1/96ページ

最近読んだ本、「国宝 上 青春編」、「国宝 下 花道編」

  • 2019.04.20

吉 田修一、「国宝 上 青春編」 とても面白い。とても芥川賞作家とは思えない、大衆向き娯楽小説風な読み易すさ、 それはわりといつものことなんやけど、今回は特別わかり易い。 ヤクザに梨園に花柳界、華やかやけどドロドロしてる、外の人間にはわけわからんけど 興味ある、そういう世界の裏表が次々に出ては消え、消えては形を変える、千変万化の 面白さだ。チャラいようでそれほどチャラくはない。深いようでそれほど深 […]

最近読んだ本、「鏡の背面」、「不意撃ち」。

  • 2019.04.12

篠田節子、「鏡の背面」 天使と悪魔?、ジギルとハイド?、仮面の女?、本当の顔はどちらなのか? 聖女が居た。 良家の子女、老舗の社長令嬢にしてさる皇族のお妃候補にもなったという女性が 私財もなげうちボランティアで不幸な女性たちのシェルターとして「新アグネス寮」を 運営していた。その献身的な活動は同僚や住人から聖女と呼ばれるほどであった。 しかしある日、突然の雷で寮が火災、入寮中の女性と赤ん坊を助ける […]

最近読んだ本、「甘苦上海 Ⅰ、Ⅱ」、「長く高い壁」。

  • 2019.03.31

高樹のぶ子、「甘苦上海 Ⅰ、Ⅱ」 上海が舞台の中年オンナの恋物語。東京と上海でエステのチェーン店を展開する 凄腕美女とワケありの翳をひきずる若い男。 最初はオンナがオトコに惹かれた? オトコには彼女がいる? オトコがオンナを騙す? オンナがオトコを操る? 恋の駆け引きがいつのまにか・・・・? 「しょうもな」って思いつつ読む。 そやけど場所がなかなかおもろい。何度も上海に行って日本人がウロチョロする […]

最近読んだ本、「歪んだ波紋」、「13・67」

  • 2019.03.18

塩田武士、「歪んだ波紋」 「罪の声」を読んで以来この人の作品に出会うとつい手を出してしまう。いつも今の 世の中の何か気になるところを鋭くついた作品が多いみたいで読みながら快哉を叫ぶ事も 多かったりする。 今回は、マスコミのやり方にメスを入れたのか? 報道の姿勢のあり方を問うたのか? フェイクニュースってどんなやり方でつくられるのか? 色々考えさせられる。 黒い依頼 ある著名人が市長選に出るというの […]

最近読んだ本、「酒場詩人の流儀」、「日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」

  • 2019.03.06

吉田類、「酒場詩人の流儀」。 普段テレビは殆ど見ることはないけど、第一、九度山暮らしにはテレビがないんやけど、 細々といくつかの番組はビデオにとっておいて後で暇つぶしに見ることも有る。 「吉田類の酒場放浪記」という、もうすでに再放送ではあるが、番組もその一つだ。 所謂酒飲みが酒場を飲み歩くという、それだけの事なんやけどそれがとても面白い。 飲みっぷり食いっぷりがとても良い。多分1日で1箇所以上の収 […]

1 96