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最近読んだ本、「風神雷神、風の章、雷の章」、「呑み鉄、ひとり旅 乗り鉄の王様がゆく」

柳広司、「風神雷神、風の章、雷の章」 これと同じテーマで辻邦生の「嵯峨野明月記」を読んだことがある。格調高い文学の 香りがする文章やったような記憶があるけで、こっちはとても読みやすい。 主人公は俵屋伊年、後の俵屋宗達だ。 ただのぼんやりボンに見える扇屋の老舗俵屋の後継にはもしかしたらとてつもない 画才があるのではないやろか? 安芸国、厳島神社にある平家納経の修復で驚くべき才能を見せたのだ。 そして、盟友角倉与一の企画で、紙屋宗二が極上の紙を用意し、俵屋伊年の絵に本阿弥光悦 が文字を入れた前代未聞の手書き印刷本、「嵯峨本」ができるや絵師として京の街の 寵児となってしまった。 本阿弥光悦の美への執念と鋭い感性が彼をどんどん高みに連れて行く。 そして烏丸光広との出会い。融通無碍の境地。 世界がどんどん広がる。縛りはなにもない。ひたすら美の世界を彷徨う。 てな具合に、宗達の世界と彼をとりまく、京の文化の爛熟の気分をわかりやすく立ち上げて見せる。 とても読みやすくて面白い。

芦原伸、「呑み鉄、ひとり旅 乗り鉄の王様がゆく」 わしは鉄ちゃんではないけど鉄道の旅はとても好きだ。特にローカル線各停の旅は 気に入ってる。それは鉄道の旅の風情もあるけど、青春18切符を使って安く旅が できるからだ。そやから安いんであれば特急でも新幹線でもええんやけどそうは いかんからしょうがない。 18切符の場合は、1日で出来るだけ遠くへ行きたいんで、乗り継ぎ作戦が肝心になる。 1分、2分の乗り換え時間を次々にこなして息つく暇もない場合も多いんで、長丁場やから 座りたい、爺さんやからトイレのある車両が近い方がええなんて考えると、へたしたら 格闘技に近いんちゃうやろかと思たりすることもある。 走ってる時は鈍行やからのんびりゆっくりできるけどどっかであてもなく降りて 興趣に浸るなんてことができへんからがさつで無粋な旅になりかねへん。 それはそれでわしは楽しいけど、かなわんなあって思う人も多いとおもう。 この本では、旅のプロ、鉄ちゃんのブロが趣深いところを上手に旅しはる。 ちょっとノスタルジックが過ぎるんちゃうのと思わんでもないけど、思い出と共に 走る鉄ちゃんの旅はええんかもしれん。 乗った路線もあれば、乗ってない路線もある。 乗った路線で思い出深いのが秋田内陸縦貫鉄道。夕暮れ時の列車に学校帰りの高校生たちが 乗り込んできて、停まるごとに少しずつ降りて行って、とうとう誰もいなくなって 雪の角館に着いた。 乗りたい路線は南阿蘇鉄道、豊肥本線の災害復旧工事が終わったら是非行ってみたいと 思っている。

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ありがとうございました。

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九度山暮らしのある日、今年も厳島神社の公孫樹が綺麗に黄葉した。

九度山も毎日、毎日どんどん寒くなっていく。体感的には堺で暮らすより3、4度 低いんではないかと思う。遠くをみれば高野山にも白いものがつき始めた。 あちこちの紅葉もそろそろ盛りを過ぎ始めたころだ。今年の紅葉はあちこちで 見頃のバラツキが大きかったんではないやろか? 例年通りに紅葉してるとこもあれば 予想外に遅いとこもあったようだ。なんでかはわしにはわからん。 九度山には有名な紅葉スポットはないけど、とこどころに私的で地道なスポットが 点在する。まあ田舎やから当たり前だ。 中でもちょっと楽しみにしたたのが、厳島神社の公孫樹の木だ。 厳島神社って言うても、あの高名なやつではない。何か関係はあるんかもしれん。 前に熊野古道の本を読んでたら和歌山にはいくつか厳島神社があるらしい。 しかし、わしが用があるんは由緒いわれ探しではなくて境内にある公孫樹の木だ。 というか、その黄葉したやつだ。去年見たときは時既に遅しで、見事な黄葉では あったけど殆ど散っていた。今年こそは見るぞと季節が近づいてきたから見に行って 見るんやけど11月中はまだ青々としてた。気配もない。 中国旅行も済ませて、12月に入ると、やっと色付き始めた。 そしてしばらくしたら、ばっちり黄色くなってる。

神社もええ感じだ。

田舎の無人のなんてことない神社ではあるけど、こうしてみると味がある。

広場一杯に落ちて掃除する人もいないのがかえって面白い。

これからどんどん落ち葉で敷き詰められていくのがええのだ。

ここはちょっとだけ小高い丘の上にあるんやけど、そこを降りると道の駅がある。 そこにも綺麗な紅葉がある。 かなり背が高くて迫力がある。

サトウカエデかな? これもええ感じだ。 他にも紅葉スポットがいくつかあるんで、すっかり無くなってしまわないうちに 行っておこう。 絵も描いとかんとあかんなあ。しかし、色の美しさを墨絵でどんなふうに効果的に 表現するか、難しい課題だ。 色だけ置けばええちゅうもんでもなさそうやし、そのうち試してみよう。

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ありがとうございました。

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映画、「星空」を見た。

とてもファンタスチックで絵画的な美しい映像の映画だった。 そう言えば、「満天の星空」を見て心が震えるなんてこと、久しくないなあって 思う。年とともに空も綺麗でなくなってるし、心もけっこうくたびれてしまったし。 昔、中学校の部活で、校舎の屋上で夜通し天体観測したときは本当に綺麗な空やったし、 周りも暗かった。この頃はアジアの田舎に旅行しても漆黒の闇っていうのがなくなって きてるんちゃうやろかと思う。今年の初めにネパールにエベレストを見に行った 時も満天の星空を見れるのが大きな楽しみやったけど残念ながら毎晩雪やった。 やっぱり、心が震えるなんて無理なんや。 この映画は、ゴッホの「星月夜(星空)」を軸に話が進んでいく。 「星月夜」は美しくて強烈な作品だ。彼の荒ぶる魂が描かせたのか、狂気の中の 静謐が画面に迸ったのか、というような難しい話ではなくて、ただのジグソーパズルだ。 シンメイは両親が美術商という恵まれた環境で暮らす普通の13歳の学生だ。 しかし、どうやら周りがざわついている。 父と母は離婚しようとしてるんではなかろうか? 大好きなおじいちゃんは病気になってしまった。 もしかしたらあぶないんとちゃうやろか? 青い象さんのプレゼントはどうなる? 親子で楽しんでた「星月夜」のジグソーは今は埋まらない。 ある日、シンメイのクラスに転校生がやってきた。ユージエという男の子だ。 なんとなく気になる。あのスケッチブックに何が書いてある? どこか暗い影がある? さて、学校でも家庭でも事態はどんどん怪しくなる。 ややこしくなる。 シンメイの父と母はどうなる? おじいちゃんはどうなる? マグリットの絵があちこちで効果的に顔をだす。 ユージエの家庭にも問題が? なぜ転校ばっかり? ある晩、とうとう2人はお爺ちゃんの住んでた田舎の山の家を目指す。 日が暮れ、行きくれる2人。 突然現れる幻想的な風景。 あの星空は本当に見られるのか? ジグソーパズルはいつか完成するのか?

最初は、「しょうもな・・」って思いながら見てた。 でも段々ええなあ、画面が綺麗やなあ、絵を見てるようやなんて思い始めた。 ロマンチックでもあり、ビターでもある青春の風景がとてもファンタスティックで 美しい映像の映画になっている。 台湾の人の中国語って何故か優しくて分かり易く聞こえるなあ。 是非劇場でご覧あれ。 とは言うものの、残念ながらシネヌーボーでは終わってしまった。 ところが、シネヌーボーXで続映されるらしい。 是非ご覧あれ。

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中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-44、青岩古鎮、横道の裏通り。

古鎮を歩く時には、前へ前へとつい歩きがちやけど、時々、ぱっと後ろを振り返って みたら意外と新しい発見があったり、違う景色に見えたりすることがあって面白い。 それとやっぱり横道が良い。ちょっと止まって横に動いて見る。どこまで行くか わからんけど、奥へ奥へと行ってみると表通りでは見られない風景が展開されて いくこともある。興味は尽きない。

ということで、戻りながらいきなり横に入ってみよう。

奥の方に大きな木があってこのあたりには日常の暮らしが見られる感じがする。 美味しそうな街角食堂がある。

まだ昼前やから臨戦態勢にはなってない。時間に余裕があったらこんなとこで食いたい なあと思いつつ通り過ぎる。 おや、彼らは本日の危機は免れたかな?

家のなかから小さな子供がでてきた。雨の中、出て行きたいんやろか?

可愛いね。 ググッと回り込んだらまだ奥がある。誘われるように先へ先へと。

微妙に曲がって先が見通せへんかったら気になってまた先に進むことに。

なんとなく入って見たいけど、普通のお家やからそれはできへん。

あの先に奇妙な家がありそう。左手のあの木はなんやろ?

わざとあんな形にしてるんやろか? やっぱりわざとけったいな形にしてるみたい。壁には文章と絵が?

いったいここはどんなとこなんや? どうも小学校の跡らしい。

今はもう使ってる気配がない。 壁といい、建物といい、なんとなく文化の香りがしそうなのがとても面白い。 その横にはこんな風景も。ええじゃないですか。

ぐるっと回って元の商店街に向かう。

又、喧騒がやってきた。いっときの静寂が心地よかった。

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中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-43、青岩古鎮の蓮池。

歩いてみるとこの古鎮は意外と面白い。唯の土産物屋街のようでいて、どことなく 風情がありげだ。そして、一番奥まで行ったらその風情に行き当たった。

商店街の突き当たりに城門が見えた。いったん外に出てみよう。大きな蓮池がある。 これはええなあ。中のごちゃごちゃした商店街から一転して静謐な風景が広がってる。 (観光客の人混みに目をつぶる必要はあるけども)

ちょうど蓮の花の季節やったんで白やらピンクやら綺麗な花が咲いている。

目の前の小高い丘の上にある城壁は何なんやろ?

ちょっと見いには万里の長城みたいな趣すらあるではないか。 中国の城壁ちゅうのは基本がこういうスタイルなんかもしれん。なかなかええ感じ になってる。なぜここにあるかはわからん。昔からある街であれば、街全体が 城壁に囲われてるというのはよくある話だ。山西省にある平揺古城もそんな感じが とても印象的な古鎮だった。そこほどではないけどこの古鎮も多分かなり修復されてる ようにはおもうけど全体としてのまとまりが良いみたいだ。 古鎮の中でいるよりも外からみるとそれがよくわかる。 そして、蓮池の先の方はお城のある崖の下をとおってずっと遠くまで川として繋がってる ように見える。

川なんか? 池なんか、どっかで繋がってるんかようわからんけど、中国の古い絵にも こういう川の景色がようでてくる。そして遥か先でもやもやってわからんように消えて 行く。それが風情有りなのだ。 で、池を挟んだ向かい側にも集落があって、あっちには何があるんやろ? 気になるけどあっちまで行ってる時間がない。

ちらっと見る限り、土産モン屋さんなんかもあってこっち側とよく似てる。 観光地としてはみ出した部分が大きくなっていってるんかもしれん? せっかくええ景色に出会うたんやからとスケッチを始めた。 雨の中やから描きにくい。傘をさしててもぼたぼた雨が落ちるし、その雨がスケッチブックに かかってどんどん濡れて行く。濡れること自体は我慢できるけど、濡れた用紙には とても描き難い。鉛筆がのらへんのだ。下手したら破れるし、焦ったら散々なことに なる。 一通り描いたら、また戻って、今度は古鎮の中を描こう。

雨はつらいけどこれもまた面白い。

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ありがとうございました。

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中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-40、貴陽市、甲秀楼で絵を描いて売る老師。

甲秀楼へ戻ろうって言うのは、先ほどざくっと見て来たけど3階には行ってない。 3階では画家の先生がきてはって目の前で絵を描いてくれるらしい。それを買っても ええし、置いてある絵をかってもええという、いわゆる「表演ギャラリー」みたいに なってるらしい。生き残したとこが目の前にあると、それに絵があるとなると、 ちょっと気になる。ということで上に上がる。歩いてあがる。傘は置いてけという けど盗られへんのやろか? これも気になるけどガサッと積み置いて上に上がる。 3階まで行ったけど誰も居てはれへん。 とりあえず絵を見せて頂こう。さすがプロの絵、どれもとても良い。参考になる。 買いやすいようにか小品が多い。扇子絵も多い。もちろん半切や大きいのもある。 水墨画と言うよりは中国画というやつで彩色を施してある。山水、花鳥、人物、 なんでもありだ。 そのうち、老師が来はった。

ダラダラ見てたのが一気に引き締まる。 老師はおもむろに墨を摺って呼吸を整え、絵の具を配置してから坐り直す。皆 一生懸命みてる。おもむろに筆をとって絵の具をつけて描き始める。描き始めたら どんどん進む。 手慣れたものだ。

さらさらちょんちょんと筆を走らすだけで、花弁やスズメやカエルが形を表す。 大したもんだ。 好きかどうかは別もんやどなあ、なんて偉そうなことを思ってたら、「これ買いたい」 って仲間の1人が言い出した。「わしも、こっちを買いたい」、「わたしも、これを」 次々につられ買いというか、人気絶頂というか、俄かに皆さんのテンションが 上がってしまった。老師のテンションも上がってくる。 次々にいろんな作品を引っ張り出して解説を始める。 確かに気に入ったのであればお買い得やと思う。何千円かでプロの作品が買える。 売る方は値段的には不本意かもしれんけど、売れないよりは売れた方がええと 考えてるんかもしれん。 でもまあそのための手抜きはせんでくれたほうがありがたい。 作品は折り畳んで渡してくれる。大きいままでは持って帰られへん。薄い画仙紙に 描いたやつやから折りじわができてても表装するときに裏打ちしたらシワは消えて しまう。そやから小さくたたんでも大丈夫なのだ。 なんだかんだごちゃごちゃしてるあいだに結構時間を食ってしまった。次の青岩古鎮で ゆっくりしたいんで急いでいかんとあかん。 おやおや、又長時間の移動やから皆トイレに行っとかんとあかん。 わしは、面倒やからがまんしよう。 皆さん、ええもん手に入れて大満足だ。

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中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-39、貴陽市、甲秀楼、翠微園へ。

さて、貴州省の州都、貴陽市の朝が来た。元々の予定は郊外にある天河譚という ところに行くつもりやったんやけどあいにく連日の大雨で中国各地で洪水や浸水の 事故が沢山発生してるようだ。天河譚もその影響を受けてか入場禁止になっている みたいだ。仕方がない、急に行く先を変えるとなると大したとこにはいけない。 貴陽の市内にある「甲秀楼」、「翠微園」という観光スポットに行ってみようか。 そこは市内真っ只中やから、バスはゆっくり注射できへん。さっさと行ってさっと おりる。 もう目の前に「甲秀楼」と言う楼閣がある。えらい人やんか。

朝から大雨やし、観光地も立ち入り禁止が出てるんで皆さん行くとこなくなったんやろか?

とりあえず塔に入る。

外の眺めがええだけで特に何と言うことはない。 ざくっと見て次に行く。

楼閣の向こうにある建物が「翠微園」と言うのだそうだ。大きくて古そうな建物 ではあるが、ただそれだけみたい。

よう見たら、回廊の壁に絵がかけてある。昔のこのあたり、あるいは貴陽の古い街角の 風景のように見える。

そやねん、こんな風景が見たかった。こういう暮らしが見れるんやったらとても ありがたい。

でもまあそれは儚い望みではある。日本でもどこでも昔の暮らしは消えてしまいつつ あるし、それは生活の便を求めたからであって、いつまでもそこにあってほしいと願う のは身勝手な話なのだ。

そやから、まだ古い暮らしが残ってそうなとこを探して旅に出るんやけど、中国では だんだんそれも難しくなってきてると最近は思うようになった。

それはともかく、生憎の雨の中ではあったけど、もう少しこのあたり、奥の方まで 散策しておくべきであった。あとで調べると、真偽のほどはようわからんけど、 このあたりにはまだ昔ながらのディープな生活空間が残っているみたいだ。 翠微巷というらしい。 由緒ある史跡や建物がなくてもそういう暮らしが観れるんやったら是非とも見ておきたかった、 残念なり。 横の方に王陽明の記念館みたいなのがあった。貴州へ来たら王陽明はとても有名だ。 そやけど、「どやねん」って言われてもなあ? と言うことで雨の中をも一回、甲秀楼へ戻る。

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九度山暮らしのある日、「アベノハルカス美術館」へ「北斎展」を見に行った。

北斎展を見に行こうとしたのは2度目だった。チケットは事前に買っておいた。 行列必至の展覧会の場合、チケットを買うだけでも又行列があるんで少しは省略 できて楽になる。1度目は台風20号がやってくるその日だった。お昼頃、もう 雨はかなり強くて各地に被害が出始めている。台風の規模がデカいんで風も相当な ものになるはずやけどこの時点ではまだそれほどではない。まあ、こういう状況や からアベノハルカス美術館と雖もガラガラやろと高を括って出かけて行ったら、 ハルカスの展望台に行くエレベーターを降りたとたんえらい人混みが見えた。 まさかと思って近づいたら係員が只今40分待ちという看板をかかげながら大きな 声で場内整理をしてはる。見れば十重二十重ともいえる人たちが行列にならんで ちびちびと歩いてはる。こらあかんわ、行列を我慢して並んでやっと入っても 中ではもっと人が密集して殆ど見られへんと言う事態になるやろと諦めた。

それで今度は2回目、もうガラガラやろと思ったら相変わらず行列がある。しかし 何十分というほどではなさそう、実際、10分ほどでは入れた。

しかし、中は予想どおり混んでいる。展示は時代別、ジャンル別にまとめてるみたい。 やっぱり肉筆画がすごいなあ。 芸妓か遊女か、着物を着た女性の着物の柄の質感が素晴らしい。絞りの生地がふんわりと 手で触れてみたいほどだ。最前列で見ようと我慢しながら順番を待つ。ちびちびしか 進まへん。見入ってしまって動かへん人もいてる。そうするとその人の前に隙間が できて、そこにちゃんと割り込む人がいてる。あんまり秩序はできてないみたい。 浮世絵版画の下書きもすごい。美しい線が躍動してる。 主だった絵には、イヤホンで説明が聞けるしかけになっていてイヤホンを借りた 人たちがそこで結構長く立ち止まる。すると又行列が滞る。前が空く、誰かが 入り込む。順番どおり行ってたらとんでもなく時間がかかりそうだ。最前列では なくて、後ろから皆さんの肩越しに覗いておいて、ここぞと言うときにそういう 隙間を狙って前に入って見させていただくという作戦に変更しよう。 不思議なことか、今では当たり前なんか、北斎やから興味ある人が多いんか、 外国人の観客が多い。今時、不思議でもなんでもない。これはこれでいい。 だんだんと後半の作品になってきた。衰えをしらない筆力だ。というより、どんどん 新しくなる。 このへんになると結構観客がばらけてきている。 特に並ばなくても最前列に行き易い。 やっぱり北斎漫画を現物でみると迫力あるなあ。 釈迦の絵はすごい。繊細なようで力がある。優美なようでユーモアがある。 囲炉裏端でタヌキがくつろいでる絵がとてもいい。囲炉裏の煙がすばらしい。 卍老人と落款が入った絵はどれも面白い。とても惹かれる。 自画像やら老人の絵やらいろいろ興味津々だ。 混んではいたけどいいものを見させていただいた。 もし、時間があれば是非ハルカス美術館へ。

北斎を改めて見直したなあ。

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中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-28、西江千戸苗塞、娘さんにモデルを頼む。

早速中に入る。

なるほどこういう絵なんか、「農民画家」というのは、「農民を描く画家」なのか?

「農民である画家」が描いた絵なのか?

それはどっちでもええけど、ここがその方のギャラリー兼、農家民宿みたいな こともやってはるみたいだ。

ギャラリーをゆっくり見せていただいて、とても寛いでしまった。お茶を頂けないか とお願いすると快くお茶をだしてくれたんで更に寛いでしまった。 中から外の村の様子が一望できる見晴らしのよいテラスでお茶を頂く。 ここでなんぼでもゆっくりしてたい。こんなとこで泊まったらよかったなあと 思うくらいだ。そのうち、今回の旅行仲間の内で、本物の、わしらは偽モンやけど、 画家がいて、その人が、ここで誰か少数民族のお嬢さんにその衣装を着てモデルに なってもらわれへんやろかって言い出した。 で、さっそくガイドさんに頼んでもらう。 ちょうどいいお嬢さんがいた。家に戻って衣装を着てくるんで少し時間がかかる けどええかと言う。勿論何の問題も無い。 これは思わぬ展開になった。すばらしい。さっそく皆で思い思いにスケッチブックを 出して心の準備をする。いきなりモデルさんを前にスケッチするなんて経験が ないんでドキドキする。プロの画家はこういう風にいきなりモデルを頼んでスケッチ するなんてことをよくやってるらしい。同行の絵画教室に行ってる人達もプロの モデルを頼んでスケッチするのはよくあるらしい。 わしは未経験だ。 こわごわスケッチブックを持って待ってる。 ちょっと準備に時間がかかってるようだ。 やっと来た。

ええですねえ。 綺麗やねえ。それにとても存在感がある。 目に力があるなあ。 民族衣装がとてもいい。この村を歩いてたらよく民族衣装を着た女性を見かける けど大分違う。正式なやつと生活着との違いがあるようだ。これでもまだ全部 正式ではないと恐縮してはった。 てなことで皆さん一斉にスケッチを始める。 こういう機会はめったにないんで皆さん一生懸命だ。他の人がどんなん描いてはるか 気になるけど他人の事を気にしてる余裕はない。 わしの場合は目から描く。 一番強く描きたいとこから始めるのだ。中国で人物画の勉強をしたときもそういう 風に習ったような気がする。 そうすればうまくいくという話ではない。 ただの気分だ。

モデルになってくれたお嬢さんは殆ど身動ぎしない。こんなんに慣れてるわけでも ないやろけど真剣に対応してくれてるということだ。 ということで出来た。これそのものは帰ってから水墨で描いたものなんで、現地で 実際に描いたものとはちょっと違うけどまあええとしょう。 他の方達もどんどん出来ていく。 皆さん真剣に描きはった。 とてもええ経験やったと思う。 終わったら急にみなさん力が抜けてほっとしたようだ。 農民画家の画伯も出てきて皆で写真大会になってしまった。 わしも他の人に一杯とってもらったけどわしのカメラは不調やったんでこの場面は […]

中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-21、鎮遠の街でスケッチをしてみよう。

一通り街の様子がわかったんでスケッチに行こう。とりあえず又橋を渡って 対岸のお寺のある丘に登る。お寺のお堂の中でスケッチしたら雨に濡れずに済むんで 快適だ。 しかし、お堂のテラスは絶好の観光スポットでもある。おりからの中国人観光客が、 地元やから当たり前、次々と通り過ぎる、通り過ぎるだけやったらええんやけど、 ジロジロ見て行く。見て行くだけやったらええけど見ながら批評をたれてはる 人たちもいる。子ども達は話しかけようとしてくる。 ほっといてくれ! いや、ちょっと見て欲しい気持ちもないではない。褒めてくれたらなお嬉しい。 物事は複雑だ。 折角の風景も見飽きてきたんで下に降りる。 次は橋のあたりを描いてみよう。

中国の古鎮によくあるお堂付き、3階建のソリ屋根付きの橋だ。 おや、人だかりがしてる。 通り過ぎようとしたら何かおかしい。じっと動かへん人形みたいなのが立ってる。 けど人形ではない。わかった。人間が扮装してるんや。 顔も手足も真っ黒に塗って、清朝の時代の道学者みたいな服装を着て、じっと立ってて 時々、パントマイムみたいピクリと体のどこかを動かす。 簡単に言えば大道芸の一つみたいだ。 写真を撮りたい、一緒に写りたい人をつかまえていくばくかのチップを稼ぐ人のようだ。 一気に興醒めしてそばを通り抜ける。 中国の観光客はこういうのが大好き見たい。順番に写真を撮ってはる。 わしらは又市街地に向かう。 とある展示館を見つけた。なにかこの街の昔の様子を展示してるらしい。 無料みたいなんでするっと入ろうとしたら身分証をだせと止められた。あわてて パスポートを取りに戻ってやっと入れてもらう。 鎮遠の昔の様子が写真に撮られている。今、撮れるはずがないんで昔撮られたやつだ。 そのころ写真をとる技術がこのあたりにあってそれを駆使した人がいるというのも 驚きやけど、この風景はすばらしい。

いまこういう風景に出会えたら、わざわざ遠くまで旅をしてきた価値が大いにあったと いえる。

こんな風景やったらいくらでも絵に描きたいし、そのためにここに逗留したいとさえ 思うと思う。

綺麗になった街並みをみるよりはこっちの方がはるかにいい。 でもまあ、人々の暮らしを思えば、だんだんと今みたいになっていくのはやむを得ない ことやと思う。 いつまでも極端に不便で不衛生な環境では暮らしていかれへん。 郷愁は郷愁、生活改善は必然だ。 世の移ろいは止められない。 と言いつつ、今の風景も悪くはないんやけどね。

あれを見てしまうとね。

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ありがとうございました。

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たまには東京遊、嵐の前に「子規庵」へ。

鶯谷の駅に着いた。子規庵は10年ほど前に来たことがある。簡単、簡単駅から左手に 行ったらすぐにわかるって思ってたら駅前の様子がえらい変わってる。わしの記憶が まるでデタラメやったんか、道路もできて景色が変わってしまったんか様子がわからん。 しかたない駅前の交番で聞いてみよう。しかし、おまわりさんには先客がいてる。 外国人の観光客でなにかトラブルがあったようだ。時間がかかりそう。待ってる のも面倒くさい。とりあえず行ってみよう。 おや行き過ぎた。 もう仕方ない。ここならわかるやろと入った老舗そうな店で地図をいただいた。 これで大丈夫。なるほどやっと思い出した。ラブホテルばっかりが並んだ界隈の 真っ只中にある。

さすがにこの辺は外国からの観光客は見ない。ラブホテルに用がないんか、子規に 関心がないんか? 子規庵って、ただ家があるだけなんやけど、わしは何故か好きなのだ。 おりから糸瓜忌特別展示の最中だった。

薄暗い狭い空間は雨のせいもあってじめっとしてるけど不思議と心落ち着く場所だ。 これくらいの庭があって、これくらいと部屋があって、毎日、句を詠んで暮らすのは ええもんやろなあって思う。 厳しい病気さえなければ。 部屋の中は撮影禁止だ。庭にでよう。

この庭もとてもいい。特に、糸瓜の垂れ下がった縁側がある部屋がええ感じだ。 昔の、そのままではないとは思うけど、詩でも絵でもなんでも湧いて出そう。

奥の方にひっそりと彼岸花が咲いている。

糸瓜のさらに奥の向こう側に子規の記念グッズを売るお店がある。 そこで絵葉書の何枚か購入、ベトナム話でえらい盛り上がった。 子規庵の向かい側には、「中村不折書道記念館」がある。ついでにここにも伺う。 書のことは何もわからんけど、見てるだけで面白い。別館に入るとこれまた、 北魏の時代のやろか仏像、石碑のコレクションが素晴らしい。こんなんどやって 手に入れたんやろか? 資料によると子規が従軍記者として中国に行ってたとき、不折も行ってたらしい。 その縁で手に入れたんやろか? で、ちょっと一服したついでにネットにつないで台風情報とメールを見て見る。 台風は順調に近畿の向かって進んでるらしい。心配やなあと思いつつメールを 見ると、航空会社からキャンセルの案内が来てるではないか。 これはいかんどうしよう。 わかってたはずやのに直面してから焦り始める。 とりあえず東京駅まで戻って荷物を受けだして考えよう。 新幹線で帰るか? 明日まで待って飛行機で帰るか? 何にしても一旦航空会社に電話して状況を聞いてみよう。キャンセルチケットが どうなるかもわからへん。しかもわしの場合はマイルを利用したやつなんで制約もある。 今更やけど気持ちは焦ってきた。電話はつながらへん。 もう諦めて新幹線のチケットを買おうか? でももうちょっと頑張ってみよう。 受付には繋がってるけど、対応の順番待ちだ。こんな状況やから問い合わせが殺到 してるんやろ、我慢、がまん。 小一時間ほども、「・・・暫くお待ち下さい・・・・」を聞いて、やっと繋がった。 今からやと、15時30分のが取れるらしい。今で13時前だ。それなら余裕で空港まで 行ってのれる。しかし、ゆっくり飯を食ったりする暇はない。 まあよかった。とにかく空港に行こう。

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時々奈良遊、奈良県立美術館へ「不染鉄」展を見に行く。

最近、京都では結構でかい展覧会が始まりそうだ。絵も国宝や、超名品が沢山でる ように聞いている。すごいなあ。行きたいなあって思わんではないけど、あの行列を 考えるといやになる。2時間も3時間も並んで入る順番を待って、入ったら入ったで ちびちび進む列のあいだからチラチラ見るだけ。長居はできない。下手したら他人の 頭越しにちらっと覗くだけ。消化不良も甚だしい。しかも大抵の名品は見たことがある。 しかもゆっくり見たことがある。そんなやったらやめとこなんて思っている。 しかし、いい絵をじっくり見る機会は欲しい。そんな気分の時に、昔からの友人が FBに奈良県美術館で「不染鉄」展をやってるよってアップしてた。何それ?って、 わしは恥ずかしながら不染鉄なんて人を全く知らんかった。ちょっとネットで見て見た けどようわからん。ポスターの絵を見る限りはなんだか面白そうだ。 巨大な風景が俯瞰されて幻のように浮かび上がっている。詳細なようで、幽玄なようで、 繊細なようで靄もやのようで、とても気になる。 百聞は一見に如かずと言うではないか、とりあえず行ってみよう。 1 平日の近鉄奈良線は空いている。観光客もそれほどはいない。しかし、奈良駅に 着いてみると結構観光客が多い。特に欧米系の人たちが多いんではないやろか? 駅の改札や案内所に行ってどんどん質問してはる。こんなのええなあって思う。 外国にむかってどんどん開かれている。あんまり英語を苦にせんと相手できるように なってきてる。相手さんもあきらめんと食いついてくるようになってきてるようだ。 距離がどんどん縮まってきてるようでとてもええ感じだ。 天気はええし、心は穏やか、お昼ご飯はとても満足やったし、観光客が少なめの 奈良公園あたりを歩くのは気持ちが良い。 じきに県立美術館に到着する。

おや、入場料フリーって書いてある。しめしめ。 おや、待てよ、外国人だけではないか。中国人か台湾人のふりをして行ってみようか? 中国語で喋る振りしたら行けるんとちゃうやろか? やっぱり、それはせこいなあ。やっぱりちゃんと払おう。 で、中に入る。 おおっ、1点目からすごいやん。想像と全然違った。 墨の濃淡を大胆に使った大作だ。こんなんええなあ。すごいなあって感動する。 朦朧体とか片ぼかしの技法を使ってるっていう。 そして奈良の風景、唐招提寺や薬師寺のあたり、農村の中にとけこんで立つ寺院と 塔、農作業をする人たち、日暮れて家で憩う人たち、人と自然が見事に描かれている。 不染鉄が過ごした漁村や、農村、何気無い風景が、巨大な画布の上から立ち上がって来る。 極端に少ない色と線、思い切り迫って来る墨の濃淡。 こんなん描きたかったんやって思う絵が沢山ある。

それに、画賛が良い。よくあるような漢詩や漢文調の漢字文ではなくて、 普段の言葉であったり、簡単な散文、詩文であったり、普通の日本文で綴ってる のがとても好感がもてた。誰も読めない漢語を、今となってはよその国の言葉を 勿体ぶって並べるよりは、今の世の中で生み出す芸術なら今の世の言葉を使うべき ではないかと考えるからだ。 同じように、登場人物も昔の人ではなくて、今の人の姿であるのが好ましい。 かなりのスペースでかなりの作品を展示してるけど、見飽きることはなかった。 それより、是非、帰って絵を描くときの参考にと画集を買ってしまった。

ただ、帰ってよくみたら、当然かもしれんけど画集から伝わってくるものと、現場で みた感動とはかなり違う。墨の微妙な変化は印刷で表すのは難しいんやろと思う。 それでもよかったなあって思った。 しばらくは影響されまくりかもしれん。

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ありがとうございました。

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熊野古道、小辺路の旅05ー伯母子岳山頂へ。

今日はこのまま登り続けて、伯母子岳山頂を目指す。地図や先人の案内を見たら 山頂を通らんと迂回する道もあるようだ。しかし、しんどいけどせっかく来たんやから 山頂を目指したい。晴れてたら大峰山や大峰奥駆けの山々が見えるやろし、もしか したらええ具合に雲海が出るかもしれん。天気が悪かったら霧がかかってそれも また良しとする風景が見られるかもしれん。

頑張って行ってみよう。それにしてもひたすらの登りは結構きつい。 昨日から体調不調気味の友人の一人は今日も結構きつそうだ。普段は元気一杯、 体力抜群の人やのになぜか体調を崩していて遅れがちだ。 この仲間で毎年自転車旅行をしてるんやけどその時々によって体調の出来不出来が あって、誰かが不調になったりするんで、よくあることやとこの時点ではまだ 全く心配してなかった。 あとで結構えらいことになるとはこの時には思ってなかった。 で、やっと山頂まで行く道と迂回する道の分岐までやってきた。

こっちにいったら、山頂に登る道だ。

あっちに行ったら迂回する。

事前に友人と相談して、まだ元気な二人は山頂を目指して、不調気味の 一人は迂回路を通る。この道はこの先の山小屋のところで合流するはずやから そこで必ず他の人を待ってから又一緒に行動しようということに決めていた。 で、わしらは山頂を目指す。 結構あるなあ。だんだん頭が垂れてくる。ちらっと上を向いて、「あの角を曲がったら そろそろの筈や」、なんて何遍思ったことか、やっと見上げる上が明るくなって 木がなくなってきた。そろそろ着いたか。

さすがに頂上は見晴らしが良い。 しかし、残念ながら天気が悪いんで向こうが見えない。

雲海というよりもガスがでて眺望が効かないのだ。 おや、途中で追い越されたフランス人の人が先に着いて休憩してはる。

わしらはヒーヒー言うとるけど彼は余裕たっぷりだ。やっぱり2メートルもあると 山に登るのも楽みたい。 わしらもここで一休みしよう。大きな登りはこれで終わりだ。しかし、迂回した 友人と出会わんとあかんのであんまりぐずぐずもしとられん。 先に下ろう。 下りは登りより楽だ。しばらく歩くと分岐に着いた。

この小屋が待ち合わせ場所のはずだ。けどおらへん。

おかしいなあ。こっちのコースは平地みたいなとこやからわしらより早いはずや。 疲れたんで休みながら来てるんかなあ? とにかくここで待とう。 小屋に到着した時点で11時前、もう一時間以上待った。それでも現れへん。 「明らかにおかしい。何かあったんやろか?」 「わし、見て来るわ」と友人が動きだした。2人行くわけにはいかん。申し訳ないけど 1人で行ってもらう。 わしは1人で待つ。腰が痛い。ほとんど座るとこがない。気持ちも落ち着かへん。 いったいどうしたんやろ? 焦るばっかりや。 更に1時間ほどして様子を見に行った友人が帰ってきた。 「おらへん。何かあったんちゃうか?」 […]

中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-11、武陵源、十里画廊へ。

さてエレベータはガラス張りだ。ということは岩の中ではない。ということは 外が見える。

確かに良い景色がみえる。

かなりの時間乗ってたように思うけど、あっと言うまでもあったような気もする。 ついたら広場があって事務所があって、やっとトイレがある。このあたりの景色も なかなか面白い。

上から見てたのを下から見上げるという視点の変化が新鮮だ。

お猿さんも沢山いてはる。気をつけんとお菓子などをさっと持って行くのは日本の 猿とおんなじだ。愛嬌があって可愛いけどいたずら好きちょこちょことやかましい。

振り返ってみるとあれがエレベータなのだ。

景色がええはずやなあ。それにしても高い。ビルの何十階分もあるんとちゃうやろか? それで、ここから、トロッコ列車に乗る。

その行く手の窓から見えるのが十里画廊という風景区なのだそうだ。 つまり、十里も続く絶景風景があるということらしい。

もちろん歩いても行ける。トロッコ軌道沿いに遊歩道が設けてある。

ここでもいつものパターンが始まった。 あの岩は何にみえますか? そうですね。何かの形によく似てますねえ?

あなたの想像どおりではないかもしれん。 爺さんがおるとか婆さんがおるとか、何やったんやろ? さっぱり覚えてへん。

仲良し3姉妹?

画廊っていうけど全くそんな感じはしいへん。

変化に富んでるって言うたらそうかもしれんけど、見いへんよりは見た方がええけど 絶景というほどではない。ただ、首が痛い。

20分ほどで終わってしまった。 行き着いた先には何もない。又元にもどらんと次に行かれへん。トロッコで戻るか 歩いてもどるか? 同じトロッコに乗るんも味気ないけど歩いても同じ景色があるだけ、悩ましい。 結局、もう一箇所行ってみるかということでトコッロで戻る。 後はバスでもう一箇所。 ちょっと疲れたなあ。 行ったさきは森の中のキャンプ地みたいなとこ、

特にどうということはなかった。 最後は又バスの順番待ちをして麓に戻る。これで武陵源の観光はおしまいだ。

十里画廊風景区

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中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-07、武陵源、カラオケロープウエーへ。

今日は世界自然遺産、「武陵源」を見に行く。アバターという映画に、わしは見てないけど、 出て来たらしい。奇岩、奇観の風景だ。特に朝が早いと朝霧が立って雲間に見える 奇岩の林立する姿がとても印象的だ。今日は天気が悪いそうやから余計期待できるかもしれん。

しかし、ここは中国でも一二を争う観光地なんで朝一番のロープウエーの混雑が 一番心配ではある。 さすがにもう人がうろうろ気が焦る。

チケット売り場は予想よりは少ないかな?

ここから階段があって、延々と並ぶのだ。階段は結構傾斜がきつく距離もある。

前に来た時はここで3時間以上待ったという記憶がある。十重二十重に並んで全く動かない行列の中で とうとう誰が機材を持ち込んだか、事務所が不満封じに持ち込んだか、それはようわからんけど 俄かにカラオケ大会が始まって、皆さん自慢の喉で歌いまくってた、司会をする人も いたようなんで無秩序なマイクの奪い合いではなかったんやけど、タダでさえ お喋りでうるさいのにカラオケはもっとうるさくて閉口したことであった。 その間に列はジリジリと進んで時間凌ぎにはちょうどよかったけど、まあこの国では やることが凡人の想像力をはるかに超えると感心した。 今回は意外と早く、30分かからないほどで順番が回ってきた、1車6人座れる席にも 全員詰め込まなくても余裕を持って登って行く。写真を撮るには上側がいいか、下側が いいか、窓は右側がいいか、左がいいか、悩ましいけど悩んでる暇はない。 カラカラカラってロープウエーが登っていく。

おや、もう妖しい岩山が見えてきた。

これはやっぱり写真に撮っときたい。誰もがそう思う。狭い車内で皆さん体を 捻りながらカシャカシャやってる。 これで霧が出てたらええんやけどなあって思う。 山頂駅に着いたらちょっとした広場があってビューポイントになってるんでまずは そこに行こうとし出した頃、いきなり霧が出て来た。

これはええやんか。奇岩は奇岩でええんやけど、霧で微妙に隠されると又一層 味がでる。

霧が風に吹かれて千変万化する様は見ていて全く飽きない風景だ。

すこしずつ移動しながら見てると展望台があった。 さすがそこからの風景は良い。他の観光客も興奮して写真を撮りまくっている。

ながながとポーズを決めるまではその場所を 占拠するのが苛だたしい。見てるうちにどんどん霧が晴れて来た。

山の天気はいたずらものだ。風雅幽玄の眺めも一瞬の夢だったようだ。 からっと晴れた中でこの日の観光が始まる。

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ありがとうございました。

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