て大サービスだ。

動きがかっこええ。 しかし変面の瞬間は顔を軽く上下に振るか振らないかの、ちょっとした仕草をした 瞬間に顔が変わってる。どうも顔を覆っている薄い布の面がなにがしかの筋肉の動きで するっと上に上がってしまうのではないかと想像するんやけどそうかどうかはわからへん。 しかも連続で息もつかせず変えてみせてりするんで何枚のかぶってるはずなんやけど 厚ぼったい感じがしいへんのは見事なものだ。 成都で見た本格的なやつは当然見事やし、何人も同時にやってたし、ストーリーもあった。 けどここでも基本的な動きは一緒みたいやから、その道の訓練をながいこと受けてきた 役者さんが派遣されてきてるんかもしれん。 ただ、変面以外の動きは大きな振りを見せたり、「きめ」てみせたりかっこええんやけど 日本の役者さんみたいな洗練された動きが感じられへんような気がするけど レストランで余興やるのにそこまで要求したらあかんということなんやろね。 この間、大広間で飯を食ってる人達は変面を観賞したり飯を食ったりできるけど わしらは、個室に集まってるから、こんな短い時間で終わってしまうショーの場合は 行ったり来たりできへん。劇も気になるけど食いかけの美味しい四川料理も気になる。 終わったらちゃっちゃと戻って本場の麻婆豆腐を食わんとあかん。 本当はこの前に火吹き男の火焔ショーがあるんやけど、こないだ杭州でサミットが あったのを機会に危険やからということで中止になったのだそうだ。 大好きな四川料理と変面劇で楽しい夜が過ぎていった。 ごちそうさんでした。

店名 「巴国布衣」賓江店 […]

中国、浙江省、古村の旅ー09、杭州で「巴国布衣」の四川料理。

さて、今宵の晩飯は「巴国布衣」というレストランに行く。中国の各大都市にチェーン店が ある有名四川料理のレストランだ。四川料理ももちろんええんやけど、20時になると 川劇という四川省の演劇の特徴である変面劇のさわりの実演ショーがある。前にも 行ったことがあるけど何べん見ても面白い。 それは後の楽しみにしてご飯を食べよう。 やっぱり、杭州に来たら千島湖ビールを飲もう。うまいかどうかは別にして、 安くて軽いんで留学時代は毎日飲んでいた。懐かしさが胃の腑に沁みる。

最初はお漬物みたいなやつ。

さっぱりして美味しい。

大根のようで大根ではない。レンコン? これは四川料理で有名な豚肉細切りのやつだ。

とても繊細で美味しい。 キュウリをザクザクっと切ったやつも前菜によく出るけどこんな風に手の込んだ やつは初めてだ。

タレがしみやすいって言う意味があるんやろか? 食べ易くはないぞ。 野菜と細切り肉をピリ辛で炒めたやつ。

とても美味しい。 本当は水煮魚、山盛りの唐辛子の鍋で白身魚を煮た料理、が大好きで食いたかったん やけどあまりに辛いんで他の人たちに遠慮してこれくらいでいっとこう。 白身魚の酸辣煮だ。やや骨が多いけど、白身魚に辣さがからんでとても美味しい。

酸っぱくて辛くて白身魚がとても美味しい。お酒がいくらでも飲める。 ということで杭州に来たからには紹興酒も飲んでおかなくては、

ちょっとだけ高めのやつ、とても芳醇で美味しい。 イカの炒め物、辛くないかなあって思ってたらやっぱり辛かった。

誰でも知ってる回鍋肉、これは辛くない、でも美味しい。

串に刺したエビ、とても美味しい。酒がすすむ。

出た! 「辣子鶏」、わしの大好物だ。

鶏の軟骨や骨付肉を細かく切って、唐辛子や花椒と一緒に炒めてる。というても この唐辛子の大迫力が食欲をそそるのだ。と言うても唐辛子を食うわけではない。 唐辛子や花椒は香り付けのためにあるだけだ。食う時は鶏の肉だけを食う。 唐辛子の山の中に埋没した鶏肉をホジホジと探りあてて食うのが楽しみなのだ。 鶏肉をカラッと揚げるのがその店の実力のように思える。フニャフニャの鶏肉は 似合わない。 次は冬瓜の汁物。

これも美味しい。 パンに唐辛子と豚肉を挟んで食う。

もちろん美味しい。でも辛い。 最後はなんと言うても麻婆豆腐。

[…]

中国、浙江省、古村の旅ー08、杭州でお買い物。

お腹が一杯、ビールも飲んで体が重いけど、杭州にきたらわずかな時間も惜しんで 買い物をせんとあかんのだ。やっぱりここが美術大学を擁する土地だけに書画道具が 買い易くて安い。何より学生時代に友人や先生に教えてもらった店やから安心して 信用して買えるのがありがたい。 いつもやったら、河坊街の東の外れにある文化体育市場というところにまっすぐ 行ったら、いろんな書画道具の店が集中してそこにあったんやけど最近は、その建物が 再開発されて中の店も散り散りになってしまったと聞いた。わしらが懇意にしてた 店何軒かは、呉山広場の近くの「呉山品悦城」というビルに移転したらしい。 幸い、そこはホテルから行くと前の文化体育市場より近いんで助かる。 懐かしい、杭州美術学院のあたりの美術書書店ももう前とは違ってしまってたんで そうそうにそちらに移動しよう。

それにしてもこのあたりは風光明媚なところだ。美術学校があるのにふさわしい。 この写真の右手奥が西湖で湖岸には美しい柳並木があって、鶯が鳴いている。

ここから10分ほど歩くと目指す「呉山品悦城」に着いた。今ではここも新しい、 文体市場のように、書画道具の専門店がびっしりと軒を連ねている。紙(画仙紙) の専門店、筆の専門店、墨や印泥の専門店、篆刻石の専門店、硯や画材の専門店、 なんでもある。昔に比べて値段は高騰してるけどまだまだ日本で買うより安いのが ありがたい。 で、わしの今回の一番の目的は画仙紙だ。それも大っきいやつ。100号(162x130cm)が とれるやつだ。日本では麻紙なんかは手に入るけど生宣紙は大きいのがないのだ。 京都のある店でやっと見つけたけど、3.5mx1.5mのやつが大幅値引きしてもらって 1枚15000円だった。これはたまらん、絶対中国で探そうと思ったのだ。 で、行きつけの紙の店、「紫竹園」と言うところへ直行する。 どうかな? あった。 さすがやね。3.5mx1.5mのやつがある。2種類あって、ええ方のやつが、10枚で 8000円強だ。すごい。早速買おう。しかしどうやって持って帰る? 折りたたむわけにはいかんから、初期状態の巻紙状で、濡れんように、曲がらんように しっかり梱包してもらったけど所詮紙だ、気をつけんと凹んだり折れたりして線が 入る。そっと運ばんとあかん。 それにしてもよかったよかった。 結果的には苦労したけど無事に日本に運んで帰れた。

後は、筆を買ったり、篆刻石を買ったり、いろいろ買って書画道具はおしまい。 その後はクルミを買いにいく。今はクルミの季節らしい。

いろんな店があって、いろんなクルミを売っている。大きいの小さいの甘いの、 ほどほどの、甘いのは砂糖を入れてるのがあるらしい。 やっぱり自然のがええ。 ずっと前にここでやっぱりクルミを買って失敗したことがある。殻付きを買って 家で割ったらええやんかとあさましいことを考えたのだ。その方が安い。しかし、 家で割ろうと思ったらとても割り難い。割った殻と実が混ざってとても食べ難い。 ウイスキーを用意して割りながら食おうと思ったら、殻ばっかり口に入るんで いつまでたっても酒のあてにならへん。 クルミの殻をホジホジ弄びながら酒ばっかり飲んでしまったという苦い思い出がある。 こんどは実ばっかり袋に入ったやつを買おう。

500gで1600円ほど、まあ安いのではないか? 家で写真をとるころにはもうほとんど食ってしまってた。 小粒でとても美味しい。

街角歩きをすると、果物屋さんが目につく。 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-38、杭州から日本に帰る

いよいよ広州最後の朝だ。朝からえらい雨が降っている。この日は朝から杭州 マラソンが開催されるということで思わぬ交通渋滞に巻き込まれへんよう、上海 経由で帰る仲間達は若干早い目に出発した。 わしは昼頃ここを出ればいい。 では、もういちど文体市場やら、その移転先のビルやら、書画の本の専門店や らを見に行っておこう。

次来た時は又変わってしまってるんやろなあ。

文体市場は多分なくなってる?

歩いてて、瓢箪のちっちゃなやつが目についた。

昨日も土産物屋で散々見たんやけど、全然気にせえへんかった。今日はちょっと 気になる。縁起もんやから中国の人は好きみたい。 文体市場で買うたら絵の神様が幸運を運んでくれるんとちゃうやろか? 「いくら?」、ちょっとだけ負けてくれへん?、「8元では?」 お姉さんにあほかと言う顔をされた。こらあかんと「12元では?」て言うた けど、相手にしてくれへん。ならばと逆に気に入って言い値で買ってしまった。 そんな時もある。 その後は又、本屋によって一旦は諦めてた本を結局は買って、カバンを重くし てしまった。実は今回は天気が悪いし、荷物が重いし、マラソンもあるらしい んでバスで空港に行くんではなくて、タクシーで行く事にしたんで、一気に安 心してしまったのだ。 色々やってる内に昼近くになった。 空港に行ってもろくな食べるとこあらへんから、いつもの清真料理屋さんに行 って軽く腹ごしらえをしておこう。 今日は趣向を変えて、カレー炒飯を食ってみよう。

カレー味はそれほど強くないけど、スパイス感はある。 炒飯の仕上がりはパラッとしててとてもいい。 スープもおいしい。 やっぱりこの店は美味しい。 ご馳走様をして、荷物を整理したらもう出発の時間だ。 マラソンの影響はまったくなくて、予想以上に早々と空港に着きそうだ。 「もっとゆっくり」って心の中で願えども、車はゆっくり走らない。 おまけに空港に着いたらわしの乗る飛行機の延着案内がでている。しかも、 無料WiFiはなさそうだ。しかたない珈琲でも飲んで時間をつぶそう。

持って来た本も読んでしまったんで、何もすることがない。 喫茶店を出て、待合ロビーのあたりをウロウロする。 やっとわしらの飛行機がきたようだ。

これから、客が降りて、掃除して、わしらの荷物を積んで、やっと乗れる。 暇やからずっと見てたら、そのうち荷物を運んできた。えらい大雨が降ってる のに荷物にビニールシートなんかかぶせてない。荷物に直接雨がかかってる。 「やっぱりなあ、気いつけといて正解やった」と安堵する。 実は水墨画用の紙を買ったのだ。1.8mx1m程の大きさで100枚程を巻いてある。 毎日天気が悪いんでもしかして濡れたらあかんと思い、日本から大きなビニール 袋を持ってきてたんでかぶせて梱包しておいたのだ。 スーツケースはプラスチック製やから殆ど濡れる心配はない。紙も日本に帰っ てチェックしたら全く大丈夫だった。 しかし、外国では預け荷物も全く雨濡れの配慮がない場合もあるんやと初めて わかった。これから気いつけんとあかんのだ。 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-37、杭州最後の晩飯、「港麗飯店」

さて、旅も終盤だ。今日も天気が悪い。しょぼしょぼ雨が降っている。その雨 の中を最後の買い物に行く。お土産というより、文房四宝関係、篆刻関係の道 具や材料をあさりに行くのだ。初日の買い物で一番気になるもんは買ってしま った人が多いけど、直ぐには決心がつかへんかったけどやっぱり欲しいとか、 忘れてたけど思い出したとか、いろいろある。わしかて高いもんは中々決心が つかんからこういう予備日があるとありがたい。 それにしてもこれは篆刻の石屋さん。

こんな店って多分日本にはないと思う。

筆だけの店、紙だけの店、墨や硯の店、この街にはいろんな店がある。この街 だけやなくて大きくて歴史のある都市には大体こんな店が多かれ少なかれある と思う、やっぱり書画の歴史では圧倒的なものを持つ国だけあるではないか。 特に杭州は昔の南宋の時代の首都であったし、全国有数の美術大学のある学生 の街でもあるんでこんな店が多いのだ。 しかし、この街でも再開発が進んでいる。店がどんどん新しくなるし、場合に よっては移転してるんで、1年も経ってから行ったらどこがどこやらわからん 場合もある。特に文体市場のような文房四宝関係、篆刻関係の集合ショップは 新しいビルに再編成されつつあるみたいだ。行く店もあれば行かない店もある ようでどういう基準で何がどうなってるかはわしの語学力では定かには分から へん。 それはともかく、文房四宝関係組と普通のお買い物組にわかれてそれぞれ、爆 買いとはいかんけど思い思いに買い物三昧。 一旦休憩したらもう晩飯の時間だ。 今日は、今迄とは趣向を変えて飲茶を食べに行こう。できたらご当地飯が好き なんやけど、杭州料理もちょっと飽きてきたかも知れん。 ホテルから歩いて10分ほどの所にある、「港麗飯店」 えらい客が多い。人気店みたいだ。 いきなりつまずいた。ここの注文の仕方がようわからん。飲茶やからワゴンを 運んで来て選ぶか、一覧表に印をつけていくかと思ったんやけど、まずお茶を 選ぶらしい。わしらは酒が飲みたいんで茶はどうでもええと言うても通じへん。 いくら何を言うても茶を選ばんと先に進まへんみたいだ。 そやから飲茶って言うんかと後で気がついた。 でお茶は適当にえらんだらメニューから料理を注文できるのだ。

この騒ぎで焦ってしもたんで料理を選ぶのが浮き足立ってる。 皿モノが先にきた。

名前からして香港料理屋さんやから薄味系でおいしい。

野菜の使い方も上手だ。

これは失敗、デザートやった。料理の名前だけでは分からんときもある。 蝦の唐揚げはとてもおいしい。

そろそろ蒸籠で蒸した料理が来始めた。

どれもおいしい。

けど、どうも1蒸籠に3ヶか4ヶずつ入ってるようだ。モノによって違う。 9人いてるんで、2蒸籠では足らへん。

慌てて、追加しに行く。というても何と何を頼んだんかなんて覚えてへん。 注文控えを出してもらって、それぞれ何個入りか聞いて、足りんやつは追加 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-36、昼ご飯

さて、午前の予定が殆ど終わった。殆どお昼ご飯の時間だ。しかし、その前に 大事な事がある。木の実屋さんが集まった界隈があるらしい。わしは中国に旅 行に行って田舎に行ったときにチャンスがあったら木の実を買うようにしてる。 胡桃やアーモンド、その他いろんな種類があって楽しいし、おいしい。 大抵は古鎮の道すがらに屋台を出して売っているんやけど、市場で買える事も ある。そういう店が集まったところがあるんやったら是非行ってみたい。 こんな感じのところ。

佑聖観路と言うらしい。

有名なお茶屋さん街でもあるらしい。 今回はお茶は要らないんで木の実を探そう。

いっぱいあるんで目移りする。 有り難いことに試食さしてくれるんで、片っ端から食っていく。昼飯前にこん なに食ったら腹がいっぱいになってしまう。けどおいしい。 食ってる間に皆思い思いに何を買うか決まってきた。順番に包んでもらう。 おばちゃんはご機嫌だ。 殆どの人が殻付きでないやつを選んでる。わしは意地を張って殻付きにした。 家に帰って殻を割って食ったら一緒やんかと思ったら大間違いだった。今迄よ り殻が固くて割られへん。無理に割ったら中身とぐちゃぐちゃになった。次か らは殻無しでいかんとあかん。 ちょっと腹が大きくなりかけたけどやっぱり昼飯は食いたい。 今迄、それなりのレストランばっかり行ってたんで、今回は、街角食堂みたい なとこで簡単なもんを食って見たいと思う。 と言う事で、ホテルからも歩いていけるおなじみの清真料理店(イスラム料理) の店に行くことにした。

店名は、すごい「伊蘭西湖面点」(イラン西湖麺の店?)というような名前だ。 ここは以前は客の顔を見てから手打ちで麺をつくってくれるというんで人気の 店だった。改装してからは厨房が見えへんようになったんでその場で手打ちか どうかはわからへん。それでもいつも満員なんで人気は衰えてへんようだ。 今回も全員がまとまって座るのは無理なんで、別れて相席状態でやっと席に着く。 ここへ来たらやっぱり麺を食いたい。 で羊肉麺を。牛肉麺が売りの店らしいけどやっぱり羊がいい。

羊肉は中国では高級なんで牛肉より高い。と言っても紙のようなやつがペラッ と入ってるだけやけど。 それに、卵追加って言うと、こんな風に目玉焼きを載せてくれる。これが又、 美味しいのだ。麺は細麺で喉越しがいい。つるつるとどんどん喉に入っていく。 出汁が又おいしい。結構薄味やけど、日本とは出汁の取り方が全然違うんやろ けど日本人にも違和感がない。野菜を沢山つかってるんとちゃうやろか? これだけではちょっとだけ物足りないんで、羊肉を追加する。

冷製の羊肉にニンニクとズーランやろか西アジア系の香辛料がたっぷりかかって とても美味しい。味もいいけど風味が抜群だ。 炒めモノよりは食べやすくてなんぼでも食ってしまう。 今回も大満足の街角ランチであった。 ご馳走さんでした。

店名 「伊蘭西湖面点」 ジャンル イスラム料理、蘭州ラーメン 住所 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-35、西湖、西泠印社へ

蘇堤の散歩はわいわい歩いていたらあっというまに終わってしまった。結局は 芥川龍之介の言う画舫が印象に残っただけかもしれん。

次は目の前の小さな島に橋を渡って西泠印社へ行こうと思う。 (泠は冷ではなくてさんずいらしい) 西泠印社というのは篆刻を学ぶ人達の聖地と言えるところだ。元々、中国の清朝 末期に浙派といわれる篆刻家たちが仮の拠点にしていたところだったが、その 後、民国になってから日本の篆刻家たちの援助も得て呉昌碩を社長とする正式 な結社が設立されたのがここなのだ。今回は篆刻をやる仲間が多くて、やっぱ り興味がある。見たからと行って篆刻が上手になるかどうかはわからんけど、 もしかしたら御利益があるかもしれん。西泠印社のある孤島に渡る前に蘇小小 の墓があった。 何かわからんけど立派な割には何もない。

碑と石があるだけだ。

蘇小小についても「支那遊記」に記載があった。引用してみよう。 :蘇小小は銭塘の名妓である。何しろ芸者と云う代わりに、その後は蘇小と 称える位だから、墓も古来評判が高い。所が今詣でて見ると、この唐代の美 人の墓は、瓦葺きの屋根をかけた、漆喰か何か塗ったらしい、詩的でも何で もない土饅頭だった。殊に墓のあるあたりは、西泠橋の橋普請の為に、荒ら され放題荒らされていたから、愈索漠を極めている・・・・・ :芥川龍之介著、「支那遊記」より。 要するに昔から何もないけど、思い入れだけは強く残っていたのだ。 いろんな人が詩に読んでいる。 沢木耕太郎の「深夜特急」にも李賀という詩人が書いた蘇小小の詩の話が出て きてたんで読んだ事がある。 かなり変わった詩だ。美しいけど不気味でもある。不安な気持ちになるような 詩だった。 この横にあるのが西泠橋でその袂に造られたから西泠印社と言うのだ。しかし、 芥川龍之介の時代にはまだ出来ていなかったようで、「支那遊記」には何もな いところだ、支那人の学生が反日の歌を歌ってるだけだって描かれている。 門を入ると結社の建物があって、

この小さな丘全体が西泠印社になっていることがわかる。

 

篆刻の結社らしくどちらを向いても篆字の刻印が目につくけど、関係ない人に はなんのこっちゃさっぱりわからんと思う。

上まで登れば景色はなかなかのものだ。

しかし、少々飽きてきた。 芥川龍之介のことをしつこく書いたのは、この移動のあいまに何人かが急にトイレ に行きたくなってんやけど近くにトイレはなさそうだ。急遽車道を渡って向こ う側にあるシャングリラホテルまで行ったら安心してうんこができると言うこ とで五つ星ホテルの中をうろうろしたときに、隣の新新飯店というのが彼が泊 まったホテルだと教えてもらったからだ。 今ではもう大分古くなってしまってるけど、格調高そうな造りでええ感じだった。 結構人気があるらしく、値段も安くはないし、予約も取りにくいと聞いた。 いつか機会があったら泊まってみたいと思う。 西泠印社では印泥なんかで良いのがあったら買ってみたいって思ってたんやけ ど、あまり良い買い物ができる雰囲気ではなかった。それで市内まで行って、 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-34、西湖、蘇堤へ

この日も天気は無愛想やけど雨は降っていない。いつものように朝飯を食いに 行こう。ホテルの近くに小さな市場があって、わしがおった頃はその市場の一 角に包子(豚まん)屋さんがあって熱々のやつを一つ1.5元くらいで買って食 うととても美味しかった。ところが、前回来た時には市場が大きく改装されて その店はもうなかった。今回、新しくなった市場を見がてら、もしかしたら、 ああ言う店は庶民の為にあるんやからつぶれてもすぐにできるはず、きっと新 しい店があるはずやとの期待もあって市場を見に行った。

ここは卸売市場とは違うから朝早くには開いてない。

しかし、それにしても前より開いてる店が少ないんとちゃうやろか。天気が悪 いんで開店が遅いんやろか?

綺麗になったけど活気が少なくなったんとちゃうやろか? 前は朝からわいわい声かけてきたけどなあ。 日本人が団体で来たんで警戒してはんのやろか? 包子の店はやっぱりあった。そこで熱々の肉まんと野菜まんを買って、ホテル に持って帰って食べる。これで元気が出た。今日は蘇堤を歩くのだ。 蘇堤というのは文字通り蘇東坡が造った堤防という意味だ。蘇東坡というのは 有名な詩人ではあるが、えらい役人でもあったのだ。その堤防は西湖の西岸の 殆どを占めるような長いものでゆっくり歩いて1時間半ほどかかる格好の散歩道 になっている。 しかし、そこまでが簡単に行けない。 杭州は地下鉄が出来てとても便利になったけど、その代わりにバスの便が不便 になった。今回はしかたなく蘇堤の入り口までチャーター車を利用する。

朝の散歩の時に向こう側に見えていた景色だ。 最初の西湖十景、「花港観魚」。

こういう名前のついたスポットは特別人が多いけど、総てが印象的な景色とは 限らへん。 むしろ自然な柳や蓮の風景が美しい。

岸辺には客を待つ船が暇そうに停まっている。

芥川龍之介に「支那遊記」と言う作品がある。上海、蘇州、杭州などを旅し たときの紀行文のような内容で、西湖の事もかなりのページを割いて描いて ある。さすがに巨匠の文章はすばらしい。 その一部を引用してみよう。 :ホテルの前の桟橋には、朝日の光に照らされた、槐の葉の影が動いている。 其処に我々を乗せる為に、画舫(がぼう)が一艘繋いである。画舫と云うと 風流らしいが、何処が一体画舫の画の字だか、それは未だに判然しない。唯 白木綿の日除けを張ったり、真鍮の手すりをつけたりした、平凡極まる小舟 である。その画舫は我我を載せると、好人物らしい船頭の手に、悠悠と湖水 へ漕ぎ出された。・・・・:芥川龍之介著、「支那遊記」より。 後で、この時のホテルというのも教えてもらったけど、ここでは、観光用の小 舟の事を画舫と読んでいるのを思い出した。今でも、遊覧船のことを画舫って 呼んでるのかどうかはわからない。 小さな船でゆらゆら観光するのも楽しい。

この向こうの島の手前にある、写真では見えにくいけど、海の中の3つの灯籠 は中秋節の晩に灯をともすのだそうだ。

画題としてはよく使われる。 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-33、杭州、川味観で四川料理

さて、短かかったけど船の旅を堪能した。なかなか貴重な体験やったと思う。 降りたところは大都会の真っ只中だ。ガイドさんは気を利かしてこの近くに晩飯 のレストランを予約してくれている。「しゃぶしゃぶ食いませんか?」と言う んで大賛成したら「川味観」という店だった。 杭州では有名な四川料理のチェーン店だ。 杭州に留学してる時に他の店は行 った事があるけどここは初めてだ。

久し振りに火鍋が食える。

火鍋というのは、日本のしゃぶしゃぶ鍋と形態は殆ど同じやけどしゃぶっと漬 けるスープが違う。一般には辛いスープと辛くないスープと2種類ある。 四川省の成都や重慶で食べた時には、辛くないという選択肢はなかったような 気がする。店によっては出汁を取るためにスッポンを使うかどうか選択肢があ るところもある。あるいは真っ赤な辛い出汁は門外不出の秘密の出汁というの を売りにしてるとこもある。要するに火鍋というのは中国では人気であると共 に奥が深いのだ。 で、今回の仲間は辛いが苦手な人も多いけど四川料理店で辛い鍋を食わないと 意味がないということもあるのでどちらも体験できる鴛鴦鍋で食うことにした。 辛い方の赤い色、最初はひっそりしてるけど、だんだん煮えたぎって強烈にな っていくのだ。 食い方は簡単、具材の一覧が書いた用紙を渡されるんで、欲しい具材のところ に数量もチェックして渡すと、生の具材の皿が運ばれてくる。 それを、赤(辛いの)か白(辛くない)のどちらか好きな方に入れて、しゃぶ しゃぶ、あるいは少し煮て食べるというだけの事だ。

この時に食べるための付けダレも重要になる。 ニンニクをたっぷり入れたり、辛い辛いタレをいれたり、甘めの胡麻ダレを入 れたり、香菜(パクチー)をたっぷりかけたりいろんな選択肢を用意している お店が多い。ここはもっと凝っていて、別の部屋の巨大なテーブルの上に、辛 いの甘いのだけではなくて、醤油系、発酵系、味噌だれ系、なんじゃかんじゃ とありとあらゆる種類のタレを用意している。客はその中から何回でも、自由 に選んで好きな味のタレを作れば良いのだ。 わしはやっぱり辛いのがええなあ。 魚醤みたいなんもあったらええ感じや。 ニンニクも沢山入れときたい。 パクチーも山盛しときたい。 なんやかんやで小椀が溢れんばかりの満杯になってしまった。 これにしゃぶしゃぶした肉や魚、野菜などを漬けて食う。 肉はやっぱり羊がおいしい。

こんな時の酒は、ビールもええけどびりっと強い白酒(バイヂュウ)が合うよ うに思う。

おいしいからついつい食ってしまうけど、何食ったかようわからん。

手の周りや机のあたりがべちゃべちゃになってカメラを触るのが面倒にもなる。

なんだかんだで爆食いしてしまった。 帰ったら体重調整大変やなあ。 でも美味しかった。ご馳走さんでした。

店名 「川味観」 ジャンル […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-32、杭州に戻り、京杭運河へ

諸葛八卦村でちょっとゆっくりしすぎたかもしれん。杭州へ戻るにつれて夕方 のラッシュ渋滞に巻き込まれつつある。これから向かっているのは京杭運河だ。 北京と杭州を結ぶ総延長2500キロメートルの大運河なのだそうだ。昔はこの水 の道をたどって北京の皇帝が江南へ巡航するなんてことも度々あったそうな。 特に清の乾隆帝は江南の風景や食べ物がお気に入りで、何度も行幸されたと言う。 その運河はどうやら今でも機能してるらしい。 わしらも皇帝になった気分で川を下ってみたい。観光用巡航船も運行してるら しく、何日かかけて北京から蘇州や杭州を巡るのもあるらしい。けど、ちょっと だけやったら物珍しくてええんやけど1日乗ってたらきっと飽きると思うし、 まして何日もやったら途中で乗ったり降りたりしても間が持たへんやろと思う。 すると今回、ごく短い区間やけど観光船やなくて、通常の渡し船として普通に 運行してるやつがあると聞いたんで、早速試してみようというのだ。 ガイドさんがちょっと焦り始めた。 このまま渋滞が続けば最終の船に間に合うかどうかかなりきわどい事態になっ てきた。わしらも一緒に焦るけど、車の中で焦っても何もできへん。運転手さ んにプレッシャー与えるだけなんやけど、運転手さんは冷静に裏道を巧みに選 んで結局20分ほど前に到着してくれた。

ありがたい。まだ少し周りを見渡す余裕がある。

橋を渡って向こうに行ってみよう。

大きな運河だ。 橋も大きい。 そろそろ夜のライティングが始まってる。 綺麗だ。中国の人達はライティングが大好きだ。

しかし、うかっとはしてられへん。 「船がでるぞっ」ていう雰囲気が始まった。

急いで乗らんとあかん。けど慌ててはいかん。降りる人が先だ。 路線バスみたいな運航の船やから値段は安い。たしか一人2元? 定かでは無い。 席は自由なんで窓側に座って写真を撮る。お客さんも殆どわしらだけだ。

カメラは努力はしたようやけど何せ暗いんでぼけぼけはやむを得ん。

時には、昔の南宋の時代を思わせるような雰囲気もあれば、

しらっとした今の風景もある。

意味のわからん雰囲気作りもある。

それでも、初めてやからつい見入ってしまう。

わずか30分ほどの旅やったけど、殆ど退屈することはなかった。

ついた所は大都会。今時の若者達が集まる繁華街のようだった。

こういうところはわしのような爺さんには殆ど関係ないんで、この地に留学し てた時も来たことが無かった。

新鮮な驚きだ。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-29、杭州、「千味豆花」で朝ご飯食べて諸葛八卦村へ

この日も朝から天気が悪い。ショボショボと雨模様だ。とても西湖の散歩には 行けそうにない。ちょっと出かけて朝飯だけ食おう。昨日は満員やったけど、 今日は雨なんで空いてるかもしれんと「千味豆花」まで出かけた。

幸い予想通り席はあった。 狭い店に大人数が滑り込む。ちゃっちゃと食べるんでごめんなさい。 ここでは、プラスチックの容器におぼろ豆腐を入れて、上からタレをかけて くれる。6元だ。

普通に頼むと甘いのが来るんで、塩辛いやつと言わんとあかん。 わしだけ更に酸辣豆花というやつを選んだ。やっぱりいつでも、辛酸っぱい方 を選んでしまう。

それと油条という揚げパンも皆で食う。ちょっと油濃いやけど朝飯にはこれが つきものなのだ。

片手にスプーン、片手に揚げパンの二刀流。おいしいね。 これで元気が出た。 雨でもなんでも降ってこいとは思わんけど、少々天気が悪くてもがんばれる。 車は、温州、雁蕩山の時と同じ道を南に走る。途中で少し道を逸れるけど、あ の時より大分近い。 諸葛八卦村というだけあって、諸葛孔明に大いに関係ある村だ。諸葛孔明の子 孫が代々住み着いた村で村の殆どが諸葛さんであるらしい。と言うても諸葛孔明 がここに住んだ訳ではないらしくて、何代目かの子孫が始めたらしいが、村の 設計は孔明の風水八卦の考え方でされているという。

鐘池という風水、巴型の池を中心に同心円状に道や建物が配置されている。

わしはここに来るのは2回目やけど、確かに中を歩くと地理感がつかみにくい。 真っ直ぐ奥に向かってるつもりでもいつの間にか最初の所に戻ってしまったと 言う経験をした。孔明さんの魔術があちこちにありそうだ。 3年前に来た時は初めてのローカルバスを乗り継いでの冒険旅行だった。 杭州から蘭渓というところまでは長距離バスやから指定席やしエアコンもある。 しかし、そっから諸葛八卦の村までは小さなバスでもちろんエアコンもない。 どこから出るんかもわからん。聞きまくってやっと乗れた。着いたら着いたで どこが諸葛八卦村かさっぱりわからん。それも聞きまくってやっと着いた。 それは昔からある正規の入り口で風水通りに作られたところだ。今回は、反対 側にある駐車場から入る。ここは、公共交通機関では来にくいんで、観光バス が殆どのようだ。むしろ駐車場からの入り口がメインになってしまったかも。

この村は池が美しい。というよりは池に写った景色が美しい。どの家も、白い 壁に瓦屋根というのが池に写って上下に見えるのがええかんじだ。 反対から入ってるからいきなりメインの建物に入る。 諸葛丞相を祀ったところだ。

前回はガイドさんなしで気楽に回ったけど、今回はいろいろ説明してもらって よくわかった。

ありがたいけど、ちと面倒くさい。

柱や長押には見事な透かし彫りが施されている。

しかし、こういう嘘っぽいというかわざとらしい像を造るんが好きなんやなねえ。

[…]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-28、杭州、二盅酒家で晩ご飯

さて、小雨の中、杭州に帰ってきた。晩飯の時間だ。自分たちで飯を食いに行 ってもいいけど、この際やから地元のガイドさんに今迄行ったことがない店を 教えてもらいたい。それにガイドブックに載るような有名店ではなくて、知る 人ぞ知るというような杭州料理の店を教えてもらうようお願いした。 こんな店だ。

あいかわらずビールは千島湖というのが癖になってしまった。

今日はついでに紹興酒も頼んでしまおう。 杭州は紹興の発祥の地、紹興の隣でもある。

そやからおいしい。 取り敢えず酒のあてを頼もう。 って、これはアヒルのくちばしだそうだ。

するめを噛んでいるような食感。珍味ではある。 これは何やったかな? たぶん大根やったと思う。

レンコンの詰め物は中国ではとてもポピュラーだ。どれも甘い。

高菜炒めのようなもの。酒のあて系が続く。

魚の擂り身のスープ、枸杞の実入り。

体によさそう。おいしい。 何かの葉っぱを湯葉で巻いて揚げたもの。

とても美味しい。酒のあてにも抜群。 キノコの炒めもの。

これもおいしい。やっぱり野菜がいいね。 と思ったら、これでもかと野菜が出た。蒸し野菜の盛り合わせ。

たかが野菜。されど野菜。けっこうおいしい。 野菜が続いたんでやっぱり肉も食いたい。 おなじみの東坡肉(トンボーロー)、杭州料理の中心だ。

ここのは柔らかくておいしい。時と場合によって出来不出来がどこでもあるん かも知れん。 次は、田鰻の唐辛子炒め、パクチーのせ。

かなりの珍味。田鰻というのは蘇州料理によく出て来る。江南地方の川魚料理 といえる。癖があるんで好き嫌いは分かれると思う。骨のままブツ切りなんで 食べにくい。 そしてレタス炒め。

シャキシャキとしてわしは好きだ。 干豆腐。

体によさそう。 ハムとインゲンの炒めモノ。

これもおいしい。 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-27、杭州、厳子陵釣台、釣魚島へ

書碑を見てるうちに船の時間が気になり始めた。時間が来たら帰りの船が出て しまう。しかし、書碑を見たいし、展望台にも行かなあかん。 と言うことで時間ぎりぎりまで書碑を眺めていることにして、展望台はパスす ることにした。 天下第一の景色を見れたかもしれんのに。

しかし、書碑の群れを見ていると去りがたい。

ええなあ。いつかこんな字を描けるようになるんやろか。

名残はおしいけど船が出るならしょうがない。 船は元来たところまで戻る。 今日はこれで終わり。 ではない。 ここから、もう一つ船に乗って、川の中にある釣魚島というところに行くのだ。

今度はかなり小さな船だ。

何故かしら、こっちは大分景色が小ぶりになる。

島に着いたら降りて、小さい島を散策する時間をくれているんで全員降りる。 中国人の人達は右手へわしらは左手へ自然に別れていく。 島から眺める景色も悪くはない。

島の中に小さな民宿のようなホテルがある。 こういうところにゆっくり滞在するのが今の中国のはやりらしい。ガイドさん が値段を聞いてるのを聞いてるとえらい高い。 特別なものは特別な値段がするのだ。

ぐるりとまわると又違った景色にも出会える。

おもしろい景色にも出会える。

釣魚島で魚を釣るのも良いしゃれかもしれん。

ところで釣れまっか? 上がりかけていた雨も帰りには又降り始めた。 おっと、なかなかええ景色やんか? 車を停めてもらって写真をとる。

思たほどではなかったけど、配置を換えればいい絵になるかもしれん。 帰ってから考えよう。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。 にほんブログ村

ありがとうございました。

[Translate] […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-26、杭州、厳子陵釣台へ

富春江というのは、中国で超有名な日本で言えば、雪舟みたいな、黄公望とい う人が、「富春山居図」を書いたその景色の場所だと言われている。 その絵は雪舟の15メートルには及ばないけど6メートルほどの長尺の大作で、 現在は台北の故旧博物院に収められていてめったに公開されない。今度公開さ れたら絶対見に行くぞって思っている。 沈周や董其昌など歴史上の高名な画家によって臨写されたのが残っているらし いけど、杭州の美術学校にも印刷本があって、学生はそれを模写して勉強して いる。 技術と根性があればね。

そういう場所やから是非見てみたい。多分、同じ場所なんてあるはずはないん やろけど似たような場所があればそれでいい。

どうやら乗り合いの遊覧船に乗るらしい。急いで乗らないと船が出る。

なかなか良い感じの景色だ。

船内は、それほど満員でもないけど、窓際の席は少ない。窓際の席を取り合う か外に出るか?

外は風が吹いて時々、雨パラパラ、寒いけどこの景色をしっかり写真に撮るん やったら外がええ。我慢、我慢。

川霧がでていてちょうどええけど、もうちょっとだけ晴れていたらその方が良い。

なんだかんだの内に展望台のある船着き場に着いた。

小高い丘の上にある展望台からの見晴らしが良いようだ。 いきなり篆字の石碑が出現。

日本の高名な書家が奉納したらしい。 日中の書碑がならんでいる。

こういうのはつい気になる。 ちょっとしたお堂があって、

ここが厳子陵釣台ということだ。 富春山居図のうち、浙江省博物館にある部分の絵がここから見る川の景色らしい。

でもまあようわからん。 ここから先は登り道。 高名な文人、書家の碑が続く。

奉納された石碑が続く。

すばらしい。

いくら見ていても飽きない。

拓本にとれたらいいのに、残念だ。 ずっと見ていたいと心残しつつ歩いていると時間がどんどん過ぎる。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。 にほんブログ村

ありがとうございました。

[…]